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2002年2月19日
株式会社 日立製作所
United Microelectronics Corporation
日立とUMCが300mm製造会社合弁契約を解消
トレセンティテクノロジーズは日立100%子会社として運営
   株式会社 日立製作所 半導体グループ(グループ長&CEO:伊藤 達、以下、日立)と台湾のUnited Microelectronics Corporation(会長:Robert Tsao、以下、UMC)は、茨城県ひたちなか市にある300mmウェーハ対応の半導体製造合弁会社「トレセンティテクノロジーズ 株式会社」(社長: 野原 壽雄 、以下、トレセンティ)の合弁を解消することで合意しました。日立はUMC保有のトレセンティ株40%全てを購入し、トレセンティは日立の100%子会社となります。株式譲渡時期は4月中に行なう予定です。

   トレセンティは日立とUMCの合弁会社として2000年3月に設立、世界初の300mmウェーハ(12インチ)生産工場として2001年3月から量産を開始しました。枚葉式生産方式の採用による短TAT、0.13μmの最先端プロセス技術を導入してきました。しかしながら、今般未曾有の半導体不況に直面し、両社はそれぞれの300mm工場にリソースを集約することになりました。今後、UMCは台湾の12A工場とシンガポールのUMC関連会社のUMCi工場を、日立は従来通りトレセンティを活用していくこととなります。
   合弁解消後、トレセンティのUMC出身の従業員は、UMCに戻ります。日立からトレセンティに出向、転属した従業員はそのままトレセンティでの業務に従事します。

   「日立はトレセンティのラインで、シンガポールの日立日鉄半導体(シンガポール)社、ひたちなか市のN2ラインと同様、日立の最先端ラインとしてシステムLSI、FLASHメモリ、SRAMを生産します。尚、日立とUMCは合弁事業を解消しますが、両社は引き続き良好な関係を継続していきます。」
(日立 半導体グループ長&CEO 伊藤 達)

   「トレセンティの合弁事業でUMCと日立とはお互いの強みを最大限に活かして世界初の300mmウェーハ量産ラインを急速に立ち上げるというすばらしい偉業を成し遂げました。しかしながら、今般の深刻な半導体不況をうけて、私達のリソースを台湾の12A、シンガポールのUMCi、米国Advanced Micro Device社との合弁会社のAU社に集約することが必要となりました。合弁解消の決定はしましたが、私達はこの数年で築き上げた日立とのすばらしい関係を引き続き深めていけることを願っています。」
(UMC 取締役&ジェネラルマネージャー 呉 宏仁)

<トレセンティテクノロジーズ 株式会社の概要>
1.会社名 トレセンティテクノロジーズ株式会社(Trecenti Technologies, Inc.)
2.本社所在地 茨城県ひたちなか市堀口751番地
3.代表者 代表取締役社長 野原 壽雄
4.従業員数 440名(2002年1月時点)
5.資本金 300億円(2002年1月時点)
6.業務内容 300mmウェーハによる半導体製品の製造、販売ならびに付帯する業務
     URL http://www.trecenti-tech.com

<株式会社 日立製作所の概要>
1. 会社名 株式会社 日立製作所
2. 本社所在地 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地
3. 代表者 取締役社長 庄山 悦彦
4. 従業員数(連結ベース) 340,939人(2001年3月時点)
5. 売上高(連結ベース) 84,169億円(2001年3月期実績)

<United Microelectronics Corporationの概要>
1.会 社 名 United Microelectronics Corporation
2.本社所在地 台湾 新竹科學工業園區新竹市力行二路3號
3.代 表 者 会長 Robert Tsao(曹 興誠)
4.従業員数 約8,500人
5. 売上高 644億台湾ドル(約2,450億円 1台湾ドル=約3.8円)
(2001年12月期実績)

以 上




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