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2003年11月13日
 

日立のブロードバンドアクセスサーバ「AG8100-B」が
IPv6対応ブロードバンドアクセスサーバとしては
中国で初めて製品認定テストに合格

中国での販売及び商用ネットワークへの接続が可能な製品として認定
 
 
 
  株式会社 日立製作所 情報・通信グループ(グループ長&CEO:古川 一夫、以下 日立)のブロードバンドアクセスサーバ*1(以下、BAS)「AG8100-B」(以下、「AG8100-B」)が、このたび、中国の通信分野における統括官庁である信息産業部でのIPv6の国家標準規格のドラフト版に基づく製品認定テストに合格しました。
  さらに、正式に中国においての販売及び商用ネットワークへ接続可能な装置と認定されたことを意味する「電信設備進網試用批文(でんしんせつびしんもうしようひぶん)」を、IPv6対応BASとして初めて交付されました。これにより、中国国内の通信事業者が、IPv4/IPv6商用ネットワークの構成機器または接続装置として「AG8100-B」を使用することが可能となります。
 
*1) ブロードバンドアクセスサーバ:ADSLやCATV、光ファイバーといった各種ブロードバンド回線を約1Gbit/秒の処理能力にて収容し、インターネットなどのネットワークに接続する装置。
 
  今回「AG8100-B」に交付された「電信設備進網試用批文」は、国家標準規格のドラフト版に合格して交付されるもので、近い将来正式な規格に移行するに伴い、手続きすることで「電信設備進網許可証」となるライセンスです。なお、この製品はIPv4にも対応しているため、IPv4BASとしての正式ライセンスである「電信設備進網許可証」も同時に取得しています。この認定を契機に、中国での拡販活動を積極的に進めていきます。中国での販売は、日立と中国での販売会社である日立中国有限公司(董事総経理 山本克己、以下 HCH) 資訊系統Gr. (Information Systems Group)を通じて行います。

  アクセスゲートウェイ「AG8100」シリーズは、IPv4/IPv6のデュアルスタック機能*2をもったBAS「AG8100-B」と、ギガビットクラスの処理能力を持つIPv4/IPv6アドレストランスレータ「AG8100-T」をラインアップしています。「AG8100-B」は、ユーザーの認証、IPアドレスの割当、アクセス網内のトンネリング*3などの設定を行い、ユーザーとISP網を円滑に接続します。今年の9月には、「AG8100-B」が米国R&D magazine社の制定する「2003 R&D Awards 100」に選定されました。一方「AG8100-T」はIPv4とIPv6のネットワーク接続に必要な双方向のアドレストランスレータ機能を提供します。アドレストランスレータの需要が高い韓国において、「AG8100-T」はIPv6対応機器として安全規格認定を既に取得しており、今後はBASの認定取得も計画しています。
 
*2) デュアルスタック:IPv6とIPv4の両方のプロトコルスタックをサポートし、IPv6とIPv4の両方の通信が出来ること。
*3) トンネリング:公衆回線網上に、ある2点間を結ぶ閉じられた仮想的な直結通信回線を確立すること。
 
  昨今の中国通信ネットワーク事業の持続的、急速的な発展によって、中国の通信ネットワーク市場は拡大を続けています。中国情報産業部(信息)の2003年10月時点での発表によると、中国の携帯電話、固定電話の台数はそれぞれ2.5億台まで拡大しています。この電話の普及に伴い、インターネットユーザー数も6月末時点で6,800万まで到達し、2006年には1億を超えると予想されています。

  また、2002年の中国通信事業者の再編統合によって、中国通信ネットワーク市場は競争が激しくなり、単なるネットワーク規模の競争から、サービス品質やコンテンツ、価格の競争へと変化しています。
  こうした背景の中、中国においては、現在のインターネットプロトコルIPv4アドレスの不足が問題視されるとともに、音声、データ、映像などをend to endでサービスできる通信品質、セキュリティや移動性などに対する期待が高まっています。次世代インターネットプロトコルIPv6はこうした将来起こり得る現行のIPアドレス不足問題を解決するとともに、通信品質の管理やセキュリティの確保を容易に実現するキー技術として注目されています。

  日立は、1997年に業界初のIPv4- IPv6トランスレータ機能付IPv6対応ルータ「NR60」を製品化して以来、ギガビットルータ「GR2000」シリーズ、「GR4000」シリーズやIPv4/IPv6対応ブロードバンドアクセスサーバ「AG8100-B」といったIPv6対応製品を開発、製品化してきました。中国においては、2002年5月から、中国・湖南省でスタートした中国初の商用IPv6実験プロジェクトに主要ベンダとして参画したほか、2002年6月からは、日中両国政府及び企業が進める「次世代インターネット日中IPv6協力プロジェクト」(IPv6-JC)に参画して、中国の学術ネットワークであるCERNET(中国教育和科研計算機網)などの関係機関と連携し、IPv6商用ネットワークの実用化に向けたさまざまな研究活動をしています。

  日立は本年4月から「GR2000」シリーズを、11月から「GR4000」シリーズを中国で販売開始しています。今後も、IPv6対応製品の認定取得を更に進め、近い将来不足が見込まれる中国のグローバルIPアドレスの対策となるIPv6商用ネットワークの拡大に寄与すべく、中国市場においてIPv6対応製品を積極的に拡販していきます。
  なお、日立は、11月12日から北京で行われている「PT/WIRELESS COMM CHINA 2003」の日立ブースにおいて、「IPv6 Network Solution」をテーマとして、「AG8100-B」を展示しています。
 
■PT/WIRELESS COMM CHINA 2003について
会期:2003年11月12日〜16日9:00〜16:00 (但し、12日の一般公開は12:00から)
場所:北京市 中国国際展覧中心

■日立中国有限公司(Hitachi China Ltd.)概要
資本金 2,000万香港ドル
本社拠点 香港
事業内容 交通、産業、空調、電力、情報&金融、通信、ディジタルメディア等の各種システムの販売・サービス事業、および資材調達。
URL : http://www.hitachi.cn/
 
 
 
以上
 
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