日立製作所　家電グループ（グループ長＆ＣＥＯ　宇根山　祥久）は、業界で初めて、除湿
能力１６L（リットル）の大容量タイプでヒーターを搭載した高級タイプと、１６Ｌヒーター
無しタイプ、１０Lヒーター付き「ＰＡＭ速乾名人」シリーズ計３機種を3月２日より順次発売
します。

　本商品は従来からのデザインを一新し、リビング用大容量除湿機にふさわしい斬新で安定感
のあるフォルムに「ワンポイントパネル」デザインを採用したほか、１６Lの高級タイプ（ＲＤ
−１６１０ＰＫ）は、高級感のあるメタリック塗装の２色展開としました。
  また、押入れやクロゼットなどのスペースを、スポットホースを使い、カビが死滅する条件
に維持する事で、カビから守る「カビブロック」、好評のスポットホースを使い易くするため
の「半収納式スポットホース」等、新しい機能をシリーズ全機種に搭載しています。
　１６Lの高級タイプには大容量除湿能力に加え、業界で初めて４００Wの速乾ヒーターを内蔵
することにより、お部屋の除湿はもちろん、室内での洗濯物の補助乾燥時にも業界トップクラ
スの強力ハイパワー除湿を実現しています。

　２０００冷凍年度の除湿機需要は８４万台（前年比８７％）と大幅な落ち込みとなりました。
これは１９９９年秋口の残暑小雨から２０００年６月の短い梅雨、早くからの猛暑と、除湿機需
要にとって悪条件が重なった事が大きな原因と考えられます。２００１冷凍年度の需要は秋口に
長引く猛暑による需要低迷があったものの年間としては８８万台と前年を上回る伸びが予想され
ます。

　最近の除湿機は、単なる室内の除湿にとどまらず、洗濯物の補助乾燥、押入れ・クロゼットの
乾燥、下駄箱等の小スペースの乾燥機能に加え、空気清浄機能など多機能化が進行しています。
このうち特に室内での洗濯物補助乾燥に対するニーズの高まりは顕著であり、家庭用にも１０Ｌ
を超える大容量ハイパワーのリビング用除湿機が望まれています。
　今回の製品は新シリーズとして、リビング除湿機にふさわしい新デザインを採用したほか、大
容量ハイパワーニーズに応え、１６Ｌ機種に業界で初めて４００Ｗの速乾ヒーターを搭載し、洗
濯物の乾燥スピードをアップしました。
　このほか、乾燥させたい個所を集中的に乾かせる、好評のスポットホースを本体半収納式とし、
使いたい時に手軽に取り出せ、使用後はすっきり収納できるように改善したほか、押入れ・クロ
ゼットなどのスペースを、カビが死滅する条件（湿度4３％以下、３時間以上）に保つことで、
カビの発生から守る「カビブロック」機能を新たに搭載しました。

                                                                       以上

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