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  日立製作所 情報・通信グループ(グループ長＆CEO：古川　一夫／以下、日立)は、このたび、岡山リサーチパーク(岡山市)内の「日立システムプラザ岡山ビル」に、2号館の建設を決定しました。完成後、「日立アウトソーシング岡山センタ2号館」を開設します。これにより、1999年に開設した1号館と合わせると岡山のデータセンタの床面積は現在の2倍となります。日立は、拡大するITアウトソーシングのニーズに対応した高信頼・高品質のアウトソーシングサービスを提供し、ITアウトソーシング事業のさらなる拡大を図ります。なお、2号館は本年12月1日に着工し、2006年11月からサービスの提供を開始する予定です。

  企業の社会的責任(CSR)が問われる時代となり、いかなる時も安定的にビジネスを継続する取り組みが求められております。また、企業活動におけるIT依存度の高まりもあり、大規模災害等の影響を最小限にとどめるための事業継続マネジメント(BCM)によるシステムバックアップなどの新たなアウトソーシングサービスへの期待も高まっています。

  日立は1994年からITアウトソーシングサービスを開始しています。現在では、日立グループ全体で1,200社を超えるお客様にサービスを提供しています。顧客システムの運用受託や災害時センタバックアップサービスの提供拠点として、磯子センタ(横浜市)、南港センタ(大阪市)、岡山センタ(岡山市)を含め全国19ヶ所にデータセンタを設置し、増大するアウトソーシングサービスの需要に対応してきました。今回、国内で直下型の大地震の被害や風水害などの天災が最も少ない地域・地盤環境の1つである岡山地区に2号館を建設し、データセンタを拡張します。

  今回建設する2号館は、過去の国内最大級地震にも耐えうる基礎免震構造や二重化電源設備等を採用した高信頼性建物設備、指静脈認証による入退出管理や追尾型カメラを採用した万全のセキュリティ設備など、業界トップレベルの安全性・信頼性を有するコンピュータ専用ビルです。またISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)認証を取得し、FISC*の「金融機関等コンピュータシステムの安全対策基準」に準拠した、高信頼・高品質のアウトソーシングサービスを提供します。

*	FISC：財団法人 金融情報システムセンター

「日立アウトソーシング岡山センタ2号館」の概要(数値は計画値)

所在地 岡山市 「岡山リサーチパーク」内 敷地面積 平地5,247m2(既設用地含め、平地9,815m2) 延床面積 4,919m2(既設建物含め、9,780m2) 建物構造 鉄骨造(免震構造)、電磁波シールド構造 建物規模 地上4階、高さ21m

岡山リサーチパークについて

  岡山県が県内産業の高度化・高付加価値化を進めるために「地域産業の高度化に寄与する特定事業の集積の促進に関する法律」(旧「頭脳立地法」)に基づく特定事業の集積拠点として整備した用地です。

お問い合わせ先

株式会社日立製作所 情報・通信グループ アウトソーシング事業部
ビジネスイノベーション営業本部 [担当:大塩]
〒140-8573 東京都品川区南大井6丁目26番2号 大森ベルポートB館
TEL : 03-5471-2223 (ダイヤルイン)

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