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2004年5月31日
 

ユニバーサルデザインによる使いやすさの進化と
さらなる省スペース化を図った
昇降路一体型エレベーター「ステーションエースU」を発売

 
 
 
  日立製作所 都市開発システムグループ(グループ長&CEO:角田義人/以下、日立)は、ユニバーサルデザインにより、使いやすさを進化させるとともに、従来機種よりもさらなる省スペース化を図った、駅向け昇降路一体型エレベーター「ステーションエースU」を6月1日から販売開始します。昇降路一体型エレベーターは、あらかじめ工場で昇降路とエレベーターを一体製作し、分割ユニットとして搬送・設置するため、工事期間を大幅に短縮できます。
 
  2000年11月の「交通バリアフリー法」(高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律)の施行などを背景に、新たに建設される駅だけでなく、既存の駅へのエレベーターやエスカレーターの設置が増加しています。また近年では、高齢者や身体の不自由な方々をはじめとしたすべての人に使いやすくという「ユニバーサルデザイン」の考え方に基づいた製品・サービスの提供が盛んになっており、エレベーターについても、利用する人々の多様なニーズへの対応が求められています。
  しかしながら、既存の駅では、駅舎やプラットホームのスペースが限られており、十分な通路幅や無理のない動線の確保が困難なことから、エレベーターの設置が見送られている場合があるなど、エレベーターのさらなる省スペース性や様々な駅舎レイアウトへの対応が必要とされています。
 
  日立では、こうしたニーズに応えて、操作ボタンをはじめとして細部まで使いやすさに徹底的にこだわることで、ユニバーサルデザインを機能とデザインに反映させ、かつ昇降路外形寸法やピット深さを従来機種に比べ大幅に縮小した、駅舎向け昇降路一体型エレベーター「ステーションエースU」を発売します。
 
  「ステーションエースU」は、車いすでの利用に十分なかごサイズの11人乗りエレベーターで、交通バリアフリー法に適合しています。車いす使用者が乗り込んだ向きのまま容易に乗り降りできるように、二方向出入口を採用しています。また、駅の構造や環境に合わせて、貫通二方向出入口タイプと直角二方向出入口タイプの2種類のラインアップから選ぶことができます。
  上記のほかに、エレベーターと昇降路を工場で一体製作し、分割ユニットで搬送・設置する工法を採用しており、既存の駅にエレベーターを設置する場合、在来工法では2〜3ヵ月間*1必要な現地工事を約2週間*2で完了することができ、駅舎やプラットホームでの通行規制、騒音、振動、粉塵などによる駅の利用者や近隣の生活者への影響を大幅に低減することができます。
 
 
*1 在来工法による当社施行期間。基礎工事や既存建物改修の期間を除きます。また、天候や設置環境によって異なります。
*2 製品の現地搬入から竣工までの期間。基礎工事や既存建物改修の期間を除きます。また、天候や設置環境によって2週間以上かかる場合もあります。
 
 

「ステーションエースU」の特長

 
1.ユニバーサルデザイン
 
高齢者、車いす使用者、子どもなど、駅を利用する誰もが無理なく自然に使えるように、ユニバーサルデザインを機能とデザインに反映させました。
  1. 見やすく、触って分かりやすいハイコントラスト凸文字ボタン。
  2. 目的階への到着を階床ボタンの点滅で知らせる、階床ボタン点滅機能。
  3. 見やすく押しやすい直径50mmの大型乗場ボタン。
  4. 車いす使用者や視覚障害者などが、乗り降りする際に感じる不安感を軽減させる、敷居間のすき間10mm+敷居溝幅10mm。
  5. 車いす使用の方が、乗り込んだ向きのまま降りられるかご二方向出入口。
 
2.省スペース設計
 
限られた駅空間をより有効に活用できるように、さらなる省スペース化を図りました。
  1. 昇降路幅は、貫通二方向出入口タイプが1,700mm(従来比20mm減)、直角二方向出入口が1,980mm(従来比20mm減)で、プラットホーム幅が5,000mmの場合、通路が両側に1,500mm以上取ることが可能です。また昇降路奥行きは、貫通二方向出入口タイプが2,750mm(従来比150mm減)、直角二方向出入口タイプが2,680mm(従来比520mm減)で、大幅に縮小され、駅空間での有効活用に大きく貢献します。
  2. ピット深さは、わずか750mm(従来比 貫通二方向出入口タイプ200mm減、直角二方向出入口タイプ150mm減)に縮小。深く掘り込むことが困難なプラットホームへの設置を容易にします。
  3. 貫通二方向出入口タイプと直角二方向出入口タイプの2種類をラインアップ、駅の構造や環境に合わせて選ぶことができます。
 
3.短工期対応
 
工場で昇降路とエレベーターを一体製作し、分割ユニットで搬送・設置する工法により、在来工法では2〜3ヵ月要していた現地工事(基礎工事・既存建物改修工事を除く)を、約2週間まで短縮。駅利用者の通行規制や騒音、振動、粉塵などを大幅に低減することができます。
 
4.その他
 
駅舎やプラットホームの多様な環境条件に適合する仕様もラインアップしています。
  1. 駅舎内やプラットホーム上の見通しを高める大型窓付きの昇降路。
  2. 密室感を和らげ防犯性を高めたかご側板ガラス窓。
  3. 昇降路分割ユニットの搬入のために経路が確保できないなど、建築工事にて施工される昇降路にも対応できます。
 
 

仕様一覧

 
項目 貫通二方向出入口タイプ 直角二方向出入口タイプ
用途 乗用
駆動方式 ロープ式・機械室レス式
積載質量/定員 750kg / 11人
定格速度 45m / min
停止階数 最大3ヵ所
昇降行程 最大13m
出入口型式 3枚戸片開き 2枚戸片開き
出入口寸法(幅×高さ) 900mm×2,000mm
かご内法
(間口×奥行き×高さ)
1,000mm×1,830mm×2,300mm 1,000mm×1,800mm×2,300mm
昇降路外法*3
(間口×奥行き)
1,700mm×2,750mm 1,980mm×2,680mm
昇降路構造 鉄骨ラーメン構造、半自立方式
 
 
*3 昇降行程7.4m以下の場合
 
 
 
 
 
以上
 
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