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                                                  平成8年6月5日
マルチメディア対応液晶プロジェクターを発売
−クラス最高レベルの500ANSIルーメンを実現−
  日立製作所は、マルチメディア対応液晶プロジェクター「CP−L550」
を7月1日より発売します。
 本製品は、1.3インチポリシリコン液晶パネルを採用した小型ポータブ
ルタイプの液晶プロジェクーでは、業界最高レベルの輝度500ANSIル
ーメンを実現しました。また、光の集光効率を高める「オプティカルインテ
グレーター」の採用により画面中心部と周辺部との照度比を70%とし、輝
度ムラや色ムラの少ない均一な映像を再現します。
<型式・価格>
    製 品 名         型  式    発売月     標準価格  国内月産台数
マルチメディア対応   CP−L550   7月1日   ¥850,000    500台
液晶プロジェクター                           (税別)
 
                    
 平成8年のマルチメディア対応液晶プロジェクターの需要は、全世界で約
17万台(前年比210%)と予測され、そのうち国内における需要は約
21,000台(前年比270%)が見込まれており、今後とも大きな伸びが
期待されています。
 マルチメディア対応液晶プロジェクターは、(i)価格がリアプロジェクター
と比べ手頃なこと、(ii)設置、調節が簡単なこと、(iii)光学技術とスクリー
ンの技術の進歩により、部屋を暗くしなくても使えるようになったこと、な
どによりパソコンやAV機器と接続し、企業での会議や研修、各種プレゼン
テーション、学校教育など幅広く活用されるようになってきています。
 今回発売する「CP−L550」は「オプティカルインテグレーター」の
採用により、500ANSIルーメン(ノーマリーホワイト時)を実現し、
輝度(明るさ)が66%アップ(当社「CP−L100比」)し、画面の隅々
まで均一で明るい映像を再現します。
 また、NTSC/PAL/SECAMなどの国際規格のビデオ信号仕様に
対応しているとともに、電源も100Vから240Vまで対応しています。
 さらに、ノートパソコンでは、標準仕様になりつつあるSVGA
(800ドット×600ライン)表示仕様も、間引き処理による簡易再生が
可能です。
マルチメディア対応液晶プロジェクター「CP−L550」の主な特徴
(1)クラス最高レベルの高輝度500ANSIルーメン
 主リフレクターとサブリフレクターの組み合わせによる独自の複合リフレ
  クター方式の光学系を更に改良すると共に、高出力(250W)短アーク
  長メタルハライドランプと、高開口率の最新鋭ポリシリコンTFT液晶
 (横644×縦484ドット)パネルを採用しました。1.3インチポリシ
  リコン液晶パネル採用の小型軽量タイプのマルチメディア対応液晶プロジ
  ェクターでは、業界トップクラスの輝度500ANSIルーメンを実現し
  ました。
(2)画面の均一性を実現
 独自開発の「オプティカルインテグレーター」を採用し、画面の隅々まで
  明るく均一な輝度、色再現性を実現しました。また、画面の中心部と周辺
  部の照度比約70%(従来30%)を実現しています。
(3)ジョイスティック付リモコンによるパソコンのマウス操作機能により、
      操作性を向上(シリアルマウス対応のDOS/V機に対応)
 プロジェクターとパソコンを自由に操作できる「ジョイスティック付リモ
  コン」を標準装備し、はなれた場所からもプレゼンテーションが可能です。
  また、パソコンのマウス操作やプロジェクターの画像調節などもリモコン
  操作で可能です。
(4)豊富な入出力端子を装備
 「RGB入力端子」の2系統装備により、スイッチャーを別に用意しなく
  ても2台のパソコンを同時に接続でき、リモコン一つで切り替え可能です。
  また、「RGBスルーモニター出力端子」により、デスクトップパソコン
  使用の場合でも手元のCRTモニターでの同時確認が可能です。「ビデオ
  入力端子」も2系統もち、S入力も可能です。
(5)主要なパソコンと接続可能
 主要なパソコン(IBM-PC/AT,Macintosh,PC-98)のコンピューター入力信号
  モードを自動切替することで、横640ドット×縦480ラインのフルカ
  ラー表示が可能です。
 さらに、SVGA(横800ドット×縦600ライン)入力信号に対して
  も、間引き処理をすることで簡易再生します(対応周波数は、水平15〜
  35kH、垂直50〜70Hz)。  
 また、NTSC/PAL/SECAM信号に対し、倍速ノンインターレー
  ス信号処理をしているため、大画面でもフリッカーの少ない高画質な映像
  が再生できます。
※ IBM-PC/AT,Macintosh,PC-98は、それぞれIBM Corporation,Apple
   Computer,日本電気(株)の登録商標です。
マルチメディア対応液晶プロジェクター「CPーL550」の主な仕様
 項 目               仕様
型  式: CP−L550
投写方式: 液晶パネル×3枚、1レンズ、3原色光シャッター方式
液晶パネル:1.3インチポリシリコンTFT液晶パネル3枚使用 
      横644×縦484×3(935,088ドット)
      画素配列:ストライプ
投写レンズ:F3.0〜F3.8 f=46.5〜74.4mm
光源ランプ:250Wメタルハライドランプ
光  出  力:500ANSIルーメン(ノーマリーホワイト時)
色再現性  :フルカラー
解  像  度:水平解像度 400TV本(ビデオ入力時)
           640ドット×480ライン  (RGB入力時)
ズ  ー  ム:電動ズーム(1:1.6)
フォーカス:電動フォーカス
映像左右反転:有り
映像上下反転:有り
スピーカー出力:3W(モノラル)/9×5cm 一個
RGB入力:アナログRGB   2系統:15ピンミニD−sub端子
      オーディオ        2系統:ステレオミニジャック端子
ビデオ入力:コンポジットビデオ 2系統:ピンジャック端子×2         
           (Sビデオ含む)   (4端子)S端子×2
      オーディオ      2系統:ピンジャック端子(L/R)
RGB出力:アナログRGB    1系統:15ピンミニD−sub端子
      オーディオ         1系統:ステレオミニジャック端子
コントロール端子:RS−232C(D−sub9ピン端子)
電  源:AC100V(50/60 Hz)
消費電力:350W
外形寸法:幅32cm×高さ17cm×奥行き46cm
重  量:10.5kg
内装付属品:リモコン、単3乾電池×2、電源ケーブル
      VGAケーブル、レンズカバー、コントロールケーブル
       AVケーブル
                             以 上