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                                                  平成8年10月30日

超広視野角液晶(スーパーTFT)に高精細動画像を再現した テレビ・パソコン対応「液晶マルチメディアビジョン」を発売

 日立製作所は、超広視野角・大画面高精細TFT(スーパーTFT)液晶を採用 するとともに、ディジタル補間技術による高精細な動画像を再現するテレビ・パソ コン対応 液晶マルチメディアビジョン「MMV―133X」の受注を11月1日よ り開始します。  本製品の液晶パネルには視野角が上下・左右共に140度のスーパーTFT液晶パ ネルを採用することで、従来のTFT液晶パネル(上下40度 左右90度:当社TFT 液晶)では実現できなかった超広視野角を実現し、どの方向から見ても色変化の少 ない映像を再現しています。また、13.3型大画面液晶の採用により、一般の15型 CRTモニター相当(270×202mm)の有効表示面積を実現しました。  この液晶パネルの特徴に加え、新開発「NTSC―VGAコンバー ター」により、液晶ディスプレイとしては初めてラインフリッカ(ちらつき)のな い動画像を実現し、テレビやビデオからのNTSC信号もノンインターレース処理 による極めて安定した動画像を再現できます。また、高精細な表示出力を要求され る様々なパソコンと接続し、VGA、SVGA、XGA各方式の画素数に対応でき る高精細マルチスキャンディスプレイとしても使用できます。 <形式・価格> タ イ プ 型 式 本体価格(税別) 液晶マルチメディアビジョン MMV−133X 550,000円  昨今のマルチメディア化の進展の中で、映像の核となるディスプレイに対して、 動画・静止画を含めた様々なメディアを「明るく見易い大画面」で見たいというニ ーズが高まっています。このようなニーズに対して「薄型、省スペース、省電力、 広視野角の見易い大画面、テレビ・パソコン対応」をコンセプトに本製品を開発し ました。  今後は動画を中心としたコミュニケーションツールとして、液晶プロジェクタ等 と併せたプレゼンテーションシステムや、旅行代理店等の顧客サービスカウンター 用途等の業務用市場を開拓していきます。                              以 上


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