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  日立製作所 情報・通信グループ(グループ長＆CEO：古川 一夫、以下 日立)は、このたび、日立のセキュリティソリューション「Secureplaza」(セキュアプラザ)「情報漏えい防止ソリューション」の「電子割符シリーズ」のラインアップに、「メール割符」を追加し、10月21日から販売を開始します。
  「メール割符」は、秘密分散法*1を応用し、メールの本文と添付したデータファイルを自動的に複数のメールに分割(割符化)しての送信と、割符化された複数のメールを受信後に復元し、本文や添付したデータファイルの閲覧を可能とするメールソフトウェアです。本ソフトウェアは専用USBフラッシュメモリに搭載されており、専用USBフラッシュメモリをPCに差し込むだけで起動し、認証した後、すぐに利用することが可能です。
  「メール割符」が無いと割符化する前の状態に復元できないため、宛先の間違いなどによる誤送信や途中でメールを盗み見られることからの情報漏えいを防止し、高いセキュリティレベルを実現します。

*1

秘密分散法

:

電子情報を任意に分割(割符化)し、意味のない分散情報(以下、割符)にすることによりセキュリティを高める方法。 解読に必要な数の分割データを集めなければ解読できない仕組みであるため、高いセキュリティを確保できる。

「メール割符」の特長

1. 秘密分散法を応用した高いセキュリティ

セキュリティを確保したい重要な情報を記載したメールのタイトルを除く本文や添付したデータファイルを割符化し、送信します。利用には専用USBフラッシュメモリに搭載された「メール割符」が必要で、受信しても「メール割符」がないともとの状態に復元できないなため、高いセキュリティレベルを実現します。また、割符化する数は複数で、かつ、割符化されて送信されたメールもそれぞれが別ルートを経由しているため、メールを盗み見ることも困難です。さらに、受信した後も、「メール割符」を利用しなければ、割符化された状態で保存されているため、万が一PCが盗難にあっても、メールを復元できず、重要な情報の漏えいを防止します。

2. 容易な導入と手軽な操作方法

「メール割符」は専用USBフラッシュメモリに搭載されており、PCに差し込むだけで起動します。SMTPサーバやPOPサーバを利用したMicrosoft OutlookやOutlook Expressのメール環境であれば、複雑な設定をすることなく、自動的に利用可能となります。また、利用方法も、従来のメール環境と同様であるため、新たな操作方法を習得することなく、手軽に利用可能です。

  なお、「メール割符」は、2005年10月26〜28日に東京ビックサイトで開催される「セキュリティソリューション2005」において紹介します。

価格及び提供開始時期

製品名 価格 提供開始時期 メール割符(基本セット)*2*3 367,500円〜 (税抜：350,000円〜) 2005年11月1日

*2	基本セットの内訳	:	専用USBフラッシュメモリ(256MB)(メール割符基本ソフトウェア内蔵)、マニュアル、標準キッティング(USB保護領域100％設定、初期パスワード固定)の10ユーザーライセンス分。 なお、本価格には、PCの代金などは含まれておりません。
*3	稼働環境	:	Microsoft Windows XP Professional SP2及び Windows 2000 Professional SP4のoutlook/outlook express6 他のメールソフトウェアとの組み合わせは個別対応となります。

関連情報

セキュリティソリューション「Secureplaza」について

  「Secureplaza」は、1999年から提供している、ユーザーに必要な情報ライフラインのセキュリティをワンストップで実現するセキュリティ・ソリューションです。ソリューションは段階的に導入できるように9ステップに分類しており、ユーザーのセキュリティレベルに合わせて必要なステップだけを選択することもできます。

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お問い合わせ先

株式会社 日立製作所 情報・通信グループ IDソリューション事業部
電子割符本部 [担当:平川、隈元]
〒140-8573 東京都品川区南大井6丁目26番2号 大森ベルポートB館
TEL : 03-5471-2804 (ダイヤルイン)

warifu_et@ml.itg.hitachi.co.jp(メールを送る)

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