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企業情報ニュースリリース

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2014年5月28日
株式会社日立製作所
日立エレベーター・アジア社
日立リフト・インディア社

インド・ムンバイの高層住宅向けにエレベーター14台を一括受注

インド最高速*となる分速360mの超高速エレベーターなどを納入

  株式会社日立製作所(執行役社長兼COO:東原 敏昭/以下、日立)と、日立の東南アジア・インド・中東地域における昇降機事業の統括会社Hitachi Elevator Asia Pte. Ltd.(社長:Rolland Chua/以下、日立エレベーター・アジア社)およびHitachi Lift India Pvt. Ltd.(社長:海野 貴之/以下、日立リフト・インディア社)は、ムンバイに建設が進められている地上73階建ての高層住宅プロジェクトNathani Heights向けに、インド最高速となる分速360mの超高速エレベーター4台を含む14台のエレベーターを一括受注しました。

  Nathani Heightsは、インド西海岸に位置する主要都市ムンバイの中心地域に、2016年の竣工に向け建設が進められています。地上73階建てはムンバイにおける最高層住宅のひとつで、住居スペースのほか、商業施設、スポーツジム、プール、ミニシアターなども完備した高級住宅です。

  今回、日立が受注したエレベーターは、インド最高速となる分速360mのエレベーター4台を含む14台です。分速360mの超高速エレベーターには、地震などによる揺れを検知し最寄階に迅速に避難させる「地震時管制運転装置」や、乗り場で行き先階を予め登録することにより、行き先階ごとに乗客を振り分け、混雑緩和と輸送効率向上を図る「行先階予約システム」を採用しています。またこのほか、分速240mとインドで最も速い展望用エレベーター*1台を含む7台の高速エレベーターも納入する予定です。

  日立は、2008年1月に日立リフト・インディア社を設立し、インドにおける昇降機事業を開始しました。中国やシンガポール、タイに位置する日立の昇降機製造拠点などを活用しながら、これまで高級住宅、ホテル、オフィス向けに高速エレベーターを含む多くの案件を受注しています。最近では、ニューデリー、ムンバイ、バンガロール、チェンナイ、プネなど主要都市すべてで事業を展開しており、今後他の都市へも拡大する計画です。

  日立は、社会イノベーション事業のグローバル展開を強化しており、引き続き都市の縦移動インフラである昇降機事業の拡大を図っていきます。そして急速に拡大するインドでの昇降機市場に向けて、より安全で快適な高品質の製品を提供していきます。

  • * 2014年5月日立調べ。

受注したエレベーターの概要*

用途 住宅 商業施設
乗用 展望用 乗用・サービス 乗用
定格速度 360m/分 240m/分 240m/分 60m/分
積載質量 1,600kg 2,000kg 1,150kg
〜1,500kg
600kg
〜1,000kg
台数 4台 1台 6台 3台
  • * 「行き先階予約システム」は分速360mの4台に搭載されています。

Nathani Heightsの概要

用途 住宅、商業施設、駐車場
施主 Nathani Supariwala Realty
所在地 Mumbai Central, Mumbai, India
階数 地上73階、地下1階

[画像]Nathani Heights の外観(イメージ)

お問い合わせ先

株式会社日立製作所 都市開発システム社 カスタマー・サポートセンター
TEL:0120-508-104 (フリーダイヤル)

以上

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