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2016年9月26日
東日本旅客鉄道株式会社
株式会社日立製作所

東京駅「JR EAST Travel Service Center」で
対話型ヒューマノイドロボットの実証実験を実施

～ロボットが訪日外国人のお客さまのご質問に答えます～

  東日本旅客鉄道株式会社(代表取締役社長:冨田哲郎／以下、JR東日本)と株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原敏昭／以下、日立)は、対話型のヒューマノイドロボットを活用した訪日外国人のお客さまとの質問応答の実証実験を、10月3日から10月28日にかけて、東京駅「JR EAST Travel Service Center(東京訪日旅行センター)」で共同実施します。
  JR東日本では、「グループ経営構想V(ファイブ)～限りなき前進～」において「無限の可能性の追求」を行動指針の一つとして掲げ、IoTやAI(人工知能)技術を活用した時代の先端を行くサービスの研究に取り組んでいます。
  今回の実証実験を通じて、駅空間でのロボットによる接客サービスを実現する上での技術的な課題を明確化させ、今後の研究開発に役立てます。

1. 実証実験の概要

東京駅丸の内北口の「JR EAST Travel Service Center」内にロボットとディスプレイを設置します。
ロボットは対話する訪日外国人のお客さまに合わせて、日本語・英語・中国語で質問応答します。
回答は、ロボットからの音声案内に加えて、併設したディスプレイ上に画像や動画で表示します。
アンケートや利用状況調査を通じてサービス内容を評価し、今後の実用化に向けた検討を行います。

2. ロボットが対応する主な質問

東京駅を発着する列車の案内
東京駅構内・周辺施設(外貨両替所、コインロッカー、トイレなど)
東京駅周辺の観光名所(東京スカイツリー、浅草、皇居など)

3. 実験で使用するロボットについて

本実証実験で使用するロボットは、公共スペースや商業施設などにおいて接客・案内サービスを行うことを目的に日立が開発したヒューマノイドロボット「EMIEW3」です。東京駅を利用する訪日外国人のお客さまの質問に回答できるよう、本実証実験向けにロボットによる駅空間での対話や案内の研究をJR東日本と日立が共同で行いました。