日立製作所は、平成９年度向け電気暖房器具の新製品として、カバーの風合いを
向上するとともに断熱性、クッション性の高い「ワッフルクッションマット」を採
用した電気カーペットや、足元部分の温度を高くして「冷え症」の方でも安心して
睡眠ができる敷毛布等２０機種を９月１日より順次発売します。

  電気暖房の主力商品である電気カーペットの需要は堅調に推移しており、平成９
年度は買い替え・買い増し需要を中心に約１７３万台とほぼ前年並の需要が見込ま
れています（日立調べ）。
  今回発売する電気カーペットは、カーペット本体にワッフル状のくぼみを設けた
「ワッフルクッションマット」を採用しました。くぼみ部分の断熱効果により床に
逃げる熱のロスを抑え、約１０％の省エネを実現しました(※)。部屋の温度が上昇
したときは「室温センサー」が感知してカーペットの暖めすぎを抑え電気代を約
２０％節約できます(※)。また、エアコンやこたつ等と一緒に暖房するときに「エ
アコン／こたつ併用切替スイッチ」を使用すれば電気代を約２０％節約できます(※)。
　(※)：いずれも６畳フローリング床で、初期床温１５℃で運転。当社３年前の
       「ＭＨＵ−２０１ＣＳ」の「４」目盛運転との比較　

　裏面には＜すべり止め＞樹脂加工を施し、フローリングの床でもすべりにくくし
ました。カーペットカバーは、遊び毛が出にくい長繊維で織りあげた木綿タッチの
優しい肌ざわりの＜ソフトコットン調＞に加え、新素材の極細繊維でシルクタッチ
の＜ハイシルク調＞、毛足が長くたっぷりした感触の＜ムートン調＞、普及タイプ
の＜ミンク調＞の４種類１０機種を発売します。

  電気敷毛布は平成９年度約１４０万台（前年比１０３％）の需要が見込まれてお
ります。最近「冷え症」の女性が増えており年齢に関係なく約３０％の方は「冷え
症」といわれています。特に足先が冷たくなるため靴下やストッキングをはいて寝
る方が増えています（日立調べ）。
  今回発売する敷毛布は、ヒーター配線の改良により足元と背中で約１０℃の温度
差を保つため、足元が特に暖まります（「３」目盛設定）。さらに、(財)遠赤外線
協会認定第１号を取得した、ふとんなしでも使える「遠赤ポカポカテーブル」やパ
ワーアップした「蓄熱温風ヒーター」など、新型合計２０機種を取り揃えて発売し
ます。

＜平成９年度商品構成＞
販売機種数

＜本体標準価格・仕様＞

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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