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                                                  平成8年6月12日
油分への対応力を強化した業務用バイオ式生ごみ処理機
   『ごみまる』80kgタイプを受注開始

 日立製作所は、油分の多い肉類・魚類の処理能力を高めた、業務用バイオ
式生ごみ処理機『ごみまる』80kgタイプ「GMR―80C」の受注を6月
12日より開始します。
 本製品は、マイコン制御により油分の多い食品への対応能力(投入する生
ごみに占める肉類・魚類の割合)60%を実現し、肉類・魚類など油分を多
く含む生ごみの処理が必要な学校、福祉施設をはじめとして、スーパーや市
場などに最適です。
 また、処理出来ない異物が混入した場合には、「リミットスイッチ」が作
動して運転を中止し、トラブルを防ぎます。さらに、投入口の高さをバケツ
などから生ごみを投入し易い945mmとし使い勝手も向上しています。一方、
運転中に投入扉を開けると運転が停止する自動運転停止機能や、いたずらに
よる投入・排出扉の開閉を防ぐため施錠(オプション)など、安全面にも配
慮しています。                  
 また、生ごみのリサイクル推進事業の一環として、昨年12月に関東エリ
アを中心にコンポストセンターを設立し、製品から排出されたコンポストの
有効利用を促進しています。
〈価格及び受注開始時期〉
  製   品   名  :業務用バイオ式生ごみ処理機        
 型       式  :GMR―80C      
  顧客納入想定価格(税別):460万円(本体価格のみ)   
  受 注 開 始    :6月12日
 近年の環境問題の高まりやごみ処理費の高騰により、ごみの減量化が社会
的な問題となっており、生ごみ処理機の需要は今後とも大きく伸長すること
が予想されます。
 当社では、平成5年10月よりバイオ式生ごみ処理機の受注を開始し、こ
れまで生ごみの減量化・リサイクルの推進を図ってきました。
 今回受注開始する「GMR―80C」は、油分の多い食品への対応力60
%を実現しました。また80kgタイプなので1日に約500〜800食を提
供する学校・福祉施設、特に学校給食施設などに最適です。投入口はゴミを
投入しやすい高さ(945mm)とし、使い勝手を向上しました。さらに分解
出来ない異物が混入したり、運転中に投入扉を開けた場合には自動的に運転
が停止するなど、事故を防ぐと同時に安全面にも配慮しています。
 今回の「GMR―80C」で全8機種(20kg、50kg、80kg、
100kg、200kg、300kg、500kg、1000kgタイプ)が揃い、多
様なユーザーニーズに応えます。
 <主な仕様>
型    式       GMR−80C
処理能力(標準)   64kg/日
処 理 方 法     微生物による好気性発酵
生ごみ減容,減量   約1/3〜1/10
製品寸法(mm)       幅2,315 奥行き1,235 高さ1,355
投入口高さ(mm)     945
製品重量(本体:kg)       1000
電    源           三相200V 50/60Hz
定格消費電力(kW)     4.7/4.8
消費電力量(kwh/日)   50/50
運転電流(A)         15.5/15.9
漏電ブレーカ容量(A)     30
                              以 上