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企業情報ニュースリリース

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2017年3月31日

日立がDigitalGlobe社と総販売代理店契約を締結

世界最高レベル*1の高解像度衛星画像をさまざまな産業分野へ提供

   株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO: 東原 敏昭/以下、日立)と米国DigitalGlobe, Inc.(President and CEO: Jeffrey R. Tarr/以下、DigitalGlobe社)は、このたび、日本国内における総販売代理店契約を締結しました。本契約にもとづき、日立はグループ会社である日本スペースイメージング株式会社(代表取締役社長: 東 誠/以下、JSI社)を販売窓口とし、2017年4月1日より、日本国内のお客さまに対し、DigitalGlobe社が運用する5機の高分解能衛星による最高31cmの解像度*2の衛星画像提供サービスを開始します*3

  近年、商用人工衛星の画像データの活用が進んでいます。地球上のさまざまな場所を、一度に広範囲に撮影し、地上の状況や地形変化の把握などが可能な衛星画像データは、自然災害への危機管理、農場のモニタリングや報道における視覚的な引用情報など、さまざまな分野に活用範囲が拡大しています。

  今回のDigitalGlobe社との総販売代理店契約の締結は、商用衛星では世界最高レベルの31cmの解像度での撮影が可能な2機の衛星を含む5機の高分解能衛星の運用を行うDigitalGlobe社と、日本国内で多くの衛星画像データの販売実績を持つ日立との合意にもとづくものです。これにより、日立は官公庁、地方自治体、報道機関やゲーム製作会社など、幅広い分野への衛星画像提供サービス事業の展開が可能な体制を整えました。また、高解像度の衛星画像の活用で、大規模災害後の正確な被害状況の把握による早期復興支援や、農作物の生育状況に合わせた最適な農作業計画の立案など、お客さまの幅広い要望に応じたさまざまな衛星画像を提供します。

  日立は、JSI社を販売窓口として、お客さまの多様なニーズに合わせた衛星画像サービスを提供することで、さらなる事業の拡大をめざします。

*1
DigitalGlobe社HPより: https://www.digitalglobe.com/about/our-constellation
*2
DigitalGlobe社HP公開の衛星諸元より: https://www.digitalglobe.com/resources/satellite-information
なお、解像度とは画像における精細さを表します。31cm解像度の場合、1画素(ピクセル)には地上の31cm四方の情報が含まれていることを意味します。
*3
DigitalGlobe社が運用する5機の衛星のうち、2016年11月に打ち上げが成功したWorldView-4衛星により撮影された衛星の画像提供サービスは2017年度の開始を予定しています。

衛星画像サービスの提供イメージ

[画像]衛星画像サービスの提供イメージ

日本スペースイメージング株式会社の概要

(1)会社名 日本スペースイメージング株式会社
(2)本店所在地 〒104-0028 東京都中央区八重洲二丁目8番1号 日東紡ビル8階
(3)代表者 代表取締役 東 誠
(4)設立年月日 1998年5月11日
(5)資本金 490百万円
(6)事業内容 衛星画像製品の販売、衛星画像配信サービスおよび撮影サービス等
(7)株主構成 (株)日立製作所 51.0%、三菱商事(株) 43.9%、日本電気(株) 5.1%

衛星画像の販売窓口

以上

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