ヘッダをスキップ  Global Sites
    お問い合わせ    ニュースリリース    サイトマップ Japan Site
ここからグローバル・ナビゲーション |  ホーム  |  製品・サービス  |  日立について   |グローバル・ナビゲーションここまで


ページタイトル

ニュースリリース

印刷される方はこちらをご覧ください(PDF形式、129Kbyte)


ここから本文
 
このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、お問い合わせ一覧をご覧下さい。
 
2004年6月23日
 

通信と情報システムを融合するソリューション
「CommuniMax」を体系化

「IPテレフォニー事業推進センタ」を中心にIPテレフォニー事業を本格展開
 
 
 
  日立製作所 情報・通信グループ(グループ長&CEO:古川 一夫、以下 日立)は、このたび、IP電話などの通信システムとグループウェアなどの情報システムを融合することにより、企業におけるオフィスコミュニケーション環境の整備と業務の効率化や生産性向上を実現するソリューション「CommuniMax(コミュニマックス)」を体系化し、6月25日から提供開始します。本ソリューションは、IPテレフォニー分野における業務システム連携、IPv6対応、セキュリティ対策などを最新の技術で実現するとともに、ワンストップでの提供を可能にしました。IPテレフォニー事業は、当社の業務システム、ミドルウェア、ネットワークの事業部門と各グループ会社から専門家を結集して本年5月に設立した「IPテレフォニー事業推進センタ」を中心に本格的展開を図っていきます。
  今後は、2006年までに日立グループ全体で約500人の営業/SEや各地の販売会社、特約店、販売パートナー企業と連携し、事業規模を拡大していく計画です。
 
  今日、オフィスコミュニケーション環境は大きな転換期を迎えています。企業においてはIP電話や電子メールなどの充実した通信機能を活用し、コスト削減を図るとともに、社内、企業間のコミュニケーションの効率化による従業員の機動力、生産性の向上により企業の活性化を図るため、ネットワークのブロードバンド化、音声のIP化、音声と情報システムとの融合へのニーズが増大しています。
 
  今回、交換機、電話機などの音声通信分野、ルータ、スイッチなどのIPネットワークといった通信分野、CRM*1、ERP*2をはじめとした業務システム構築などの情報システム分野、携帯電話、PDAなどのユビキタスアクセス(情報端末)分野などでこれまで培ってきた日立グループの技術力とノウハウを結集し、「CommuniMax」として体系化し、コンサルテーションから設計・構築・運用・保守までワンストップで提供します。
  具体的には、企業毎のビジネススタイルの変化に応じた最適なIPテレフォニーシステムの導入を行う「IP電話化ソリューション」、携帯電話、PDAなどのユビキタスアクセスを活用し、利便性の向上を図る「ユビキタスコミュニケーションソリューション」、情報IPテレフォニー技術を使って工場など現場業務の生産性向上を図る「業種/業務向けソリューション」、TV会議やグループウェアとIPテレフォニーシステムを連携させてオフィス内の生産性向上を図る「オフィスコラボレーションソリューション」を提供します。これらにより、例えば、音声通信をVoIP*3化し、留守番電話のメッセージを録音して電子メールに転送するボイスメール機能やグループウェア上で電話帳などの電話番号をクリックすることで電話をかける機能などを提供します。
  さらに業務アプリケーションシステムとの連携においては、IPテレフォニーサーバやソフトフォン*4上のAPI*5にオープン性の高いJavaTM*6技術を採用することで、日立グループ内だけではなく、各種業務アプリケーション開発を行うベンダーとも協調します。これにより、企業のニーズに合ったIPテレフォニーシステム構築サービスをよりスピーディに提供可能となり、企業ではビジネスのスピードアップを図れるとともにより多様なワークスタイルが実現可能となります。
 
 
*1 CRM: Customer Relationship Management
  情報システムを応用して企業が顧客と長期的な関係を築く手法。詳細な顧客データベース を元に、商品の売買から保守サービス、問い合わせやクレームへの対応など、個々の顧客とのすべてのやり取りを一貫して管理することにより実現する。
*2 ERP:Enterprise Resource Planning
  生産や販売、在庫、購買、物流、会計、人事/給与などの、企業内のあらゆる経営資源を有効活用しようとの観点から、これらの経営資源を企業全体で統合的に管理し、最適に配置・配分することで効率的な経営活動を行っていこうという経営手法・コンセプト。
*3 VoIP:Voice over Internet Protocol
  インターネットやイントラネットなどのTCP/IPネットワークを使って音声データを送受信する技術。社内LANを使った内線電話や、インターネット電話などに応用されている。
*4 ソフトフォン
  インストールすることでPCや携帯情報端末をIP電話機として利用することができる音声通信用アプリケーションソフトウェア。
*5 API:Application Program Interface
  あるOSやミドルウェア向けのプログラム開発をする際に共通して利用する命令や関数およびそれらを利用するためのプログラム上の手続きを定めた規約の集合。
*6 JavaTM
  Sun Microsystems,Inc.が開発したオブジェクト指向のプログラミング言語。
 
 

「CommuniMax」のメニュー一覧

 
メニュー 概要 価格 提供
時期
IP電話化ソリューション ・通信、運用管理のコスト削減を実現する
・拠点内電話回線のLANへの統合を可能にする
個別見積 2004年
6月25日
ユビキタスコミュニケーションソリューション
  ユビキタスアクセスソリューション 無線IP情報端末を利用し、いつでも、どこでも各種コミュニケーションを図ることを実現可能とする 個別見積 2004年
6月25日
業種/業務向けソリューション
  PHSブラウジングソリューション ホテル、病院、工場などの現場で、利用場所を意識せずデータベース検索や業務連絡の送受信などを可能にする 個別見積 2004年
6月25日
IPコンタクトセンタソリューション ロケーションに依存しない分散コンタクトセンタ実現によるTCO削減を行う
オフィスコラボレーションソリューション
  TV会議ソリューション 移動コストや時間の削減、即時会議開催により意思決定のスピードアップを図る 個別見積 2004年
6月25日
グループウェア連携ソリューション ・グループウェアとIP電話の連携でオフィスの業務効率化を実現し知的生産性向上を図る
・メールやポータルサイトとIP電話の連携を行う 他
個別見積 2004年
12月
 
* 「CommuniMax」には、IP-PBX、IPテレフォニーサーバなどのIPテレフォニー関連機器、ルータ、スイッチなどのIPネットワーク機器、無線基地局などのネットワーク設備、PC、PDA、IP電話機などの端末およびグループウェア、業務システム連携のためのミドルウェア、システム運用管理ソフトウェアなどが含まれます。
 
 

「CommuniMax」の特長

 
  「CommuniMax」はシステム連携による新たな価値の「共創」、膨大な規模のシステム拡張を可能とする「発展」、高信頼でセキュアなシステムによる「信頼」の3つの価値を提供する日立のサービスプラットフォームコンセプトHarmonious Computingに基づいています。
  なお、今回提供するソリューションの強化ポイントは以下のとおりです。
  1. システム連携
      IPテレフォニーシステムとグループウェア「Groupmax」や他社のグループウェア製品との連携、また、コラボレイティブEビジネスプラットフォーム「Cosminexus」やJavaTM技術などによる業務システムとの連携により、オフィスの生産性向上を図ります。
  2. IPv6対応
      IPv6対応で実績のあるギガビットルータ等を活用するため、IPsec*7を標準装備したIPv6のセキュリティ機能、プラグアンドプレイ*8のような簡易な環境設定の機能を活かしてTV会議システムを始めとしたセキュアなオフィスコミュニケーション環境を実現します。
  3. セキュリティ対策
      日立セキュリティソリューション「Secureplaza」を活用し、ネットワークインフラとしてのセキュリティを確保するとともに、音声通信の信頼性強化のためのセキュリティ機能を実装することによって、音声をIP化したことによる盗聴・改ざんなどのセキュリティ面での不安を解消できます。
  4. 運用管理
      統合システム運用管理ソフトウェア「JP1」によるネットワーク管理を始め、資産/配布管理、ジョブ管理、セキュリティ管理など実績のある機能にネットワーク性能評価などの機能を強化し、トータルなオフィスコミュニケーション環境でのシステム環境全体の運用管理にかかる作業負担を軽減します。
*7 IPsec: Security Architecture for Internet Protocol
  インターネットで暗号通信を行なうための規格。IPのパケットを暗号化して送受信するため、TCPやUDPなど上位のプロトコルを利用するアプリケーションソフトは意識する必要はない。
*8 プラグアンドプレイ(Plug&Play)
  Plug(差し込む)とPlay(動作する)するように、自動的に適切なコンフィグレーションを行う機能。
 
  なお、6月30日〜7月2日に幕張メッセで開催される「Networld+Interop 2004 TOKYO」の日立ブースで、今回発表したソリューションを紹介する予定です。
 
 

他社商品名称に関する表示

 
Java 及びすべてのJava関連の商標及びロゴは,米国及びその他の国における米国Sun Microsystems, Inc.の商標または登録商標です。
その他の記載の会社名、製品名はそれぞれ会社の商標もしくは登録商標です。
 
 

お問い合わせ先

 
株式会社 日立製作所 情報・通信グループ ネットワークソリューション事業部
IPテレフォニー事業推進センタ [担当:秋葉]
〒212-8567 神奈川県川崎市幸区鹿島田890 日立システムプラザ新川崎
電話 : 044-549-1698(ダイヤルイン)
 
 
以上
 
アドビ・リーダーのダウンロード PDF形式のファイルをご覧になるには、Adobe Systems Incorporated(アドビシステムズ社)のAdobe(R) Reader(R)が必要です。
 
本文ここまで


日立トップページへ

検索 by Google

 > 詳細な検索
ここからローカル・ナビゲーション
ニュースリリース総合

経営

決算

コメント

人事

研究開発

電子デバイス

情報通信

電力・産業システム

計測器・半導体製造装置

デジタルメディア

白物家電

新規事業ほか
ローカル・ナビゲーションここまで




ページトップへ

 
ここからフッタ  | サイトの利用条件 | 個人情報保護ポリシー | 更新履歴 | フッタここまで

© Hitachi, Ltd. 1994, 2004. All rights reserved.