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平成11年12月20日

コンパクト設計で手狭な部屋での介護に対応
『日立ホームベッド』を発売

−おなかへの圧迫感が少ない『背上げと同時の腰部沈み込み機構』採用−

 日立製作所 家電グループ(グループ長&CEO:宇根山 祥久)は、「人にやさしく、住宅
への調和」をコンセプトに開発した電動ベッド『日立ホームベッド』を平成12年4月1日
から発売します。

■日立ホームベッドの主な特長
(1)省スペースを追求した『コンパクトな全長193cm』
  住宅事情を考慮し、ベッド全長を193cmのコンパクト設計にしました。6畳間の短手
 方向に設置しても標準的な車椅子が通れる空間を確保しています。
(2)ずり下がりとおなかへの圧迫感が少ない『背上げと同時の腰部沈み込み機構』
  背ボトムが上がると同時に腰部が沈み込む機構を採用したので、おなかへの圧迫感を軽減
 し、身体のずり下がりを低減できます。
(3)モータ数を1個から3個まで選択・追加できるラインアップ
  モータ数を1個から3個の選択ができる製品ラインアップとし、「背上げ機能」のみの一
 般使用から、要介護者支援用など、使用環境に合わせた商品選択ができ、本体購入後でも
 モータを追加することにより、段階的な機能アップが可能となっています。

■型式および価格
型式モータ数主な機能本体標準価格発売時期
TBF−H1背上げ210,000円平成12年4月1日
TBF−H2背上げ・高さ調節265,000円
TBF−H3背上げ・高さ調節・膝上げ300,000円
■開発の経緯
 日立製作所 家電グループでは、平成11年4月21日から、冷熱事業部に福祉FAビジ
ネスユニットを新設し、介護・福祉関連機器の製品化に着手しています。すでに、老人保健
施設等の福祉施設向けとして、ロボット技術を応用したリハビリテーション用「2ベルト歩
行訓練機」を発売し、第二弾として「活性炭方式強力脱臭機」を発売してきました。
 また、10月21日には家電営業本部に「住設・福祉営業開発センター」を設置し、バリ
アフリーリフォームと福祉機器の販売・レンタル、介護サービス事業の総合的な営業開発を
開始しました。
 今後は、福祉・介護関連事業においての「ベストソリューションパートナー」実現を目指
し、製品群の拡充、営業戦略の構築を本格化していきます。今回発売する商品は、在宅用の
介護機器事業の中核として「日立ホームベッド」を市場投入するものです。

 また一方で、日立としては平成10年4月から、日立製作所健康保険組合が運営主体となり、
「老人保健施設 シニア健康センター しおさい(*)」を開設し、日立グループの福祉機器を
導入するとともに、福祉機器の研究開発を行ってきました。この研究開発なかで生まれた
「施設にあっても、アットホームなベッド・家庭や施設に置けるコンパクトなベッド」の発
想から、今回の「日立ホームベッド」の開発に至りました。

(*)「老人保健施設 シニア健康センター しおさい」
「しおさい」は日立製作所健康保健組合が茨城県日立市に平成10年4月に開設した100
床(全室個室)の老人保健施設です。日本経済新聞社主催の「‘99優秀先端事業所賞」を
受賞しました。

■主な仕様
機種TBF−H1TBF−H2TBF−H3
モータ数1モータ2モータ3モータ
背上げ有り有り有り
最大角度約76度
ハイロー(高さ調節)無し有り有り
ストローク約30cm
膝上げ無し無し有り
最大角度約40度
腰部沈み込み有り(背上げに連動)角度0〜−11度
足上げ調整有り(手動・2段)
全長(cm)193
全幅(cm)99
床高(cm)約33約33〜63
質量(kg)約92約93約95
 背上げ、膝上げ、ハイロー(高さ調節)は手元スイッチにより操作。
マットレス(別売)寸法は (幅)91cm(長さ)185cm(厚さ)7cmです。


                                       以上



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