日立製作所は、このたび、地域住民向けの情報案内や災害時伝言情報、緊急時の
一斉連絡・召集システムなど５つのサービスを同時に提供できる情報案内システム
「ＩＴ２００」をこのたび製品化し、９月２９日より発売します。

  近年、自治体には、地域住民へのサービスとして、緊急時の避難場所や年金、税
金の案内をはじめとする暮らしに役立つ情報を、２４時間、休日や窓口が閉まって
いる時間にも電話やＦＡＸによってきめ細かく提供することが求められています。

  当社は、昭和６２年３月以来、音声メールを応用した情報案内システムを製品化
しており、平成７年７月には、提供サービス内容の編成を自由に加工可能な上、情
報サービスを中断することなく音声およびＦＡＸ情報の書き換え等が容易に行うこ
とのできる情報案内システム「ＩＴ１００」を発売してきました。

  今回の「ＩＴ２００」は、「ＩＴ１００」の上位機種です。従来からの機能であ
る音声およびＦＡＸによる２４時間情報案内システム及び、災害時伝言情報システ
ムを標準搭載としたのに加えて、新たに一斉連絡・招集システム、安否確認システ
ム、督促システムの３つのアプリケーションソフトを任意の組み合わせで搭載する
ことができます。これにより、回線毎にアプリケーションを割り付け、５種のサー
ビスを同時に行うことが可能になりました。
　また、情報提供の流れ（シナリオ）をプログラミング画面を見ながら組むことが
でき、導入後のメンテナンスも気軽に行える他、アクセス件数の統計機能について
も時間、日、週、月などの単位で表示できる等、使い勝手の向上も実現しました。


＜標準価格、出荷時期＞
１．ＩＴ２００（本体、ディスプレイ、キーボード、マウス）
・価    格  ：  ８７０万円より
・出荷時期  ：  平成９年１０月３１日より

２．ソフト
(1) 一斉連絡・召集システムソフト
・価    格  ：  ４７万円より
・出荷時期  ：  平成１０年３月３１日より

(2) 安否連絡システムソフト
・価    格  ：  ４７万円より
・出荷時期  ：  平成１０年３月３１日より

(3) 督促システムソフト
・価    格  ：  ３９万円より
・出荷時期  ：  平成１０年３月３１日より




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