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2013年11月21日
株式会社テレビ朝日
株式会社日立製作所

映像データを高セキュリティ化
テレビ朝日が新しい映像システムを採用

日立のデータ漏えい対策ソフトウェア「データプロテクトミドルウェア」を活用

  株式会社テレビ朝日(代表取締役社長:早河 洋/以下、当社)は、このたび、撮影した映像をデジタル化し、ハードディスクドライブ(以下、HDD)などの映像記録媒体に保存した映像データの高セキュリティ化を実現した映像システムを採用しました。現在当社のデジタイズセンターにてテスト運用を実施中で、2014年度早々に本格稼働させます。
  この映像システムには、株式会社日立製作所(執行役社長:中西 宏明/以下、日立)が開発したデータ漏えい対策ソフトウェア「データプロテクトミドルウェア」が活用されています。この映像システムによりデジタル保存された映像データは、暗号化されて保存されているため、「データプロテクトミドルウェア」を適用した映像システム以外では閲覧も編集もできません。そのため、絶対に漏えいさせてはならない映像データのセキュリティ対策をさらに強化することができます。
  なお、日立は「データプロテクトミドルウェア」のさらなる機能強化、操作性の向上を図り、放送業界をはじめ、金融・流通・交通などの分野における監視・防犯システム、医療診断画像を扱う医療システムなど、映像データのセキュリティ保護が求められる分野に、最適なシステムの提案をしていきます。

今回採用した映像システムの特徴

1.利便性を損なわずにセキュリティを強化

この映像システムの導入により、編集などの目的で映像をデジタイズセンターから貸し出す場合でも、情報漏えいや不正利用といったリスクを回避することができます。
また、「データプロテクトミドルウェア」の高速な編集処理技術により、暗号化されていない映像データとほぼ同等のスピードで編集処理できるため、現場での編集作業においても負荷なく作業が可能です。

2.既存のHDDなどが有効活用可能

「データプロテクトミドルウェア」は外部記録媒体であるHDDに適用できるため、HDDを新規購入することなく、既存で使用していたものを活用することにより、導入コストを最小限に抑制することができます。

システム概要

[画像]システム概要

日立の「データプロテクトミドルウェア」について

映像データの暗号化により、外部記録媒体でデータを持ち出す際のセキュリティと利便性を確保するためのデータ漏えい対策ソフトウェアです。日立独自の暗号化技術により、暗号化の前後でファイルサイズはほとんど不変で、映像データを高速に編集処理することができます。また、組織単位やファイル単位で暗号鍵を変えたり、暗号化強度を変えたりすることにより、高いセキュリティと柔軟なアクセス制御を実現します。
詳細は製品ホームページをご覧ください。

お問い合わせ先

株式会社テレビ朝日

広報部
〒106-8001 東京都港区六本木六丁目9番1号
TEL : 03-6406-1515

株式会社日立製作所

情報・通信システム社 サービスプロデュース統括本部

以上

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