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企業情報ニュースリリース

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2019年3月12日
日立オートモティブシステムズ株式会社

グローバルリーダーをめざし、
ステークホルダーのための真の価値創造に向け事業体制を強化

  日立オートモティブシステムズ株式会社(社長執行役員&CEO:ブリス・コッホ/以下、日立オートモティブシステムズ)は、オートモティブシステム分野におけるグローバルリーダーをめざし、ステークホルダーのためのさらなる価値創造に向け、本年4月1日付で事業体制を強化します。
  これまで国内では事業部が、また海外では統括会社が担っていた事業責任を、4月からグローバルに製品分野軸で事業を展開する事業部やビジネスユニット(BU)が担っていく体制に変更します。また、日本を含めたグローバル各地域の地域統括機能の最適化およびグローバルファンクションを強化します。これにより、お客様に提供する価値を高め、新たなイノベーションの創出を加速していきます。

  近年、自動車を取り巻く業界では、電動化や自動運転などの新たな技術に対する開発競争が異業種の垣根を越えて激化し、併せてシェアリングやモビリティサービスといった新たな需要も世界各地で高まるなど、大きな変革期が訪れています。このように激しく変動している事業環境において、自動車部品サプライヤーに対しては、新技術やより高付加価値な製品など、お客様の企業価値向上に貢献する新たなソリューションをいち早く創出し、提供することが求められています。当社では、そのような要請に対応していくため、グローバルリーダーをめざし、ステークホルダーのための価値創造に向けて、ポートフォリオ再編による事業の最適化や競争優位性を高めるための事業戦略を推進しています。

  今般、その事業戦略に沿って、より迅速で効率的な事業推進を実現するため、3つのドメインにおいて事業体制を強化します。

ドメイン1「事業部・ビジネスユニット(BU)」:事業責任を製品分野軸の事業部に統合

  これまで国内では事業部が、また海外では統括会社が事業責任を担っていましたが、4月1日以降、事業戦略上重要な製品分野軸で括った事業部やBUがグローバルに事業責任を持ち、最適なリソースの配置を行いながら事業を運営します。
  また、ソフトウェア事業部の新設、従来の事業部のパワートレイン&セーフティシステム事業部およびシャシー事業部の再編、市販事業部の強化を図ります。BUを取りまとめる事業部は、BU横断で事業戦略を実行することで、より迅速で効果的な事業運営を展開していきます。また、各BUに営業機能をもたせ、お客様の新たなニーズに対するソリューションをより早く提供し、イノベーションを生み出すようリードしていきます。

ドメイン2「リージョン」: 地域統括機能の最適化

  新設する日本の地域統括を含め米州、欧州、中国、アジアの地域統括が、各地域で展開している工場とBUを横断する統括機能に集中し、高い業務品質の実現や生産性の効率化に向けてさらに注力していくことで各地域での事業最適化を支援していきます。

ドメイン3「グローバルファンクション」: グローバルファンクションの強化

  グローバルで一貫した基準や方針の展開を通じて、グローバル組織のガバナンスをさらに強化し、ビジネスのスケールメリットを追求することにより、効率的な事業運営をサポートしていきます。

[画像]図:事業体制の変更内容
図:事業体制の変更内容

以上

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