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News Release

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平成9年10月6日

軽量コンパクトタイプ家庭用バイオ生ごみ処理機「ごみパックン」2機種を発売

 日立製作所は、バクテリアによる分解・発酵により1日1.0kgの生ごみを処理
する能力をもち、大型投入口を採用することにより、使い勝手を向上した軽量コン
パクトタイプの家庭用バイオ生ごみ処理機『ごみパックン』を、11月1日より発
売します。また、同シリーズの寒冷地タイプを12月1日より発売します。

 今回発売する『ごみパックン』は、従来に比べ本体体積が約2/3、重さ1/2
とコンパクトサイズを実現し、勝手口やベランダなど狭い場所にも設置できます
(当社「BGD−12」比)。
 また、生ごみと基材を効率よく混ぜあわせるかくはん棒や、バクテリアの働きを
促進する保温ヒーターにより、コンパクトサイズながら平均的な5人家族に対応で
きる処理能力(1.0kg/日)を実現しました。
 投入口には従来に比べて約3倍の大型投入口を採用し、日々の生ごみの投入やコ
ンポストの取り出し、基材の交換時の使い勝手を向上しました(当社
「BGD−12」比)。また、投入口には汚れのつきにくい素材を採用するととも
に、投入口の継ぎ目をなくした清掃しやすい構造とし、本体の清潔性の維持にも配
慮しました。
 さらに「基材交換目安ランプ」が、基材交換の目安時期をランプの点灯・点滅で
知らせるため、基材交換のタイミングを逃すのを防ぎます。また、3日以上使用し
ない場合には自動的にかくはんとヒーターの運転が止まり、換気のみの運転を行う
「留守番コース」を採用し、節電にも配慮しています。
 できたコンポストは、有機肥料として家庭園芸などに利用でき、資源のリサイク
ルにもなります。

〈価格及び発売時期〉
  商  品  名         型式  本体標準価格 発売時期 当初販売目標
                 (税別)
家庭用バイオ生ごみ処理機  BGD−100  59,000円   11月1日  3,000台/月
(標準型) 
家庭用バイオ生ごみ処理機  BGD−100K 69,000円   12月1日    500台/月
(寒冷地向) 
 

 家庭用生ごみ処理機の平成9年度の需要は、約10万台が見込まれ、平成12年
には約100万台という急速な需要の拡大が期待されています(日立調べ)。
 この背景には、ごみの増加という深刻な社会問題があり、ごみの減量化対策とし
て、分別収集や有料化、さらには機器に対する補助金制度を採用する自治体が増え
ています。
 一方、家庭から出される生ごみの処理に関して、「生ごみ保管中に悪臭がする」
「不衛生感がある」「運搬時に汁がたれる」「重い」「集積場でカラスや猫などに
荒らされる」など、さまざまな悩みが聞かれます。こうした深刻なごみ問題から、
家庭用生ごみ処理機へのニーズが高まっています。
 日立ではこうしたニーズに対応し、生ごみをバクテリアの力で分解するバイオ式
を採用するとともに使い勝手を向上したコンパクトタイプ家庭用バイオ生ごみ処理
機『ごみパックン』を発売します。

〈主な仕様〉
型  式      BGD−100、BGD−100K
標準処理量    1.0kg/日(目安5人家族)
処理方法      バイオ式(好気性土壌菌による常温分解方式)
基  材      バクテリア、おがくず、コーヒー豆殻のミックス材
減容/減量    体積:消滅 / 重さ:約1/5以下
メンテナンス     約2ヶ月に1回約7L取り出し、同量の基材を補給
電  源      AC 100V 50/60Hz共用
外形寸法      幅42.5 cm × 奥行33.5 cm × 高さ60.5cm
質  量      10kg(本体のみ)

                  BGD−100             BGD−100K
据付け場所    屋外(周囲温度0度〜40度)   屋外(周囲温度−10度〜40度)
消費電力       最大 57/58W             最大 85/85W(50/60Hz)        
ヒーター容量   50W                    80W





                                 
                                                     以  上



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