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平成12年7月5日
「HITACHI 9000Vシリーズ ワークステーション」の
ラインアップを強化
−薄型高性能ワークステーションおよび
3Dグラフィックスアクセラレータを製品化−
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 日立製作所 情報コンピュータグループ(グループ長&CEO加藤 孝雄)は、この度、「HITACHI 
9000Vシリーズ ワークステーション」に、最新鋭64ビットPA-RISCプロセッサ「PA-8600」を2個搭載
した薄型筐体のハイエンドモデル「J6000」および、3次元グラフィックスアクセラレータ
「VISUALIZE-FX5」、VISUALIZE-FX10」を製品化し、7月28日から発売します。

  UNIXワークステーションは、プロセッサの高い処理能力や優れたグラフィックス表示性能により、
機械系3次元処理や電気系設計業務で多く使用されています。最近では製品開発期間短縮のため、3次
元ソリッドモデリングやバーチャル・プロトタイピング技術を活用したハイレベルな設計業務が増加
してきており、より高速・大規模なシステムへの要求が高まってきています。

  今回販売を開始する「J6000」は、プロセッサに最新鋭のPA-RISC「PA-8600(552MHz)」を採用する
と共に、メモリーを最大16Gバイトまで搭載可能にしました。また、システム装置は、幅が約13.5cmの
薄型筐体となっています。この筐体内には、オンライン状態でも追加・交換が可能なホットプラグ機能
対応の内蔵ディスク2台および、CD-ROMドライブ1台、PCIスロットを3スロットまで搭載できるなど、
拡張性も優れています。
  さらに、3次元グラフィックス・アクセラレータ「VISUALIZE-FX5 Pro」、「VISUALIZE-FX10」は
新開発の描画用プロセッサを搭載するとともに、テクスチャメモリーを標準搭載することにより、
アプリケーション性能(OpenGL)で約30%と、一層の高速3次元処理を実現しています。
■今回発表の新製品
モデル名プロセッサ(MHz)メモリー価格(税別)出荷開始時期
J6000PA-8600(552)×21GB〜18GB5,393,500円〜平成12年8月初〜
<上記価格の前提となる構成>
プロセッサ、基本メモリー1GB、内蔵ディスク9GB、CD-ROM、VISUALIZE-FXe、17型カラーCRT、
キーボード、マウス、HP-UX10.20 2ユーザライセンス
モデル名価格(税別)出荷開始時期
VISUALIZE-FX5 Pro465,000円平成12年9月初〜
VISUALIZE-FX10 Pro1,240,000円
<商標表記>
・ HP-UXは、米国Hewlett-Packard Companyのオペレーティングシステムの名称です。
・ PA-RISCは、米国Hewlett-Packard Companyの商標です。
・ UNIXは、X/Open Company Limitedが独占的にライセンスしている米国ならびに他の国に
   おける登録商標です。
・ OpenGLは、Silicon Graphics,Inc.の登録商標です。

【新製品の特徴】
1.高性能ワークステーションJ6000
(1) 最新鋭プロセッサを搭載し、高速処理を実現
 プロセッサには、1.5MB(命令用0.5MB、データ用1.0MB)のキャッシュメモリーを内蔵し、高速処理
を実現した、最新鋭64ビットプロセッサ「PA-8600」を採用しました。これによりハイエンドモデル
「J6000」は、現行モデル「J5000」に比べ約1.2倍の高性能化を実現しました。

(2) 大規模業務にも対応可能
オペレーティングシステム(OS)としては、「HP-UX10.20」に加え、64ビットプロセッサに対応し、
大規模業務にも適した最新OS「HP-UX11.00」が利用できます。このOS機能を最大限に活かすために、
J6000でECC付き高速SDRAM採用のメモリーを、最大16GBまで搭載可能にしました。

(3) システムの拡張も可能な薄型システム装置
新モデルのシステム装置は、幅約13.5cmと薄型です。この筐体内に、PA-8600を2プロセッサ搭載し、
稼働中の増設交換も可能なホットプラグ機能付き内蔵ディスクを2台、CD-ROM装置を搭載できるなど、
適用業務の拡大、データ量の増大などに伴うシステム拡張も柔軟に行えます。

(4) 高性能グラフィックス機能
実績豊富なVISUALIZE-F×シリーズ・グラフィックスアクセラレータが利用できます。
「J6000」では、2次元処理用「VISUALIZE-FXe」に加え新開発のVISUALIZE-FX10 Proが利用でき
ます。これにより、バーチャルプロトタイピングやシミュレーションに威力を発揮します。

2.グラフィックアクセラレータ
 新開発のグラフィックスアクセラレータは、新しい描画用プロセッサを搭載し、大幅な性能向上
を図りました。また、従来オプションで提供していたテクスチャメモリーを標準で64Mバイトを
搭載しました。さらに1,920×1,200ドットの高解像度もサポートしています。


                                                                              以上




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