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2003年11月17日
 

次世代プラットフォーム統合システム
「エンタープライズ・ブレード・システム」の開発について

サービスプラットフォームコンセプト
Harmonious Computing対応の製品ラインアップを強化・拡充
 
 
 
  日立製作所 情報・通信グループ(グループ長&CEO:古川 一夫、以下 日立)は、システム開発・運用をさらに効率化して顧客のROI(投資利益率)向上を支援するため、日立の持つサーバ、ストレージ、ネットワーク技術とミドルウェア技術のコア・コンピタンスを一つに融合させた次世代プラットフォーム統合システム「エンタープライズ・ブレード・システム(以下 EBシステム)」を開発し、2004年内に提供開始します。また、EBシステムの開発に合わせ、業務アプリケーションの共通機能をコンポーネント化し、個々の業務アプリケーションの短期開発を支援する業務共通システム基盤「アプリケーションフレームワーク(以下 APF/W)」を金融系のシステムを中心に各業種/業務向けに順次開発していきます。
  EBシステムにより、高性能、高信頼なハードウェア、ソフトウェアが連携し、最適化されたシステムが提供されるため、ユーザーは個々のシステムチューニングの必要がなく、大幅にシステム開発期間を短縮することができます。また、システムの急激な負荷変動に対しても柔軟に、かつ効率的にハードウェアの資源配分ができ、システム導入コストの最小化を図れます。さらに、APF/Wの提供により、ユーザーはハードウェアやOS等のプラットフォームを意識することなく、必要な業務アプリケーションを迅速に開発し、稼働させることが可能となり、システム全体としてのROIの向上を実現できます。
  今後も、ユーザーがコアビジネスに集中し、高信頼、かつビジネスの変化に即応した最適なシステムを開発できる環境を提供するサービスプラットフォームコンセプトHarmonious Computing(ハーモニアス・コンピューティング)に対応した様々な製品を開発し、提供していきます。

  ビジネス環境が、かつてない速さで変化する今日、企業においては経営の変革が不可欠であり、経営を支える企業システムそのものについても迅速で柔軟な変革が求められています。変革する企業は「ビジネスの変化に即応する企業システム」を求めるのと同時に、その効果や効率を重視しており、「TCOの削減」や「ROIの向上」を実現する企業システムを強く求めています。その実現には「拡張、統合など構成変更容易なプラットフォームの提供」や「急激に変化するシステム要求性能への対応」、そして「要員低減を実現するシステム運用の容易性」が必要不可欠となっています。また、これらの要件は、グリッドコンピューティングやWEBサービスなどの新しいコンピューティング環境に対応するためにも必要となっています。

  今回、開発を計画しているEBシステムは、日立がこれまで培った高密度実装技術や冷却技術を活かしてサーバ、ストレージ、ネットワークをモジュール化し、ミドルウェアと組み合わせて一つに融合させたオール・イン・ワン・システムです。モジュール単位でハードウェアを追加することにより、ビジネスの成長に合わせて迅速に、またオンデマンドで拡張できるため、TCOの削減が図れます。特に、EBシステムにおけるミドルウェアは、統合システム運用管理ソフトウェア「JP1」を発展させた製品によって各モジュールで構成されるシステム全体を統合管理し、システム全体に対するハードウェア資源の配分をソフトウェアにより制御できるようにします。これにより、ビジネスの運用管理基準(ポリシー)に沿ったシステムの自動運転を実現するだけでなく、中長期的な稼働状況の分析(プロアクティブ)に基づくハードウェア資源の割り当て(プロビジョニング)を実現します。同様に、各モジュールは、メインフレームや高速ルータで培った高速伝送技術を活かし、高信頼を実現する高速内部スイッチで接続されます。これにより、部門システムから基幹システムまで対応可能なスケーラビリティを実現します。ユーザーはEBシステムを導入することで、初期導入時も、将来の増設時も、必要なだけのシステムを最短の時間、最小の導入コストで構築可能となり、ROIの最大化を図れます。
  また、業務アプリケーションの共通機能をコンポーネント化し、個々の業務アプリケーションの短期開発を支援する業務共通システム基盤のAPF/Wを提供することで、ユーザーは、プラットフォームを意識することなく、個々の業務アプリケーション開発だけに集中し、迅速な開発を行い、業務アプリケーションを稼働させることが出来ます。具体的には、2004年1月から提供予定の金融業務向けAPF/Wである「Justware(ジャストウェア)」などを今後、各業種/業務向けに開発していきます。
 
■エンタープライズ・ブレード・システム(EBシステム)の特長
(1) サーバ、ストレージ、ネットワークをモジュール化し、ミドルウェアと組み合わせて一つに融合させたオール・イン・ワン・システムである。ビジネスの変化に合わせたきめ細かいモジュールの増減が可能となる。
(2) 各モジュールを高信頼な高速内部スイッチで接続することで、部門システムの規模から基幹システムの規模まで幅広いスケーラビリティを実現する。
(3) サーバ、ストレージ、ネットワーク等のハードウェアと運用管理ソフトウェアが一体となった統合システム運用管理を実現する。
  - ハードウェアの一元的な構成管理と制御を行うと同時に、システム運用管理部門のエキスパートの知識をシナリオ化して、システム全体の運用管理基準(ポリシー)の作成を簡易化することで自動運転を容易に実現
  - システム企画部門がビジネス計画に基づき想定する将来のシステム計画と現行システムの稼働情報などを総合分析し、今後起きるシステムの環境変化を予測し(プロアクティブ)、ハードウェア資源の自動的な配分(プロビジョニング)を実現

 
 
 
以上
 
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本文ここまで


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