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2002年3月20日

三菱電機株式会社 株式会社 日立製作所

三菱電機、日立製作所が小形エレベーター及び油圧エレベーターの開発・製造で提携

三菱電機株式会社(取締役社長：谷口 一郎／以下、三菱電機)と、株式会社 日立製作所(取締役社長：庄山 悦彦／以下、日立製作所)は、このたび、小形エレベーター(4人乗り以下の中低層共同住宅用と中低層一般ビル用エレベーター)及び油圧エレベーター事業で提携し、共同開発を行うとともに、製造委託先の共同活用を行うことで合意しました。    両社は、小形エレベーターについては、両社が2000年10月に設立した合弁会社「三菱日立ホームエレベーター株式会社」（本社：岐阜県美濃市／代表取締役社長：花木 幸一）を、油圧エレベーターについては、日立製作所の関連会社である「株式会社内原電機製作所」（本社：茨城県東茨城郡内原町／代表取締役社長：島田 五郎）を、共同開発のパートナーとして活用するとともに、製造を委託します。    両社では、小形エレベーター、油圧エレベーターともに、共同開発を2002年4月から、委託生産を2002年10月から開始する予定です。    小形エレベーターは、市場規模は小さいものの、低階層ビルを中心に一定の需要があり、高品質で低価格な製品が求められています。    油圧エレベーターは、機械室レス・エレベーターの伸長により、市場は年々縮小傾向にあるものの、機械室レス・エレベーターでは対応出来ない市場を中心に一定の需要が見込まれます。    三菱電機と日立製作所は、これまで国内昇降機市場におけるトップメーカーとして、それぞれ超高層向けの高速エレベーターや最新式の機械室レス・エレベーターなど、豊富な品揃えと納入実績を有しており、製品開発力、生産技術力、高信頼性および全国各地に広がるサービス拠点網の充実によって、お客様の高い評価を得てきました。    また、ホームエレベーター事業については、2000年10月に両社均等出資による合弁会社「三菱日立ホームエレベーター株式会社」を設立し、両社技術の融合による新製品の早期投入や生産合理化など、合弁化の成果を得ております。    今回の提携により両社は、小形エレベーター及び油圧エレベーターの開発投資の重複排除、生産合理化などを進め、当該製品のコスト低減と製品力の強化を図ります。また、それぞれ開発リソースを先進技術や基幹製品の開発に重点投入し、先端分野での技術開発や新製品投入に対する取り組みを一段と強化します。 ■三菱日立ホームエレベーターの概要 １． 会社名 ： 三菱日立ホームエレベーター株式会社 （英文社名：Mitsubishi Hitachi Home Elevator Corporation） ２． 設立 ： 2000年10月1日 ３． 本社 ： 岐阜県美濃市楓台３８番地 ４． 資本金 ： 6億円（出資比率：三菱電機 50%、日立製作所 50%） ５． 代表者 ： 代表取締役社長 花木 幸一 ６． 従業員数 ： 約165名 ７． 売上高 ： 約65億円（2001年度見込み） ８． 事業内容 ： ホームエレベーターの開発、製造、据付及び販売と、その他のエレベーター、エスカレーター用部品の開発、製造及び販売 ■内原電機製作所の概要 １． 会社名 ： 株式会社内原電機製作所 （英文社名：Uchihara Electric Co., Ltd.） ２． 設立 ： 1963年11月27日 ３． 本社 ： 茨城県東茨城郡内原町小林1186 ４． 資本金 ： 9,000万円（出資比率：日立製作所 20%、その他 80%） ５． 代表者 ： 代表取締役社長 島田 五郎 ６． 従業員数 ： 約330名 ７． 売上高 ： 約70億円（2001年度見込み） ８． 事業内容 ： 油圧エレベーター、保守部品、エレベーターインジケーター等電気意匠品などの製造 (事業の９割が日立製作所のエレベーター関連事業)

以　上

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