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  株式会社日立製作所(執行役社長：庄山 悦彦/以下、日立)と株式会社日立ビルシステム(取締役社長：橋 秀明/以下、日立ビルシステム)は、シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル(千葉県浦安市/以下、シェラトン)と共同で、そのロビーにおいて、3月6日(月)から12日(日)までの7日間、日立ヒューマノイドロボット「EMIEW(エミュー)」*1*2とシェラトンのオリジナルマスコットキャラクタ「ペントン」が一緒に子供向けのショーを披露する「『ペントン』＆ロボット『EMIEW』の仲良しステージ」を開催します。
  「『ペントン』＆ロボット『EMIEW』の仲良しステージ」は、「EMIEW」がホテルマンとして必要な言葉遣いやマナーをシェラトンのおもてなし係である「ペントン」から学ぶ、パフォーマンスショーです。ステージの「ペントン」とのやりとりのなかで「EMIEW」は人間に近い自然な声で話す「音声合成技術」や離れた場所からでもお客様の呼びかける方向や話す言葉を認識する「音声認識技術」、2体のロボットが連携してコンパクトで機敏に移動する「倒立二輪移動機構」など、その特長を披露します。
  また、今回のステージでは、「EMIEW」、「ペントン」、お客様が一体となって楽しんでいただけるような演出、音楽を盛り込んでいます。

  日立の「EMIEW」は人間に安全・安心や便利・ゆとりをもたらし、人の暮らしをサポートするロボットとして、2005年3月に開発されたものです。自律移動技術やマニピュレーション技術といった日立が得意とする技術を活かして、まわりの人や物体に衝突しない「安全性」と人の動きに合わせて移動できる「モビリティ」、加えて親しみやすいデザインを有することで「人間との共存、協調」を実現しています。昨年開催された愛・地球博では、会場内でデモンストレーションおよび展示を行い、好評を博しました。

  日立では、今回のステージがロボットの様々な可能性の実証や実用化に向けたさらなる技術向上につながると考え、今後もロボットの実用化に向けた研究開発を推進していきます。また、このステージを通じて子供達がロボットを身近に感じることで、科学への関心を高めていただくと共に、「人とロボットが共存する未来社会」を体感できる機会を提供していきます。

*1	「EMIEW」は、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(理事長:牧野力)の委託事業「次世代ロボット実用化プロジェクト プロトタイプ開発支援事業」の一環として開発されたものです。
*2	EMIEW：Excellent Mobility and Interactive Existence as Workmate

「ペントン」＆ロボット「EMIEW」の仲良しステージ概要

項目 内容 公演期間 2006年3月6日(月)から3月12日(日)の7日間 12:00、15:30の1日2回、各約15分のステージを開催します。 公演場所 シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル　2階ロビー * 入場無料 内容 ロボット「EMIEW」とシェラトンの「ペントン」によるロボットステージ、記念撮影など その他 混雑状況、ロボットの状態により公演を実施しない場合があります。

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