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企業情報ニュースリリース

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2018年2月26日

肥後銀行が次期基幹系システムのベンダーとして日立を採用

  株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭/以下、日立) は、このたび、株式会社肥後銀行(頭取:甲斐 隆博)の次期基幹系システムのベンダーとして採用されることとなりました。本システムは、Linuxで稼働するオープン勘定系システム*1です。従来のメインフレームの信頼性を継承したオープン基盤を採用し、銀行利用者のサービス品質向上や迅速な新商品・サービスの開発などを支援します。本システムの稼働開始は2019年5月の予定です。

*1
預金・為替・融資等の記帳決済系システムおよび商品・サービスの提供やシステム間の連携を行うハブ系システム

  今後も、日立は、継続的に先進技術を取り込んでいくことで、多様化する金融機関のニーズに柔軟に対応したバンキングソリューションを総合的に提供し、金融機関におけるサービス品質の向上や業務の効率化などを支援していきます。

次期基幹系システムの特長

1. 銀行利用者のサービス向上

  本システムでは、新たに開発するバンキングハブ*2を適用することで、FinTechなどに代表される外部の金融サービスなどとの容易な接続が可能です。銀行利用者のニーズや事業環境の変化に応じた多様な商品・サービスの展開を可能とするほか、今後は、他産業との異業種連携を含めた新たな価値創出を検討するなど、金融機関による地域経済への貢献を支援します。なお、本システムは、24時間365日稼働が可能なため、コンビニATMなどのサービス稼働時間の拡大をはじめ、営業店の立地やニーズに合わせた柔軟な店舗営業を実現し、銀行利用者の利便性を向上します。

*2
チャネルやシステム間の多種多様な連携を実現する新機能。

2. 事業継続性の強化

  本システムでは、日立が運営する堅牢性・信頼性を備えたデータセンターを活用して、国内2カ所のセンターにおいて、同様の本番運用が可能な構成を採用しています。万一の大規模災害時にも業務を停止することなく事業継続性のさらなる強化を図り、銀行利用者への安心・安全なサービス提供に努めます。

3. 経営の自由度と運用の効率化を両立

  従来システムの信頼性を継承したオープン基盤の活用とシステム構成のシンプル化により、経営戦略に沿った新サービスを柔軟かつ迅速に提供するとともに、さらなるシステム運用・保守の大幅な効率化が可能です。

関連情報

商標に関する表示

  • Linuxは、Linus Torvalds氏の日本およびその他の国における登録商標または商標です。
  • その他、記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の登録商標または商標です。

お問い合わせ先

株式会社日立製作所 金融ビジネスユニット 金融システム営業統括本部 [担当:浅海]
〒100-8220 東京都千代田区丸の内一丁目6番1号

以上

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