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News Release

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平成9年9月2日

産業用インクジェットプリンタを発売

−業界初10.4インチ大型液晶タッチパネルを搭載−

 日立製作所は、ビール缶やパンの包装紙などに日付などを印字するマーキング装
置として産業用インクジェットプリンタの新シリーズを開発し、10月1日より受
注開始します。
 本製品は、現行機種に比べ、約5倍の面積の10.4インチ液晶タッチパネルを
搭載することによって視認性を向上し、より操作しやすくしています。またカラー
液晶の機種も用意しました。
 なお、9月9日から東京国際展示場(ビッグサイト)で開催される'97日本国
際包装展に本製品を展示する予定です。

 産業用インクジェットプリンタはビール缶底への印字をはじめ、食品、飲料、薬
品、化粧品、電気・電子、化学、自動車等あらゆる分野で、製品管理記号等のマー
キング装置として使われています。また、最近では食品分野における賞味期限印字
ニーズやPL法対応のための管理記号の高度化によって新しい用途が増え、ユーザ
ー層も拡大しています。そのため産業用インクジェットプリンタを使い慣れていな
いユーザーも増えており、従来以上に使いやすい製品が望まれていました。
 そこで日立製作所では、ユーザーとのインターフェイスである操作画面に10.4
インチの大型液晶タッチパネルを業界で初めて搭載して、視認性を向上させるとと
もに、画面の指示に従って操作すれば、簡単に操作できるようにしました。しかも
現行機種と比べて、重さを約3割、容積についても約4割低減し、よりコンパクト
化を図っています。またノズル自動洗浄機能の改善を図り、現行機種の半分以下の
溶剤使用量でノズル洗浄ができるようにしました。
 販売目標台数は初年度200台/月の予定です。

<主な特長>
1.操作性の向上
 ・10.4インチの大型液晶タッチパネルを業界で初めて採用しました。
 ・画面のメニューに従って操作すれば、簡単に入力できます。しかも選びたい
    メニューへダイレクトに行けます。
 ・カラー液晶タイプ(KXーS型)も品揃えしました。
2.機器組込性の向上
 ・重量を25kgとし、従来機より約3割低減しました。
  また容積も約4割低減し、狭い所にも置きやすくしました。
 ・操作部と印字部が分離でき、機械装置への組込みが容易となりました。
3.保守性の向上
 ・ノズルの自動洗浄機構をさらに改善。従来の半分の溶剤使用量での洗浄が可能
    です。

<仕様、価格>
品名     KX−P(普及機)、KX−S(高機能機)
画面表示   40桁×20行(従来機 32桁×8行)
       モノクロ(KX−P)カラー(KX−S)
印字段数   1〜4段
ドット構成  5×5、(5×8、5×7)、(7×10、9×7、9×8)、
       12×16、18×24、24×32
      (  )内はキー入力によりいずれか1つを選択可能。機種により
             ドット構成の内容が異なります。
最高印字速度 2,297文字/秒
印字文字   基本文字  英大文字、英小文字、数字、一般記号、スペース、半角
                       文字、日付専用漢字、カタカナ
       ユーザ登録文字 128種
標準価格   KX−P型 1段印字用 216万5千円
             2段印字用 256万5千円
             3段印字用 274万円
       KX−S型 4段印字用 378万円




                                                    以  上


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