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2001年8月7日
 
日立昇降路一体型エレベーター
「パブリックエース」「ステーションエース」を発売
--  現地での据付が一週間程度で可能な昇降路一体型エレベーター  --
  日立製作所 ビルシステムグループ(グループ長&CEO:滝澤 正夫)は、このたび、業界で初めて、学校や医療施設などの既存の建物や、歩道橋などへのエレベーターの設置を容易にする自立タイプのエレベーター「日立昇降路一体型エレベーター『パブリックエース』」を製品化し、8月8日から発売します。また同時に、鉄道駅のプラットホームへの設置に適した「日立昇降路一体型エレベーター『ステーションエース』」も発売します。
  両製品は、設置の際に国と地方公共団体から各々1/3づつの補助金給付を受けることができる「高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律」(以下、「交通バリアフリー法」)に適合したエレベーターであり、また、工場でエレベーターと昇降路を一体で製作し、現地まで搬送して外付けすることで、現地での据付工事の期間を1週間程度(*1)に短縮できます。

  高齢社会を迎え、高齢者や体の不自由な方が積極的に社会に参加でき、安心して暮らせる環境づくりが求められており、移動の利便性向上のため、既存の学校や医療施設、歩道橋などへのエレベーターの設置が求められています。また、2000年11月に「交通バリアフリー法」が施行されたことにより、鉄道駅やバスターミナル等の旅客施設を中心に昇降機の設置が活発化しています。
  しかし、従来のエレベーターを既存の建物、施設に設置する場合、工事のための通行規制や騒音、振動、溶接火花、粉塵が長期間にわたって発生することから、利用者や生活者への影響が多大であるという問題がありました。 こうしたニーズに応えて、当社は、日立昇降路一体型エレベーター「パブリックエース」「ステーションエース」を発売します。

  既存の建物にエレベーターを設置する場合、従来機種では、基礎を除く昇降路建設工事、エレベーターの据付けなど現地工事に約70日(*2)要していました。「パブリックエース」では、工場でのエレベーターと昇降路一体製作、現地設置により、2ヶ月短縮して1週間程度(*1)となり、工事のための影響を最小限にできます。これにより、学校などでエレベーターを設置する場合、夏休み中での工事が可能になります。また、構造形式に自立鉄塔方式を採用したことにより、既存建物に荷重負担をかけることがなく、既存建物の強度の見直し、構造補強などが不要になります。
  「パブリックエース」は、一般乗用としての使用に適し、また交通バリアフリー法及びハートビル法のいずれにも適合する11人乗りサイズとしました。二方向に出入口を持つタイプもラインナップしたことから、車いす使用者等の利便性にも優れ、あらゆるビルや施設でのニーズに応えます。

  「ステーションエース」は車いすでの利用に十分なかごのサイズを持つ交通バリアフリー法適合エレベーターです。昇降路の省スペース化を図ることができる9人乗りを採用し、昇降路外法を2,000mmに抑えました。
  これにより、プラットホーム幅が5,000mmであっても、両側に必要とされる1,500mm幅の通路を確保することを可能にしました。さらに、ピットの深さを900〜950mmに抑え、鉄道軌道への影響を少なくしたほか、エレベーターの出入口配置を直角にした機種もラインナップすることで、設置の自由度を高めました。また、搬入、設置環境にあわせての分割ユニットでの搬入も可能です。

  「パブリックエース」「ステーションエース」合わせて2002年度に、200台の販売を見込んでいます。

(*1) 製品の現地搬入から竣工までの期間。(基礎工事、既存建物改修期間を除く期間で、天候、設置環境によって1週間以上掛かる場合もあります)
(*2) 従来の当社施工期間。(基礎工事を除く期間で天候、設置環境によって異なります)

■日立昇降路一体型エレベーター「パブリックエース」
1.特徴
(1)主たる対象建物

  既存の学校、や医療施設、歩道橋などを対象としています。
(2)「交通バリアフリー法」適合で補助金対象
  交通バリアフリー法に適合する11人乗りとし、貫通型二方向出入口タイプも用意しました。
(3)据付工事期間が一週間程度
  従来機種では、基礎工事を除く現地工事に約70日を要してものを2ヶ月短縮し、1週間程度にしたことで、通行規制期間や騒音、粉塵の発生期間を大幅に短縮しました。
(4)既存建物に負担をかけない自立鉄塔方式構造を採用
  構造形式に自立鉄塔方式を採用したことで、既存建物に荷重負担をかけず、既存の構造体の強度見直しや構造補強が不要です。
(5)省スペース設置
  頂部機械室が不要な機械室レスエレベーターの採用により、昇降路高さの制約のある場所への設置も容易です。
(6)分割ユニット組み立て工法も用意
  搬入経路に制約がある場合にも、昇降路を分割して搬送し、現地でユニット組み立て工事を行うことも可能です。

2.仕様一覧




■日立昇降路一体型エレベーター「ステーションエース」
1.特徴
(1)主たる対象建物

  鉄道駅舎のプラットホームなど
(2)「交通バリアフリー法」適合で補助金対象
  かごサイズを車いす利用に十分なサイズとし、かごの出入口を2箇所設けた「二方向出入口タイプ」と「直角二方向出入口タイプ」を用意しました。駅利用者の動線にあわせた乗場配置を可能にするラインナップで、エレベーターのレイアウトの自由度が向上します。
(3)昇降路外法寸法をコンパクト化
  プラットホームでの設置を考慮して、昇降路の幅を2,000mmに抑えました。これにより、プラットホーム幅が5,000mmであっても、両側に必要とされる1,500mm幅の通路を確保できます。
(4)ピットの深さ寸法の短縮
  プラットホームへの設置を考慮して、ピット深さ900mmに短縮した省スペース設計(直角二方向出入口タイプの場合)とし、基礎工事を省力化します。
(5)据付工事期間が一週間程度
  従来機種では、基礎工事を除く現地工事に約70日を要してものを2ヶ月短縮し、1週間程度にしたことで、駅施設利用者の通行を妨げる期間を大幅に短縮しました。

2.仕様一覧

以 上




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