日立製作所はこのたび、鮮明な画質で液晶ディスプレイとPC本体の接続が容易なDFP*1デジタル
液晶インタフェースに対応し、Intel(R) Celeron(TM)プロセッサやAMD-K6(R)-2プロセッサの採用によ
りプライスパフォーマンスを高めた省スペースデスクトップPC「FLORA 300シリーズ」の新モデル５機
種を１１月１７日より発売します。
　また、最新鋭３Ｄグラフィックスアクセラレータを搭載し、基本性能とともに描画性能を高めたパーソ
ナルワークステーション「FLORA 400シリーズ」の新モデル２機種も同時に発売します。

  液晶一体型デスクトップPC「FLORA 310」をはじめとする省スペースデスクトップPC「FLORA 300シ
リーズ」は、日本のオフィス環境、住宅環境を考慮した省スペース性、設置の自由度と見やすさ、操作
性の向上に重点を置いた構成のPCとして、平成９年３月より発売しており、省スペースデスクトップPC
ブームの先駆けとして好評を博しています。

  今回発売する新モデルのうち「FLORA 330」「FLORA 350CV」「FLORA 350」の３機種は、DFPデジタ
ル液晶インタフェースを装備しており、PC内部の画像データをデジタルデータのまま表示するので、従
来方式であるアナログ接続方式に比べ、きめ細かな文字もにじみのない鮮明な画像表示が可能です。
また、表示解像度の画質調整が不要なので、液晶ディスプレイとPC本体との接続が非常に簡単です。
(液晶一体型デスクトップPC「FLORA 310」は発売当初よりDFP接続を採用しています)

  当社では今後も、液晶デスクトップPCのトップメーカーとして、省スペースで高画質、見やすくて使い
やすいPCを積極的に発売してまいります。

【本文注記】
　*1:DFP=Digital Flat Panel
　   ATI Technologies社を中心に1998年春より普及を始めた液晶モニター用デジタルインタフェースの
     規格。日立製作所、コンパック、エイサーな どのPCベンダをはじめ全世界で32社が参加。従来方
     式であるアナログ接続方式の液晶モニターの場合、パソコン本体ではもともとデジタルであ る画像
     の信号を、PC本体で一旦、アナログ信号に変換し(D/A変換)、モニター側で再びデジタル信号に復
     元(A/D変換)していた。これに対し、デジタル方式液晶モニターでは途中の変換が不要のため、従
     来のアナログ接 続方式に比べ下記のメリットがある。
　　　・細かな文字もにじみのない鮮明な画像表示が可能
　　　・表示解像度などの画質調整が不要でPCとの接続が容易
　　　・プライスパフォーマンスの向上
　　［DFP規格化団体の「DFPグループ」のホームページ（英文）］
　　　　http://www.dfp-group.org/

  *2:AGP＝Accelerated Graphics Port　　

  *3:DMI:Desktop Management Interface

【主な新製品の特徴】
１．デスクトップPC「FLORA 300シリーズ」
    (1)液晶一体型スリムデスクトップ「FLORA 310」
　●システムバス100MHzに対応した高性能Pentium(R)IIプロセッサ(400/350MHz)、プライスパフォー
     マンスに優れたPentium(R)II(333MHz)、Celeron (TM)プロセッサ(300A MHz)を搭載しながら、奥行
     きわずか19cmの省スペース設計。
  ●広視野角160度の14.1型スーパーTFT(1,024×768ドット)や12.1型TFT(800×600ドット)カラー液晶
     を搭載。
　●DFPデジタル液晶インタフェースを採用し、パソコン内部の画像データをデジタルデータのまま表示
     するため細かな文字もにじみのない鮮明な画像表示が可能。

(2)マイクロタワー型スリムデスクトップFLORA 330」
　●システムバス100MHzに対応した高性能Pentium(R)ＩＩプロセッサ(400/350MHz)、プライスパフォー
     マンスに優れたPentium(R)II(333MHz)、Celeron(TM)プロセッサ(300A MHz)を搭載しながら、幅7.8
     cm、高さ30cmの省スペース設計。
　●DFPデジタル液晶インタフェースを装備し、パソコン内部の画像データをデジタルデータのまま表示
     するため細かな文字もにじみのない鮮明な画像表示が可能。また、表示解像度の画質調整が不
     要でPCとの接続が簡単。
　●液晶ディスプレイやCRTディスプレイとの組み合わせで横置きと縦置きを自由に設定可能。

(3)マイクロタワー型バリューデスクトップ「FLORA 350CV」
　●3D Now!(TM)テクノロジ AMD-K6(R)-2プロセッサ(300MHz)を搭載し、高いプライスパフォーマンス
     を実現。
　●DFPデジタル液晶インタフェースを装備し、画質調整が不要で細かな文字も鮮明な画像表示を実現。

(4)スタンダードデスクトップ「FLORA 350」
　●システムバス100MHzに対応した高性能Pentium(R)IIプロセッサ(400/350MHz)、プライスパフォーマ
     ンスに優れたPentium(R)II(333MHz)、Celeron (TM)プロセッサ(300A MHz)を搭載し、幅広いラインア
     ップで多彩なニーズに対応。
　●DFPデジタル液晶インタフェースを装備し、画質調整が不要で細かな文字も鮮明な画像表示を実現。

(5)ハイエンドタワーデスクトップ「FLORA 370」
　●システムバス100MHzに対応した高性能Pentium(R)IIプロセッサ(450/400/350MHz)の搭載に加え、
     DAT、光磁気ディスク装置、HDD等を内蔵可能な6個のストレージベイを装備し、高い拡張性を実現。

２．パーソナルワークステーション「FLORA 430/410」
　●システムバス100MHz対応の高性能Pentium(R)IIプロセッサ(450MHz)を採用し、最大2プロセッサま
     で搭載可能。
　●高速AGP*2バスに接続したOpenGL(R)対応の新世代3Dアクセラレータ「AccelGALAXY」を搭載。(430)
　●高速Ultra Wide SCSI対応の大容量9.1GB HDDを採用。

３．共通の特徴
　●プロセッサ、メモリ、HDD、OS、アプリケーションなどを希望に応じた仕様で提供するカスタムメイドに
     対応し、幅広い多彩なニーズに柔軟に対応。
　●DMI*3に準拠したハードウェア管理ツール「Intel LANDesk(R)Client   Manager software V3.3J」を標
     準添付。
　●高速100BASE-TX/10BASE-T 自動認識LANインタフェースを標準装備。
　●赤外線インタフェース(IrDA1.1対応)を装備し、ノートPCとケーブルレスでデータ連携が可能。
     (FLORA310,FLORA330,FLORA350)
　●各種ウィルスの検知・駆除が可能なウィルスワクチンソフト「McAfee  VirusScan」を搭載。

	
*STFT：スーパーTFT

【他社商標注記】
・Pentium、LANDeskは、米国インテル社の登録商標です。
・Celeronは、米国インテル社の商標です。
・Microsoft、Windows、Windows NTは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における
 商標または登録商標です。
・AMD、ならびにその組み合わせは、Advanced Micro Devices, Inc.の商標です。
・AMD-K6は同社の登録商標です。
・OpenGLは、米国Silicon Graphics,Inc.の登録商標です。
・その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

【略号注記】
・Windows(R)98の正式名は、Microsoft(R) Windows(R)  Operating System98です。
・Windows(R)95の正式名は、Microsoft(R) Windows(R) Operating System 95です。
・Windows NT(R) Workstation4.0の正式名は、Microsoft(R) Windows NT(R) Workstation Operating
  System Version4.0です。
・Win98＝Windows(R)98　　　・Win95＝Windows(R)95　　　
・NT4.0＝Windows NT(R) Workstation 4.0
・PentiumII＝Pentium(R)IIプロセッサ　
・Celeron＝Intel(R) Celeron(TM)プロセッサ
・AMD-K6-2＝3D Now!(TM)テクノロジ AMD-K6-2(R)プロセッサ



　　　


                                                                               以　 上