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企業情報ニュースリリース

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2015年7月24日
ホライズン・ニュークリア・パワー社
日立GEニュークリア・エナジー株式会社

ホライズン社と日立GEがウィルヴァ・ニューウィッドでサプライヤーイベントを開催

原子力発電所の新設による「数十年に一度」の好機に、地域内外企業からに数百名が参加

  ホライズン・ニュークリア・パワー社(以下、ホライズン社)と日立GEニュークリア・エナジー株式会社(以下、日立GE)は、7月23日に、英国アングルシー島(ウェールズ北西岸)のウィルヴァ・ニューウィッドにおける原子力発電所新設プロジェクトに関するサプライヤーイベントを開催しました。英国や北ウェールズ、アングルシーから数百社の代表者が、ランディドノーのヴェニュー・カムリーで開催されたサプライヤーイベントに参加しました。

  原子力発電所新設プロジェクトは、日立GEの協力の下、ホライズン社がアングルシー島で開発を進めており、建設段階から数十年にわたる運転期間中に、英国全土、ウェールズおよび地元の企業に大きな商機をもたらします。

ホライズン社の商務担当ダイレクターであるティム・イートンのコメント

「非常に多くの方々に参加いただき、地域および英国中の企業によるウィルヴァ・ニューウィッドのプロジェクトに対する期待の大きさが伝わってきました。これまでのプロジェクトの進捗は順調であり、本日は皆様のおかげで計画通りに進んでいることを報告できました。このような数十年に一度の事業を参加した皆様とともに成功に導きたいと思っています。」

  サプライヤーイベントには、約250社から350名を超える企業の代表者が出席しました。ホライズン社および日立GEの担当者は、将来の作業計画、求められる品質や規格、基準などの調達方針を説明しました。また、英国やウェールズ政府、アングルシー州議会のゲストスピーカーと共に、企業が利用できる支援制度などが議論されました。
  今回のイベントでは、企業がこのプロジェクトに取り組む際に必要となる知識や資格の取得を支援する技能取得会社や業界団体、教育機関による展示もありました。

日立ヨーロッパ社の原子力発電所プロジェクトユニット担当役員の臺(うてな)俊介のコメント

「ウィルヴァ・ニューウィッドのプロジェクトは、ウェールズおよび英国の企業にとって好機です。ホライズン社の事業を支えるサプライチェーンの構築において、常に適切な品質と作業を追求しています。本日のイベントでは、ホライズン社と共に、英国でサプライチェーンを構築するに当たり、日立GEの取り組みやサプライヤーに期待することについて説明する機会をいただきました。参加いただいたウェールズおよび英国の企業には、どこに商機があり、その好機を活かすためにどのように準備すればよいかを理解していただくことが大切だと考えています。」

補足情報

  • ウィルヴァでのホライズン社の開発は、北ウェールズに数十億ポンドの投資をもたらし、原子力発電所の運転時には、最大1,000人の雇用創出が見込まれています。
  • 日立ヨーロッパ社の原子力プロジェクトユニットは、ホライズン社が計画しているウィルヴァ・ニューウィッドの原子力発電所におけるEPCチームのリーダーとして、英国の日立GEを代表しています。

ホライズン・ニュークリア・パワー社について

ホライズン社は、英国内における新たな原子力発電所の建設を目的として2009年に設立され、2012年11月に日立製作所により買収されました。5,400MW級以上の原子力発電所をアングルシー島のウィルヴァとサウスグロスターシャー州オールドベリー・オン・セヴァーンに新設予定です。その建設段階では約4,000人(短期的には最大8,500人)、また発電所の運転開始以降は、サイト毎に、最大1,000人程度の雇用を創出することが見込まれています。
ホライズン社の詳細については、ウェブサイト(www.horizonnuclearpower.com)をご覧ください。

日立GEニュークリア・エナジー株式会社について

日立GEは、2007年7月に株式会社日立製作所とGEの合弁会社として設立された、原子炉関連設備の開発、計画、設計、製造、検査、据付、試運転、保全サービス、およびこれを統括するプロジェクトマネジメントを一貫して実施する体制を持つ世界トップクラスの総合プラントメーカーです。これまで建設中も含めて国内で23基の実績があります。この中で、とりわけ、最新の改良型沸騰水型原子炉(Advanced BWR/以下、ABWR)については全てプロジェクトに参画(国内運転開始済4基、国内建設中3基)しています。海外では、台湾の龍門原子力発電所向けに、主要な原子炉設備を納入しています。

以上

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