ニュースリリース

業界初*1の「W(ダブル)スキャン」システムで食品の重さと温度をはかって加熱ムラを抑える

過熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ」を発売

調理中の食材の様子が見やすい「明るい庫内」

*1

2015年7月発売。国内の家庭用電子レンジにおいて。「トリプル重量スキャナー」と「センター赤外線スキャナー」を搭載。当社調べ。

  日立アプライアンス株式会社(取締役社長:二宮 隆典)は、業界で初めて「W(ダブル)スキャン」システムを搭載し、食品の重さと温度をはかって、あたため、解凍時の加熱ムラを抑える過熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ」MRO-RY3000を7月中旬から発売します。
  従来製品*2は、3つの重量センサーで食品の重さをはかってオートで加熱を行っていましたが、本製品では、食品の温度をはかる「センター赤外線スキャナー」も搭載しました。これにより、食材の初期温度の違いによる、あたため、解凍時の加熱ムラを抑えます。例えば、冷凍保存していたひき肉もムラを抑えて解凍できるので、すぐにこねてハンバーグのたねが作れるなど、調理をより段取りよくできるようになります。また、庫内天面奥の中央部に配置した「センター赤外線スキャナー」により、例えば、マグカップの中の液面が低い場合などでも温度がスキャンできるので、適温*3にあたためられます。
  使いやすさの面では、白色の庫内塗装やLED庫内灯、大きな窓の採用で、調理中の煮込み具合や焼き色がよく見える「明るい庫内」としています。白色の庫内側面は、付着した汚れが確認しやすくふき取りやすい表面処理で、庫内底面の外して洗えるテーブルプレートとともに、清掃性にも配慮しています。なお、「Wスキャン」「明るい庫内」に加え、「ベーカリー機能」を搭載したMRO-RBK5000と、「Wスキャン」「明るい庫内」搭載(「スチームグリル」非搭載)のMRO-RV2000も同時に発売します。

*2

当社従来製品MRO-NY3000(2014年度モデル)。

*3

オートメニューであらかじめ設定した調理終了後の食品温度。あたためる飲み物や食品により設定温度は異なります。

新製品の主な特長<過熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ」MRO-RY3000>

1. 重さと温度をスキャンしてあたため、解凍の加熱ムラを抑える「W(ダブル)スキャン」システム【New】
2. 調理中の食材の様子が見やすい「明るい庫内」【New】
3. 「スチームグリル」での油を使わないいため物など「ヘルシー調理」も充実
4. 業界最大*4の総庫内容量33Lでも、本体高さ390mmのコンパクト設計【New】

*4

2015年6月9日現在。国内の家庭用電子レンジ(30L以上熱風循環式、システムキッチン用を除く)において。当社調べ。

型式および発売日

需要動向と開発の背景

  2015年度のオーブンレンジの需要は、約256万台(前年比103%)と消費増税の駆け込み購入による反動影響がなくなり、堅調に推移すると見込んでいます。その中で、プレミアム機種は全体の約1割を占め、ここ数年安定した需要が続いています(当社調べ)。
  今回、オーブンレンジのユーザーを対象に調査したところ、機種にかかわらず使われる頻度が高い、あたためや解凍機能について不満が多いことが分かりました。特にプレミアム機種のユーザーは、購入時に機能への期待感が高い分、あたためや解凍機能などに対する不満も高くなります(当社調べ)。そこで当社では、加熱ムラを抑え、調理もより段取りよくできるプレミアム機種を開発しました。また、調理中にドアを開けずに料理の焼き色や仕上がり具合を確認したいといったニーズが高いことを受け、庫内を明るく見やすくしています。

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