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2001年10月2日
 
エンタープライズ・ネットビジネスに対応する
「エンタープライズサーバAP8000」と
オペレーティングシステム「VOS3/LS」を製品化
-- システム必要性能に対応するリーズナブルなハードウェア/ソフトウェア新料金体系を採用 --

  日立製作所 情報・通信プラットフォームグループ (グループ長&CEO:加藤孝雄、以下日立)は、このたび、ブロードバンド新時代のエンタープライズ・ネットビジネス(「E」ビジネス*1)に対応するミッションクリティカルサーバとして、新CMOS*2プロセッサを採用した「エンタープライズサーバAP8000」と、オペレーティングシステムとして大幅な機能向上を図ったオペレーティングシステム「VOS3/LS」を製品化し、10月4日から販売を開始します。
  また、あわせて大容量・高速データ処理能力の向上やSAN*3、オープン環境への対応を強化した付加価値の高いソリューション群を提供するとともに、「エンタープライズサーバAP8000」でLinuxシステムの稼働を実現するハードウェア/ソフトウェア「Linux for AP8000」を製品化し、Webアプリケーションと基幹業務の統合・連携強化や基盤機能の強化を図ります。
  さらに、今回、ハードウェア/ソフトウェアの新料金体系「キャパシティリザーブモデル」を導入し、小刻みなアップグレードパスを設定することにより、ユーザのシステム必要性能に対して一層きめ細かな対応が可能になっています。
*1: 企業の基幹業務(Enterprise)とeビジネスの統合から生まれる、ブロードバンド新時代のエンタープライズ・ネットビジネス(Webと基幹業務を連携したノンストップビジネス)
*2: Complementary Metal Oxide Semiconductor    *3: Storage Area Network

今回販売を開始する製品の主な特長
「エンタープライズサーバAP8000」
 ・ 世界最高水準の新CMOSプロセッサを採用したハイエンド/ミッドレンジモデルを提供
 ・ 64ビットアドレスアーキテクチャによる大規模、高速処理への対応強化
 ・ MPシリーズの後継機として互換性と移行性、「MP5600SX」から「MP6000」プロセッサグループにいたる幅広い性能レンジをカバーする、高いスケーラビリティを持った製品群を提供
オペレーティングシステム「VOS3/LS」
 ・ 64ビットアドレスアーキテクチャを採用し、2GB超の大容量メモリを活用した大規模データ処理の高速化や24時間365日連続運転への対応、各種基盤機能を大幅に強化
 ・ 分散オブジェクト環境からのVOS3基幹業務の直接利用や統合システム運用管理「JP1」からのVOS3稼働状況の監視等、オープンシステム/分散システムへの対応を強化
Linux環境構築を実現するハードウェア/ソフトウェア「Linux for AP8000」
 ・ XML(eXtensible Markup Language)を利用した企業間取引業務などにVOS3の基幹データを有効活用するためのXMLデータ対応トランスレータ機能を提供
 ・ VOS3ファイルをLinux環境から直接アクセスすることにより、VOS3とLinux間のデータ転送が不要となりスムーズなデータ交換を実現
大容量・高速データ処理能力の向上やSAN、オープン環境への対応を強化する4つのソリューションセット
 ・ Enterprise Data Serverソリューション・・・大規模・高性能基幹データベース処理
 ・ Storage Integration Serverソリューション・・・高信頼・高可用なSAN対応ストレージ管理
 ・ United Connection Serverソリューション・・・フロントシステムと基幹業務のオープンネットワーク接続
 ・ Smart Operation Serverソリューション・・・ノンストップビジネスを実現するシステム運用管理

【新製品の価格および出荷時期】
1.ハードウェア
  
製  品  名 出荷予定時期 価  格(月額)
AP8000ハイエンドモデル(全8モデル) 2002年9月末 3,660万円より*1
AP8000ミッドレンジモデル(全9モデル) 2002年3月末 247万円より*2
*1: AP8000/185モデルの月額料金  *2: AP8000/100モデルの月額料金

2.プログラムプロダクト
  
製  品  名 出荷予定時期 価  格(月額)
VOS3/LS−JSS3 2002年9月末(ハイエンドモデル)
2002年3月末(ミッドレンジモデル)
53万9千円
VOS3/LS−JSS4 2002年9月末(ハイエンドモデル)
2002年3月末(ミッドレンジモデル)
59万5千円
*: AP8000/100プロセッサ使用時の料金

3.Linux for AP8000関連製品
  (1)ハードウェア
  
製  品  名 出荷開始時期 価  格
Linux専用付加機構 2002年4月末 244万円/月より
*: 価格は、AP8000ミッドレンジモデルに増設する場合の月額料金
  (2)ソフトウェア
  
製  品  名 出荷予定時期 価  格(月額)
DABroker(DBアクセス機能) 2002年4月末 24万5千円より
Hitachi Web Server
(ミッションクリティカル分野向けWebサーバ)
24万円より
Hitachi OLAP Server Cosmicube
(大規模データスマートによる高速多次元分析機能)
20万円より
JP1/Power Control-Agent for VOS3
(Linux for AP8000と VOS3システムの一元運用機能をサポート)
5千円より
Cosminexus Interschema(XML対応のトランスレータ) 2002年7月末 100万円より

4.ソリューション(プログラムプロダクトのセット)商品
  
ソリューションセット 出荷予定時期 価  格(月額)*1
Enterprise Data Serverセット 2002年3月末 131万2千円より
Storage Integration Serverセット 2002年3月末 12万6千円より
United Connection Serverセット 2002年7月末 220万円*2
Smart Operation Serverセット 2002年3月末 23万1千円より
*1: AP8000/100プロセッサ使用時の料金  *2: 一括払い料金

5.サポートサービス    
  (1)APシステム導入基本サービス
  
製  品  名 サービス開始時期 価  格(月額)
APシステム導入基本サービス 2002年3月末 500万円より
*: 新規導入の場合。導入形態により価格は異なります。
  (2)APシステム保守基本サービス
  
製  品  名 サービス開始時期 価  格(月額)
APシステム保守基本サービスA 2002年3月末 142万円より
*: 保守基本サービスAに含まれる内容は、「問題解決支援」「PP定期予防保守」「技術相談」「システム修正/変更支援」「稼働管理支援」「運用管理支援」「PP遠隔保守」です。また、 2台以上を導入する場合は、割引料金を設定しています。

■他社商品名称に関する表示
CORBAは、Object Management Groupが提唱する分散処理環境アーキテクチャの名称です。
DataStageは、Ascential Software、Inc.またはその関連会社の、米国またはその他の国における登録商標です。
Linuxは、Linus Torvaldsの米国及びその他の国における登録商標あるいは商標です。
ORACLEは、ORACLE Corporationの登録商標です。
UNIXは、X/Open Company Limitedが独占的にライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標です。
Windowsは、米国およびその他の国における米国Microsoft Corporationの登録商標です。
VisiBrokerは、Boland Software Corporationの商標です。
イーサネットは。富士ゼロックス(株)の商品名称です。
その他記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

■情報提供サービス
・「エンタープライズサーバAP8000」 http://www.hitachi.co.jp/AP
・オペレーティングシステム「VOS3/LS」 http://www.hitachi.co.jp/VOS3

以 上




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