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平成12年11月22日
日立製作所、伊藤忠商事、中国ハルピン電機製造による
コンソーシアムが 対中国環境円借款による
初の発電プロジェクトとしてバルブ型水車発電機5基受注
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  株式会社日立製作所(以下、日立製作所)、伊藤忠商事株式会社(以下、伊藤忠商事)、中国ハル
ピン電機製造有限公司(中華人民共和国 黒龍江省ハルピン市/以下、ハルピン電機製造)によ
るコンソーシアムは、このたび、中国湖南省五凌水電開発有限公司から、湖南省洪江市に建設す
る水力発電所向けのバルブ型水車発電機(出力45MW、5基(計225MW))のを受注しました。

  今回のプロジェクトは、日本政府が中国に対して行う環境円借款によって建設されるもので、
環境円借款によって中国に発電所が建設されるのは、今回が初めてになります。バルブ型水車発
電機は、川の流れ込みを利用した水力発電システムであり、大規模なダムを必要としないこと等
から、環境円借款として認定されたものです。

  なお、今回受注した5基のうち2基については、主要部分を日立製作所にて製作し、現地で組
立を行う予定です。しかし、今後、日立製作所がハルピン電機製造に技術移転を行うことで、中
国国内での製作率を向上させ、最終号機ではほぼ全量をハルピン電機製造で製造する予定です。

  日立製作所は、1980年に、ハルピン電機製造と水力発電設備分野で友好工場協定を締結して以
来、ハルピン電機製造に技術供与を行う形での共同受注体制を取ってきており、1991年には、福
建省水口発電所(カプラン式水車発電機 235MW×7台)、1995年に湖南省凌津灘発電所(バルブ
型水車発電機 30MW X 9台)をそれぞれ受注しています。

  今回3社が受注した湖南省洪江市の水力発電所は、湖南省を流れる3大河川の一つ、元水の上
流に建設され、元水のカスケード(階段)型開発の一翼をになうものです。現在、元水には約15
個所のダム式発電所(総発電容量400万キロワット)が計画されており、すでに完成した五強渓
(フランシス型水車発電所 120万KW)、現在据付中の凌津灘(バルブ27万KW)に続く3個所目の発
電所になります。
    

                                                                          以上




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