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News Release

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平成9年7月7日

日立ブランドのフラッシュメモリカードを発売

―使い方などユーザーの技術サポートを行う技術相談室を併せて設置―

 日立製作所は、このたび、コンパクトフラッシュなどのフラッシュメモリカード
の普及に伴い、ユーザーのニーズに迅速かつ柔軟に対応するため、日立ブランドの
フラッシュメモリカードを製品化し、コンピュータ関連販売会社を通じて、国内の
大型量販店において7月18日より販売を開始します。
 また、併せて、日立ブランド品を購入したユーザーに対して、使い方などの技術
サポートを行う「フラッシュメモリカード技術相談室」を新たに設置し、きめ細か
なユーザーサポートを行います。

 フラッシュメモリカードは、電気的に書き換え可能な不揮発性メモリであるフラ
ッシュメモリを搭載したカードで、ポータブル機器などの外部記憶装置として活用
されています。
 そこで、当社はフラッシュメモリカードとして、PC Card Standard準拠の
PC−ATAカードと、今後普及が期待されるデジタルスチルカメラやハンドヘル
ドPCなどの小型情報通信機器向けの小型フラッシュメモリカード「コンパクトフ
ラッシュ(CompactFlash*:以下CF)」を製品化しています。両製品は、当社独自の
業界最大容量64MビットAND型フラッシュメモリを搭載し、PC−ATAカー
ドでは75Mバイト、CFでは30Mバイトの大容量化を実現しています。

 現在、デジタルスチルカメラなどの機器メーカでは、あらかじめ最低容量のフラ
ッシュメモリカードをバンドルするか、またはオプションとして機器メーカブラン
ドでカードを販売しています。
 しかし、最近の急速な機器の性能向上により、バンドルのフラッシュメモリカー
ドのみでは十分に容量を補うことが困難になってきました。そのため、個人ユーザ
ーを中心としたオプション販売は大幅な伸びが期待されており、市場におけるフラ
ッシュメモリカード販売のうち、オプション販売の割合は、50%を超えると予想
されています。
 従来、当社は機器メーカに対するOEM供給のみを行ってきましたが、この需要
およびユーザーニーズに迅速かつ柔軟に対応するために、新たに日立ブランド品の
販売を開始します。まずは、キヤノン販売(株)やソフトバンク(株)などを通じて、
大型量販店での販売を行っていきます。

 また、今回の日立ブランド品の販売に伴い、新たに技術サポートを行う「フラッ
シュメモリカード技術相談室」を設置します。日立ブランド品を購入し、かつ登録
したユーザーに対して、使い方や互換性などのきめ細かな技術サポートを行います。

(注1)コンパクトフラッシュ(CompactFlash*):米国サンディスク社の商標であ
      り、CFA(CompactFlash*Association)へライセンスされています。
(注2)PC-ATA:正確にはPCカードATA仕様。PCMCIA(Personal Computer Memory
      Card Association)で決定したカード仕様の内のATA(Advanced 
      Technology Attachment)仕様。

<価 格>
             製品名      容 量         標準価格
CF         HB286008C2       8Mバイト         24,000円
           HB286015C2      15Mバイト          42,000円
           HB286030C2      30Mバイト          65,000円
PC-ATAkカード  HB286015A1      15Mバイト          45,000円
           HB286030A1      30Mバイト          68,000円
           HB286045A1      45Mバイト         108,000円
           HB286060A1      60Mバイト         142,000円
           HB286075A1      75Mバイト         176,000円


                              
                              以 上


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