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企業情報ニュースリリース

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2019年4月1日
株式会社日立インダストリアルプロダクツ
取締役社長 小林 圭三

日立インダストリアルプロダクツ発足時の従業員向け社長メッセージ(要約)

  本日、4月1日をもって、私たちは日立グループの大型産業機器事業を担う「株式会社日立インダストリアルプロダクツ」として、新しいスタートを切りました。モノづくりのプロ集団として、市場やお客さまの期待に応えるプロダクトを提供する強いチームとなるため、私の考えを皆さんにお話しします。

(1)専業メーカーに対抗する強い事業体へ

  国内外の日立グループの大型産業機器事業を日立インダストリアルプロダクツに集約することで、製造・販売・サービス部隊が一体となって共通の戦略を描ける体制となりました。市場やお客さまのニーズに対応した強いプロダクトを迅速に開発・提供できる、より強固な事業体として、スピーディな経営判断や投資判断を行い、この先の成長をめざします。

(2)デジタルソリューションを支えるプロダクト

  市場・お客さまのモノづくりに対する期待は変化しています。その変化を捉え、収益力を高めていくためのキーワードとして、次の三つを掲げます。

  • ビルトイン(主機に組み込むキープロダクト)
  • コネクテッド(デジタル技術で、現場のプロダクトをその他の機器・設備・プラットフォームにつなぐ)
  • リカーリング(アフターサービスなどの循環型事業)

  鉄道車両用モーターなど、これまでは縁の下の力持ちの役割を担ってきました。これらビルトイン機器のセンシングデータを蓄積し、顧客設備とつなぐコネクテッドな製品を通じて、稼働状況の可視化や予兆検知サービスなども提供していくことで、お客さまとの関係を深め、リカーリングビジネスを拡げていくことができます。これが当社の強みとなります。

(3)製品開発力とグローバルサプライチェーン

  プロダクト事業の中で、最も重要なものは製品開発力です。日立グループの研究開発体制や高い技術力もフルに活用しながら、日立らしい、お客さまのニーズに合った新製品の開発に力をいれていきます。また、これからの10年間でモノづくりは大きく変わることが予想されます。既に工場の製造機能も、3Dプリンターから大型機械加工装置まで広がりを見せています。製品のコアとなる心臓部をどこで製作し、最終試験をどこで実施し製品に仕上げるのか、最適なグローバルのSCM(サプライチェーン管理)を構築し、強い製品を生み出していきましょう。

  今よりさらに強いプロダクト事業にすることを胸に、皆さんと一緒に成長する会社を一丸となって作っていきましょう。

会社概要

(1)名称 株式会社日立インダストリアルプロダクツ
(2)所在地 東京都千代田区神田練塀町3番地
(3)代表者の役職・氏名 取締役社長 小林 圭三
(4)事業内容 電機システム事業(高圧モーター、インバーター、UPS、PCS、産業用コンピュータなど)および機械システム事業(ポンプ、送風機、遠心圧縮機、試験機、小型無人搬送ロボットなど)に係る製品の開発・生産・販売およびサービスの提供
(5)資本金 100億円(株式会社日立製作所100%出資)
(6)主なグループ会社 株式会社日立アイイーシステム、株式会社日立テクノロジーアンドサービス、
株式会社日立ニコトランスミッション、株式会社日立プラントメカニクス、
日立ポンプ製造(無錫)有限公司、Hitachi Hi-Rel Power Electronics Pvt. Ltd.

以上

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