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          | HA8000-bd/200 |      日立製作所 ユビキタスプラットフォームグループ (グループ長&CEO:百瀬次生)は、このたび、高さ2U(Uはユニット、1U=約44.45mm)のシャーシ(筐体)に最大16台のサーバモジュール(サーバブレード)を搭載可能なブレード型IAサーバ「HA8000-bdシリーズ」を製品化し、6月19日から発売します。 
           近年、急速に拡大するインターネットを利用したビジネス環境においては、業務処理量の拡大に対応するために大量のサーバを導入するケースが増えています。これらのサーバには、高い拡張性だけでなく、大量のサーバ導入に伴う設置スペースや消費電力の増大への対応策が求められています。こうした市場の要求に応えるために、省スペース化、省電力化、ケーブル数の削減等を実現する「HA8000-bdシリーズ」を製品化しました。
     「HA8000-bdシリーズ」は、高密度/高集積設計により、高さ2Uのシャーシ(筐体)に最大16台、高さ38Uのフルラックには最大304台のサーバモジュールが搭載可能です。従来の1Uラックマウント型サーバとの比較では、設置面積は8分の1に省スペース化し、消費電力も5分の1に低減しています。シャーシ(筐体)には、サーバモジュールの他、ギガビットの通信ポートを備えたスイッチモジュール、様々な運用サポート機能を実現するためのマネージメントモジュール等を搭載し、モジュール毎の二重化をサポートすることで可用性を高めています。
 運用面においても、専用の管理ソフトウェアとマネージメントモジュールとの連携により、各モジュールの状態・性能管理や障害監視、OSの一括インストール等を実現し、より効率的な運用が可能な環境を提供します。
 ■新製品の価格・出荷時期 
   (*1) 最小構成モデルの価格   (*2) 標準構成時の価格 ■新製品の特徴
 
 
         
          | 1.省スペース・省ケーブル |   
          | ・ | 高密度/高集積設計により、高さ2Uのシャーシ(筐体)に最大16台、高さ38Uのフルラックには最大304台のサーバモジュールの搭載が可能で、従来の1Uラックマウント型サーバと比較して、約8分の1の省スペース化を実現しています。 |   
          | ・ | サーバモジュールは、外部ネットワークとの接続を受け持つスイッチモジュールを経由してネットワーク接続されるため、各サーバモジュール毎に個別のネットワーク接続ケーブルは不要です。この結果、シャーシ毎のケーブル数は最大4本(スイッチモジュール1台あたり2本)となり、サーバ当たりのケーブル数も1Uラックマウント型サーバに比べ8分の1となります。 
 
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          | 2.省電力 |   
          | ・ | サーバモジュールでは、インテル社製超低電圧型モバイルPentium®IIIプロセッサ−Mや2.5型のHDDなどを採用し、省電力化を図ることで消費電力を従来の1Uサーバと比較して最大約5分の1に削減しています。 
 
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          | 3.高い信頼性・可用性 |   
          | ・ | サーバモジュール、スイッチモジュール、マネージメントモジュールなど、主要なハードウェアの冗長構成を実現することで、高い信頼性を確保しています。また、各モジュールはオンラインでの追加/交換が可能となっており、可用性も確保しています。 
 
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          | 4.効率的な運用サポート |   
          | ・ | マネージメントモジュールと、専用の管理ソフトウェアとの連携により、下記の機能を実現しているので、効率的な運用が可能となっています。 |   
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                | ・動作監視 | ・・・ | 各モジュールやシャーシの状態・性能管理、リソース(CPU・メモリ)の 
                  使用率監視 |  
                | ・障害監視 | ・・・ | 各モジュールやシャーシの障害監視 |  
                | ・資産管理 | ・・・ | サーバの設定情報を管理 |   
                | ・サーバ遠隔電源操作・・・遠隔地からの電源操作(ON/OFF/リブート)およびサーバ電源操作      (ON/OFF/リブート)のスケジューリング・アラート通知・・・ハードウェアの障害発生をe-mailで通知 |   
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          | ・ | 複数サーバモジュールへのOS一括インストールが可能なため、システム導入・保守(バックアップ)等の作業が効率よく行えます。また、マネージメントモジュールは、各モジュールと管理用専用チャネルで接続されているため、一括インストール等を行う際にも運用中のサーバのデータ転送性能に影響を与えません。 |  ■新製品の仕様 【サーバモジュール】
 
 
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          | モデル名 | HA8000-bd/200 |   
                | プロセッサ | 超低電圧版Pentium®IIIプロセッサ 800MHz-M |   
                | 搭載可能CPU数 | 1 |   
                | キャッシュメモリ | 1次:32KB 2次:512KB |   
                | メインメモリ | 128MB〜1GB |   
                | ディスク容量 | 20GB/40GB (IDE) |   
                | ディスクコントローラ | ATA/33 |   
                | ネットワークインターフェース | 100BASE-TX/10BASE-T×2 |   
                | インストールOS | Windows®2000 Server、Red Hat Linux、OSなし |  |  【シャーシ(ベースユニット)】 
       
        
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                | モデル名 | HA8000-bd/20U |   
                | 搭載可能モジュール数 | サーバモジュール:最大16台、スイッチモジュール:標準1台(最大2台)、 マネージメントモジュール:標準1台(最大2台)、
 電源モジュール:標準1台(最大2台)、ファンモジュール:標準2台
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                | ネットワークインターフェース | 1000BASE-SX×2、100BASE-TX/10BASE-T×1 (スイッチモジュール1台あたりのポート数)
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                | 管理インターフェース | 100BASE-TX/10BASE-T×1 (マネージメントモジュール1台あたりのポート数)
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                | 外形寸法 | 430(W)×667(D)×86(H) mm 2Uラックマウントサイズ |   
                | 質量 | 26.5kg(最大構成時) |   
                | 最大消費電力 | 750W |  |  
 
         
          | ■略号注記 |   
          | ・ | Windows 2000 Serverの正式名称は、Microsoft® Windows® 
            2000 Server Operating Systemです。 |   
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          | ■他社商標注記 |   
          | ・ | Intel, Pentiumは、米国およびその他の国における、Intel Corporationまたはその子会社の商標または登録商標です。 |   
          | ・ | Microsoft, Windowsは、米国およびその他の国における米国Microsoft Corporationの登録商標です。 |   
          | ・ | Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における登録商標あるいは商標です。 |   
          | ・ | Red Hatは、Red Hat, Inc.の米国およびその他の国における登録商標あるいは商標です。 |   
          | ・ | その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。 
 
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          | ■製品情報 |   
          | ・ | インターネット:「HA8000seriesホームページ」 アドレス http://www.hitachi.co.jp/ha8000 |  |