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Hitachi

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2013年9月17日
株式会社日立製作所
OSIsoft, LLC

日立と米OSIsoft社、社会イノベーション事業における
製品開発やマーケティングなどでの協業の検討開始に合意

  株式会社日立製作所(執行役社長:中西 宏明/以下、日立)と、リアルタイムデータとイベント管理の基盤技術であるPI Systemを提供する大手企業、米国のOSIsoft, LLC(CEO:Dr. J.P.ケネディ/以下、OSIsoft社)は、本日、OSIsoft社がパリで開催するEMEA*ユーザーズカンファレンスにおいて、社会イノベーション事業における製品開発やマーケティングなどで協業を検討開始することに合意したことを公表しました。

*
EMEA: (Europe, the Middle East and Africa) : ヨーロッパ、中東およびアフリカ

  日立は、プロダクツ、サービス、ITを組み合わせたソリューションによりイノベーションを実現し、社会・お客様が抱える課題を解決する社会イノベーション事業のグローバル展開を加速しています。
  OSIsoft社は自社の製品であるPI Systemにより、多様な産業でプラント設備や機械などのさまざまなデータの収集と可視化を実現するリアルタイムデータソフトウェア基盤を提供しており、導入実績は、製造業やエネルギー、電力、ライフサイエンス、データセンター、設備などさまざまな業種で、110カ国、14,000以上のシステムがあります。

  今回の合意は、OSIsoft社のインフラストラクチャに、日立の技術に基づく付加価値を加えたソリューションで、顧客にもたらす価値を高め、また、市場により高いソリューションとしての価値を提供することを狙いとしています。

  今回の合意についての両社コメントは以下のとおりです。

日立 執行役専務 情報・通信システム社 社長 齊藤 裕(さいとう ゆたか)

  OSIsoft社のPI Systemは、マルチベンダーの現場機器向け情報収集システムとしてグローバル・デファクト・スタンダードです。OSIsoft社との協業を実現し、PI Systemと弊社のITとOT(Operation Technology)、そしてビッグデータとアナリティクスを通じて得られるインテリジェンスを組み合わせ、新たなソリューションとして提供することで、グローバルで新たな顧客開拓や既存顧客への大きなメリットを出していけると確信しています。

OSIsoft社 創業者およびCEO Dr. J.P.ケネディ

  日立の技術とOSIsoft社のリアルタイムデータインフラストラクチャの融合は、顧客および市場に価値をもたらす新しく、興味深い機会だと思います。

日立について

日立は、幅広い事業領域を有する企業グループであり、インフラシステム、情報・通信システム、電力システム、建設機械、高機能材料、オートモティブシステムなどの社会イノベーション事業に注力しています。グループ従業員は全世界で約32万6千人、2012年度の連結売上高は9兆410億円です。

  詳しくは、日立のホームページ(http://www.hitachi.co.jp) をご覧下さい。

OSIsoft社について

OSIsoft社 (www.osisoft.com) の提供する PI System は、リアルタイムデータとイベントを管理する企業インフラストラクチャの業界標準です。OSIsoft社のPI Systemは世界110 カ国で導入されており、製造業、エネルギー、公共サービス、ライフサイエンス、データセンター、建物・設備、およびプロセス産業で利用されています。PI Systemを導入している各国の企業や団体はPI System を活用することによりデータの保護を行い、企業全体の運転データ、製造データ、またはビジネスデータの可視化を実現しています。PI Systemを使用することで、ユーザーはアセット(資産・設備)管理、リスク緩和、各規制への準拠、プロセス改善、イノベーションの推進を行うことができます。また、ビジネス上の意思決定をリアルタイムに行い、ビジネスおよび市場のチャンスを見逃すことなく競争力を高めることができます。OSIsoft, LLCは、1980 年に設立されました。米国カリフォルニア州のサンレアンドロに本社があり、世界各国でビジネスを展開しています。株式は非公開です。

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