| HITACHI HOME | UP | SEARCH | #
News Release CORPORATE PROFILES

このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、 お問い合わせ一覧をご覧下さい。



平成13年1月22日
用途に合わせ20%〜5%性能をアップした、
単3形アルカリ乾電池を発売
#
  日立製作所 家電グループ(グループ長&CEO 宇根山祥久)は、重負荷から軽負荷まで
の性能を当社従来品より20%〜5%アップさせた単3形アルカリ乾電池を、4月21日より
発売します。
  本製品は、正極缶の側厚を薄くした超薄ボディと、封口部分を高精度薄型構造とした設計に
より内容積をアップし、電解二酸化マンガンなどの内容物を7%増量しています。加えて、内
容物の密着性のアップなど内部抵抗を低減させる技術の採用により、高性能を実現しています。
*:性能の比較表示は、全て当社従来品(LR6(EX−V))との比較。
■価格および発売日
製品名型式希望小売価格発売日販売目標台数
単3形アルカリ乾電池LR6(EX−R)160円4月21日200万個/月
 アルカリ乾電池は、AV機器、デジタルカメラ、携帯情報機器、携帯ゲーム機器など幅広く
用途が広がっており、さまざまな使用条件で高性能を発揮する電池が求められています。この
ようなニーズに応えるために、これまでは限られた内容積に出来るだけ内容物を充填し、性能
をアップさせる手法が一般的でした。
  今回の製品は、内容積自体をアップすることにより内容物の充填量を増量し、様々な使用下
での性能を向上しています。また、冬季の低温環境にも安定して動作する低温特性、長期の保
存性能も大幅改善しています。

■ 新技術
1. 超薄強化ボディ
     正極缶側面を約35%薄肉化し、内容積をアップ

2. 封口部分を一体化
     従来金属ワッシャを採用し2ボックス化していた封口部分を、マイナス板の厚みをア
     ップすることで1ボックス化し、約25%縮小。

この2つの新技術採用により、内容積が当社従来品比で約7%アップし、性能アップの源で
ある正極合剤等の充填量を増加、性能アップさせています。

3. 内部抵抗を更に低減
1) 正極合剤の全く新しい挿入方法により密着性をアップ
2) 純度黒鉛導電膜の採用
3) 薄型セパレータの採用
4) 高密度負極ペーストの採用
これら新技術により内部抵抗を約30%低減。

■その他の製品特長  
1.重負荷用途で性能アップ
       デジタルカメラやデジタル通信機器等使用時に、約20%の放電性能向上。
       (1500mw連続放電、終止電圧0.9V)
2.中負荷用途で性能アップ
       PDAや半導体プレヤー等使用時に、約15%の放電性能向上。
       (500mA連続放電、終止電圧0.9V)
3.軽負荷用途で性能アップ
       MD、CDプレーヤー等使用時に、約5%の放電性能向上。
       (10Ω連続放電、終止電圧0.9V)
4.低温環境に強い
       冬季、寒冷環境でも安定動作。0℃、1A連続放電、終止電圧0.9V条件で
       約30%の放電性能向上。
5.長期の保存にも強い
       買い置きしても高性能を発揮。常温2年後、1A連続放電、終止電圧0.9V
       条件で約20%の放電性能向上。

■デザイン 
 今回の単3形アルカリ乾電池の性能アップにあわせて、アルカリ乾電池単1〜単5、9V
タイプまで+・−の表示を大きく見やすくし、赤を基調としたデザインに変更します。



       
                                                                       以上




top of this page

WRITTEN BY Corporate Communications Division
(C) Hitachi, Ltd. 2001. All rights reserved.