日立ＧＥライティング（社長：福山　裕幸）は、新開発の「ＰＡＭ方式点灯回路」(*1)を採用し
た、二重環形蛍光ランプ塔載の家庭用照明器具「ＰＡＭ[ワイド調光]ペアルミックＩＣ」を９月１
日から発売します。（*1ＰＡＭ：Pulse Amplitude Modulationパルス振幅変調の略）
  本製品は、ＰＡＭ方式点灯回路の採用により、リモコン操作で、明るさを１００％から約２５％
まで連続して、きめ細かく調光が可能です。また、明るさを１００％・約６５％・約２５％の３段
階でダイレクトに選べる機能を盛り込み、生活シーンに応じて、簡単に調光度を変えることができ
るようになりました。
  こまめに調光することにより、結果として大幅な節電効果が期待できるほか、付加機能として、
全光・調光・保安球いずれの点灯モードからも、リモコン操作により約１０秒後に自動消灯する機
能（「ゆっくり消灯」機能）を盛り込み、退室時や就寝時など、暗がりの中を移動しなくとも済む
安全配慮もしています。

                ＊ 型式末尾Ｌは電球色蛍光管を標準装備

  従来の蛍光ランプに比べて明るく、長寿命、高効率という特長を備えた二重環形蛍光ランプをは
じめとする新光源を塔載した器具の需要は、年々拡大しており、平成１２年度は全国需要約
２００万台にのぼるものと予測しています。（日立調べ）
  他方、一般家庭における照明の電力消費は、エアコン・冷蔵庫に次いで第３位(*2)であり、さら
に節電の図れる商品や、さらに使い勝手の良い商品の開発が望まれていました。(*２資源エネルギ
  ー庁 平成１１年度電力需給の概要より）
  こうしたニーズに応えて、本製品は、明るく、長寿命、高効率の二重環蛍光ランプと、新開発の
ＰＡＭ方式点灯回路の採用で、よりワイドな調光をスムースに行えるようになりました。
  当社従来品ペアルミックＩＣの調光は、スイッチ操作による全光(１００％)と段調光(約６０％)
の２段切替えでしたが、本製品は１００％から約２５％までワイドな調光が可能となり生活シーン
に応じてユーザーのあかり選択の自由度を大きく改善しました。
  また、フルパワー(全光)・ちょっと調光(約６５％)・しっかり調光(約２５％)のダイレクト選択
機能を盛り込み、ユーザーに、シーンに応じた調光をこまめに簡単に行ってもらうことで、大きな
節電が図れます。

                                                                         以上

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