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                                                  平成8年6月20日
「日立クリエイティブサーバ3500シリーズ」の
 ラインアップを強化
−最大約50%の性能向上を図った上位3モデルを発売−

 日立製作所はこのたび、「日立クリエイティブサーバ3500シリーズ」
として、統合クラスタモデル「3500/860PS」およびマルチプロセ
ッサモデル「3500/660MP、560MP」の3モデルを製品化し、
ラインアップを強化しました。本製品は、キャッシュメモリー容量を現行モ
デルの4倍に拡張し、トランザクション性能で統合クラスタモデルは約30
%、マルチプロセッサモデルは最大約50%の性能向上を実現しています。
また同時に、通信アダプタや周辺機器、およびオペレーティングシステムを
始めとする関連ソフトウェアも強化し、併せて6月24日より販売を開始し
ます。
 最近の情報産業市場では、ダウンサイジングの潮流に乗って、PC/ワー
クステーション/サーバを中心にしたクライアント・サーバ型の情報システ
ムが増加してきています。特に、UNIXサーバは信頼性とコストパフォー
マンスに優れたシステムとして、基幹業務を中心に、業種を問わず幅広く活
用されつつあります。こうした動きの中、システムの中核となる同マシンに
対しては、高信頼化・高性能化とともに、業務量の増大に柔軟に対応できる
高い拡張性も重要視されてきています。中でも、意思決定支援に特化された
データベースシステムとして注目を集めている、データウェアハウスのよう
なシステムでは、膨大でかつ増え続けるデータを効率的に抽出・分析する必
要があるため、サーバマシンに対する要求は、拡張性、性能、信頼性全てに
わたって高まっています。
 当社では、「日立クリエイティブサーバ3500シリーズ」の上位モデル
として、プロセッサを複数台搭載したマルチプロセッサモデル、および、複
数のサーバを多数連結し並列処理を行う統合クラスタモデルを提供し、日立
スケーラブルデータベースサーバHiRDBや、ORACLEの並列データ
ベース機能などとの組み合わせにより、金融業を中心に好評を得てきました。
今回、データウェアハウスのような新たな利用形態にも対応できるよう、性
能をさらに向上させた新モデルをラインアップに加えました。
[今回発表の新製品]
   モデル             形  状       CPU  キャッシュ 標準価格
                                              メモリー    (税別)    
3500/860PS 
統合クラスタモデル   ラックマウント  PA-7200  2MB  約4,980万円〜
(120MHz)
3500/660MP 
マルチプロセッサモデル  キャビネット  〃     〃     約1,843万円〜
3500/560MP                                    
マルチプロセッサモデル デスクサイド   〃    〃    約1,056万円〜
出荷時期 : 平成8年6月末より
《他社所有商標に対する表示》
・UNIXは、X/Open Company Limitedが独占的にライセンスしている 
  米国ならびに他の国における登録商標です。
・ORACLEは、米国ORACLE Corporationの登録商標です。
・PA−RISCは、米国Hewlett-Packard Companyの商標です。
                                                         以   上