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このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、お問い合わせ一覧をご覧下さい。

2005年1月18日

10Gbit/s CWDMシステム「AMN6200」を販売開始

大容量伝送に増幅器が不要なCWDMを適用しコスト低減を実現

 
10Gbit/s CWDMシステム 「AMN6200」
 
 

  日立製作所 情報・通信グループ(グループ長&CEO:古川 一夫、以下 日立)は、このたび、メトロ・アクセスエリアネットワーク*1、企業ネットワーク向けに光信号の波長多重技術*2を用いて、インターネットサービスやデータストレージなどの大容量伝送を行う10Gbit/s CWDM*3システム「AMN6200」を開発し、2月2日から販売開始します。
  本システムは、10ギガビットイーサネットまたは1ギガビットイーサネットの光信号を1心双方向で最大8波長まで多重伝送することができます。これにより、光ファイバーの本数の削減、運用コストの低減が可能になります。

 
*1 メトロ・アクセスエリアネットワーク:
  都市部内や市街地を結ぶメトロ領域、ユーザーと通信事業者を接続するアクセス領域のネットワーク。
*2 波長多重技術:
  異なる波長の光信号を1本の光ファイバーで伝送する技術。
*3 CWDM(Coarse Wavelength Division Multiplexing):
  粗密度波長多重。波長間隔を数10nm以上と広くとり、8波長程度とした波長多重伝送(WDM)で、構成部品の波長制御を簡略化できるため低コスト部品で構成できる。
 
 

「AMN6200」の特長

1. 10Gbit/sでの長距離伝送が可能
  10ギガビットイーサネット信号受信部への誤り訂正機能、高分散耐力機能*4の搭載により、一般にWDM伝送において10〜50km程度だった伝送距離を、分散補償ファイバー*5や光アンプ*6などを使って増幅することなく80km以上にしました。また、従来の波長多重伝送システムに比べ、CWDM伝送を適用することにより光源*7、光フィルター*8などの部品コスト低減が図れ、低価格なネットワーク提供を可能にします。

 
*4 高分散耐力機能:
  光信号が光ファイバーを通る間に波長が異なることに起因した波形歪み(分散)を発生させるが、この波形歪みに対し伝送品質を安定化させる機能。
*5 分散補償ファイバー:
  伝送路光ファイバーによる分散の発生を、逆特性を有する光ファイバーで補償する機能、部品。
*6 光アンプ:
  光ファイバー伝送後の減衰した光信号を、光のまま増幅する機能、部品。
*7 光源:
  波長多重信号送信用レーザー。
*8 光フィルター:
  光ファイバー伝送後の減衰した光信号を、光のまま増幅する機能、部品。
 

2. プラガブル光モジュールによる柔軟なシステム構成が可能
  インタフェース種別は、1ギガビットイーサネット、10ギガビットイーサネットともにプラガブル光モジュール*9を採用することにより、接続するルータなどの規格に合わせた光モジュールが選択できるため柔軟なシステム構成が可能です。また、任意の位置にインタフェース盤を実装できるユニバーサルスロット方式の採用により、インタフェース種別によらず自由に組合せて搭載が可能です。

 
*9 プラガブル光モジュール:
  電気/光変換を行う回路部分を着脱可能(プラガブル)にしたタイプの光モジュール。このタイプを使うことにより、信号規格変更や、保守等の点で柔軟な対応が可能となる。
 

3. コンパクトな装置構成で省スペース化を実現
  19インチ3Uのコンパクトな装置に、1心8波長伝送システムを最大で4システム搭載することができるため、局舎やデータセンターにおける設置スペース削減が可能です。

4. 充実した監視システム
  Telnet*10、SNMP*11といった標準的なプロトコルを使った遠隔制御ができるため、装置状態監視とループバック機能*12による障害切り分けを迅速に行うことが可能です。

 
*10 Telnet:
  遠隔地にあるネットワーク接続されたコンピュータへ接続するための仕組み。
*11 SNMP(Simple Network Management Protocol):
  TCP/IPネットワークに接続された機器を、ネットワーク経由で監視、管理するためのプロトコル。
*12 ループバック機能:
  通信回線の診断方法。受信側から送信側へデータを送返して機器が正常稼動しているかどうかを確認する。
 
 

価格

 
製品名 システム構成*13 価格
AMN6200
1ギガビットイーサネットインタフェース
1ポート収容
976,500円〜
(税抜930,000円〜)
10ギガビットイーサネットインタフェース
1ポート収容
2,446,000円〜
(税抜2,330,000円〜)
 
 
*13 システム構成:
  本体、監視制御部、波長多重分離部含む。
 
 

他社商品名称に関する表示

 
  • イーサネットは富士ゼロックス(株)の商品名称です。
  • その他、記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
 
 

お問い合わせ先

株式会社 日立製作所 情報・通信グループ ネットワークプラットホーム事業推進室 [担当:野田]
〒244-8567 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地
電話 : 045-862-7300 (内線4033)

 
 

以上

 
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