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News Release

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平成9年11月6日

イントラネット対応を強化した統合型グループウェア「Groupmax Version 3」を発売

−Java、ActiveX技術を採用し、ユーザー・インタフェースをWWWブラウザに統一−

 日立製作所はこのたび、Java、ActiveX技術の採用により、WWW(World Wide 
Web)ブラウザから本格的なグループウェア機能を利用できるようにするとともに、
企業情報システムの効率化に不可欠なワークフロー機能についてもイントラネット
対応を強化した「Groupmax Version 3」を製品化し、平成9年11月10日より
販売を開始します。

 インターネットをはじめとするネットワークが社会に普及し、企業の情報システ
ムもインターネット技術をベースに構築する、いわゆるイントラネットシステムが
注目されています。このため、グループウェアのユーザー・インタフェースについ
ても、インターネットで利用しているWWWブラウザに統一したいというニーズが高
まっています。

 当社では、平成6年12月より日本型BPR(Business Process 
Reengineering)を推進するためのツールとして「Groupmax」の提供を開始し、平
成8年6月には、メール、文書管理、スケジュール管理などグループウェアの基本
機能についてWWWブラウザ対応を実施するなど、イントラネット、インターネット
対応を業界に先駆けて実施してきました。

 今回の新しい「Groupmax Version 3」では、Java技術の採用により、オペレー
ティング・システムの違いを意識せずに、帳票(フォーム)機能など日常の業務処
理に関わる機能をWWWブラウザから利用可能とするほか、業務プロセスのワークフ
ロー定義や業務の進行状況のモニタリング/分析についてもWWWブラウザで実行で
きるようにしました。また、ActiveXの関連技術である「Active Server Pages」
(以下、ASP)技術をワークフロー機能に適用することにより、イントラネット対
応のワークフローシステムを簡単に構築できます。
 このほか、エージェント機能を利用して自動的に文書の更新状況を確認したり、
日立独自の高速全文検索システム「Bibliotheca2」との連携により社内外の情報を
自動的に収集して情報共有を実現するなど、イントラネット対応を大幅に強化しま
した。

 一方、グループウエアのエンタープライズシステムとしての利用の拡大に伴い、
基幹システムのデータベースを容易に検索できる機能やトランザクション処理プロ
グラムからのワークフロー機能の利用、Lotus Notesとのワークフロー連携機能な
どを提供するとともに、サーバでのウィルス検知機能も新たにサポートすることに
よりグループウェアシステム全体としてのセキュリティ対応も強化しました。

 さらに、サーバのセットアップ作業をウイザード形式の質問に答えていくだけで
セットアップできる簡単セットアップ機能や、Visual Basicで簡単にシステムを
構築可能とするOCX(OLEコントロール)部品を多数用意するほか、アプリケーショ
ンサンプル(テンプレート)やソリューションサービスも同時に提供し、導入コス
トの削減と迅速なオフィスシステムの構築を支援します。

<対応機能および出荷時期>


            機  能  名                    出荷時期
・インターネット標準プロトコル(POP3,DNS等)対応     平成10年1月末
・ワークフローの他社システム連携(Groupmax Workflow 
  for Lotus Notes)
・ワークフローでのASP技術への対応
・レディメードエージェント(メール,文書管理,ワーク
  フロー等)の提供
・初期導入の簡単化(セットアップ簡易化,クライアント
  利用環境配布)
・システムサービス中のバックアップ機能
・システム構築の容易化(メールOCX部品提供)        

・インデックス検索とPush型情報共有機能         平成10年3月末
 (「Bibliotheca2」との連携)  

・エージェント機能を利用したPush型情報共有機能     平成10年6月末
・ワークフローでの基幹システム、メインフレームとの
  連携
・ワークフローの各種ユティリティのWWW対応
・メールサーバ等でのウィルス検知機能
・ワークフローサーバダウン時フェールオーバによる
  サーバ切り替え
・WWW版フォーム(帳票)での印刷やJDBCによるDB接続
・システム構築の容易化(文書管理のOCX部品提供) 

<ソフトウエア体系及び価格>
  価格は、プラットフォームによらず同一です。クライアントでは各プロダクト毎
に1/10/50/500/1000/3000ユーザー単位(サーバへのユーザ
ー登録数ライセンス料)の商品形態で提供します。
  下記の価格は1ライセンスの価格です。クライアント価格には、専用クライアン
ト、WWWブラウザの両方からGroupmaxのサーバを利用するための権利が含まれてい
ます。 
商 品 名サーバ価格クライアント価格
メールセット8万円1万3千円
スケジュールセット7万7千円1万7千円
文書管理セット13万円1万3千円
グループウエアセット *116万円1万8千円
ワークフローセット25万円5万円
Groupmaxセット *231万円6万円
簡単導入セット *319万8千円
*1・・・ メール、文書管理、スケジューラの各機能のセット
*2・・・ メール、文書管理、スケジューラ、ワークフローの各機能のセット
*3・・・ グループウエアセットの1サーバ、11クライアントの導入、評価
         用のセット

<適用プラットフォーム>
サーバ: HI-UX/WE2,HP-UX,Windows NT3.51 Server, Windows NT4.0 Server
クライアント: Windows95(R) ,Windows NT(R)3.51,Windows NT(R)4.0,
              Windows(R) 3.1
WWWブラウザ: Netscape Navigator3.0,Netscape Communicator4.0  
                Internet Explorer3.02,Internet Explorer4.0

* サーバ稼動環境として、SUN Solarisを、サポートする予定です。
* WWWブラウザの種類、バージョンにより、使用できる機能が異なる場合
   があります。

<他社商品名称に関する表示>
・Microsoft,Windows,Windows NT, Internet Explorerは,米国およびその他の
  国における米国Microsoft Corp.の登録商標です。
・ActiveXは,米国およびその他の国における米国Microsoft Corp.の商標です。
・Microsoft Exchange Serverは,米国Microsoft Corp.の商品名称です。
・Netscape Navigatorは,米国,日本および他の国々における米国Netscape 
  Communications Corp.の商標です。
・Netscape Communicatorは,米国Netscape Communications Inc.の商品名称
  です。
・Solarisは,米国Sun Soft Inc.の商品名称です。
・HP-UXは,米国Hewlett-Packard Companyのオペレーティングシステム名称です。
・Javaは,米国およびその他の国における米国Sun Microsystems, Incの
  商標です。
・Lotus Notesは,米国Lotus Development Corp.の商品名称です。
・Visual Basicは,米国およびその他の国における米国Microsoft Corp.の登録
  商標です。
・OLEは、米国Microsoft Corp.が開発したソフトウェアの名称です。
・Windows(R)の正式名称は、Microsoft(R)Windows(R)Operating Systemです。
・Windows(R)95の正式名称は、Microsoft(R)Windows(R)95 Operating System
  です。
・Windows(R)NT3.51の正式名称は、Microsoft(R)Windows(R)NT Operating
  System Version3.51です。
・Windows(R)NT4.0の正式名称は、Microsoft(R)Windows(R)NT Operating
  System Version4.0です。
・Windows(R)3.1の正式名称は、Microsoft(R)Windows(R)Operating System 
  Version3.1です。



                              以 上




 


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