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  日立製作所　情報・通信グループ(グループ長＆CEO：古川一夫、以下、日立)は、統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony(ブレードシンフォニー)」において、高速なFSB(フロント・サイド・バス)*1667MHzに対応した最新の64ビットプロセッサ インテル® Itanium® 2 プロセッサ(1.66GHz)を世界で初めて搭載したサーバモジュールを新たに製品化し、7月21日から販売を開始します。
  このサーバモジュールを搭載した「BladeSymphony」は、コンピュータの浮動小数点演算の性能を表す指標として広く用いられているSPEC CFP2000ベンチマークにおいて世界最高の処理性能*2を達成しました。FSB 667MHzに対応したインテル® Itanium® 2 プロセッサの搭載は、日立がメインフレームで培った高速化論理設計技術やプリント基板の実装技術を適用し、独自に開発したチップセットにより実現しています。

*1	メモリサブシステムや拡張バス、入出力インタフェースなど、プロセッサの外側にあるデバイスを接続するための伝送路
*2	SPEC CFP2000における、あるタスクを実行する速度を測定するSPECfp_base2000 (測定値：2,801) と、ある時間内に実行できるタスクの数を測定するSPECfp_rate_base2000 (測定値：56.7、2way構成時)で世界最高性能を達成 (2005年7月19日現在)

  本製品は、FSBを高速化し、プロセッサとメモリ間のデータ伝送速度を向上したことにより、メモリ帯域幅の実効性能は、FSB 400MHzのサーバモジュールに比べて最大35%の向上を実現しています。これにより、大量のメモリを使用する大規模なデータベース処理や、必要なデータ全てを共有メモリ上に保持するインメモリ型のトランザクション処理、大規模かつ複雑な計算が必要な科学技術計算など、大容量のメモリを活用し、大量のデータ処理を行う用途において優れた処理性能を発揮します。

  今回の発表にあたり、インテル株式会社 代表取締役共同社長 吉田 和正氏は次のように述べています。
  「インテルはこの度、667MHz フロント・サイド・バスに対応した最新のインテル® Itanium® 2 プロセッサ搭載サーバモジュールの製品化、および同サーバモジュールによる世界最高性能達成に関する日立製作所の発表を、大変喜ばしく感じております。インテル® Itanium® 2 プロセッサは、ミッション・クリティカル環境に必要とされる高い信頼性と性能、優れた価格性能比、およびオープン・プラットフォームによる多様な選択肢を提供することにより、企業の基幹システムやハイパフォーマンス・コンピューティング分野における導入が急速に進んでいます。インテルは今後も日立製作所と協力し、増加の一途を続ける企業コンピューティングに対する要求に応えるべく、プラットフォーム全体の技術革新を推進してまいります。」

新サーバモジュールの価格と出荷時期

概要 価格*3 出荷時期 プロセッサ FSB 667MHz対応 インテル® Itanium® 2 プロセッサ 3,559,500円〜 (税抜3,390,000円〜) 7月29日 動作周波数 1.66GHz プロセッサ数 標準1/最大2 キャッシュメモリ 3次：9MB/CPU メインメモリ容量 最大32GB

*3	インテル® Itanium® 2 プロセッサ(1.66GHz)×1、メモリ2GB、ディスクなし、OSなしの構成
*	サポートOS ：	Microsoft® Windows Server™ 2003, Enterprise Edition for Itanium-based Systems 日本語版、Red Hat Enterprise Linux AS 3、4 (IPF) (AS 4は、2005年9月末から対応予定)、HP-UX 11i v2(2005年度第4四半期から対応予定)
*	新サーバモジュールでの「サーバモジュール間SMP(対称型マルチプロセッサ)機能」は10月末からサポート予定

他社商標注記

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お問い合わせ先

株式会社 日立製作所 情報・通信グループ
エンタープライズサーバ事業部 企画部 [担当:庄山、喜多村]
〒259-1392 神奈川県秦野市堀山下1番地
電話 : 0463-87-6786 (ダイヤルイン)

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