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2001年6月4日
 
新開発ツール群「SecureCycle」を用いた統合セキュリティ管理サービスを開始
  株式会社日立製作所 i.e.ネットサービスグループ(グループ長&CEO 片岡雅憲、以下日立)は、セキュリティポリシー作成、診断、運用管理までの、セキュリティ管理に関するトータルサイクルを支援するツール群「SecureCycle(セキュアサイクル)」を開発し、それを活用したコンサルティングおよび運用管理サービスを、日立のセキュリティ製品/サービス体系である「セキュアプラザ」のメニューの一部として、6月5日から提供開始します。

  インターネットの普及に伴って、不正アクセス、ホームページの改ざん、新種ウィルスの蔓延、組織や個人情報の漏洩など、ネットワーク上のリスクの増大が大きな社会問題となっており、ファイアウォールの導入などの従来の個別的、対処療法的対策ではなく、セキュリティポリシーに基づいた体系的な対策が重要となってきています。このため、策定したポリシーに基づいて構築されたセキュリティシステムが、ポリシーにそって運用されているか、あるいはセキュリティホールがないかなどを診断し、その結果を運用管理に反映するといった、システムのトータルサイクルをカバーするセキュリティシステムに対するニーズが高まりつつあります。

  そこで日立では、「セキュアサイクル」を活用するとともに、専門家によるツール出力結果の解釈やお客様サイト向けのカスタマイズ、あるいはセキュリティシステムの運用管理サービスを提供することにより、ポリシー作成、診断、運用管理まで、トータルにセキュリティのサイクルをサポートする、高品質な統合セキュリティ管理サービスを提供していきます。

  セキュリティ管理のトータルサービスに用いるのは、以下のツール群です。
  I . SC-Planner セキュリティポリシー策定・評価支援ツール
  II . SC-Auditor セキュリティ診断ツール
  III . SC-Manager セキュリティ管理ツール(ポリシーパラメータ設定など)
  (SC=SecureCycle)
  なお、SC-Plannerは、「セキュリティマネージメントシステム規格ISO17799」や「コンピュータ不正アクセス対策基準」等の多様な国際・国内基準や規格に対応できるデータベースを利用して、お客様のご要望に応じて、セキュリティポリシー策定を支援します。また、SC-Planner、SC-Auditor、SC-Manager間の連携機能により、策定したポリシーに基づく一貫した運用管理を支援します。

なお、本サービスの概要は、6月6日〜8日に幕張メッセ(日本コンベンションセンター)で開催されるNetWorld+Interop 2001 Tokyo展示会に展示する予定です。


■サービスの概要と提供時期
(1)セキュアサイクル対応コンサルティングサービス


(2)セキュアサイクル対応システム構築サービス


■価格:個別見積

■売上目標:セキュリティ関連事業で2003年に600億円の売上を目指します。

■「Secureplaza」ホームページ
    http://www.hitachi.co.jp/Secureplaza

以 上




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