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平成11年9月16日

高気密・高断熱住宅向けエアコンPAM制御搭載「トータルエアシステム」を発売

 日立製作所 家電グループ(グループ長&CEO:宇根山 祥久)は、今後増加が見込まれる高気密・高断
熱住宅に適合する全館空調システムとして、熱交換形換気ユニットと組合せてダクトで冷暖房除湿を行う
「トータルエアシステム」を11月1日から発売します。
 高気密・高断熱住宅は、本年3月に通産省、建設省両省より住宅の「次世代省エネルギー基準」が告示さ
れ、住宅金融公庫の割り増し融資工事に加えられるなど、省エネルギー住宅としてにわかに脚光を浴びてい
ます。
 本システムは、この商品カテゴリーでは初の「PAM制御」を採用し、業界トップクラスの省エネを実現
しています。また日立独自のサイクル再熱方式「カラッと除湿」も採用し、高気密・高断熱住宅の室内に滞
留しやすい湿度を取り除くとともに、結露やカビの発生を抑制します。
 なお、9月28日から東京ビッグサイトで開催される「ジャパン・ホーム・ショー99」の日立ブースに
おいて本機を展示する予定です。
     
■型式及び発売時期
              
製品名                 型式                       発売日
     
高気密・高断熱住宅向け  室内ユニット RAQ−50LX1     11月1日
トータルエアシステム    室外ユニット RAC−Q50LX2
                        換気ユニット RAQ−MN100            
                            
     
 平成11年度以降の住宅市場は継続的な低金利政策に加え、大幅な住宅減税が実施されており、今後緩や
かな回復に向うと推定されます。住宅政策においては、環境保護、温暖化防止の流れから数々の省エネルギ
ー政策が打ち出されており、今年3月30日には通産、建設両省より住宅の「次世代省エネルギー基準」が
告示されました。住宅金融公庫の割り増し融資工事に加えられるなど、省エネ住宅がにわかに脚光を浴びて
おり、高気密・高断熱住宅の着工が増加しています。
      
 高気密・高断熱住宅は外壁の気密性能と断熱性能を格段に改善し、住宅全体の冷暖房にかかる総エネルギ
ー量を低減させる住宅ですが、一方で常に強制換気が必要、全室冷暖房による平準な温度湿度管理が必要な
ため、従来の住宅に無い新しい課題があります。
     
 このような市場に向けて、日立は業界に先駆け、「PAM制御」を搭載し、業界トップレベルの省エネを
実現したトータルエアシステムを発売します。
 高気密・高断熱住宅は気密性能の高さから、室内で発生した水蒸気や、梅雨時や端境期の高湿時に侵入し
た水蒸気が室内に滞留し易く、湿度制御が必要になります。
 日立は独自の熱リサイクル除湿方式による「カラッと除湿」も採用し、これを解決しました。

■ 主な仕様
システム名称トータルエアシステム
室内ユニット形式RAQ−50LX1
電源単相100V 端子台直結
室外ユニット形式RAC−Q50LX2
電源単相200V 端子台直結
能力冷房5.0kW
暖房6.5kW
平均COP3.04
期間消費電力量2,832kWh
室内機風量冷房660m3/h 暖房750m3/h
最大ダクト長φ100mm使用時 最大10m
冷媒配管細径/太径(mm)6.35/12.7
高低差/最大長10m/20m
寸法室内(mm)幅1,000×高さ265×奥行500
室外(mm)幅710×高さ570×奥行280
冷媒の種類HFC R-410A
換気ユニット形式RAQ−MN100
電源単相100V 端子台直結
換気風量強 100m3/h 弱 60m3/h
寸法(mm)幅386×高さ293×奥行386
     
                                                     以  上


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