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平成12年6月19日
日立と日本IBMがCTI用音声認識の分野で協力
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  株式会社日立製作所(社長・庄山悦彦 以下 日立)と日本アイ・ビー・エム株式会社(社長・大歳
卓麻 以下 日本IBM)はこのたび、IBMの電話音声認識ソフト「ViaVoiceTM Telephony」を核とした、
Computer Telephony Integration(CTI)用音声認識の分野で協力することで合意しました。
 今回の合意により日立と日本IBMは、電話から入力した音声の自動認識を実現する「ViaVoiceTM 
Telephony」の販売契約を結び、日立の関連会社である株式会社日立インフォメーションテクノロジ
ーが、同社のCTIサーバ「CTNET-Server」に「ViaVoiceTM Telephony」による音声認識技術を組み
込んだシステムを、本年10月までに発売します。また、日立と日本IBMの両社は、「ViaVoiceTM 
Telephony」の各種電話機への対応に向けた機能強化や、新しいCTI関連技術である「VoiceXML(注)」
の技術拡張と普及、および音声認識技術の応用マーケット拡大等において、幅広く協力することで合
意しました。
(注)インターネットへの電話音声アクセスを可能にするウエブ・コンテンツ記述言語。
IBM、AT&T、MOTOROLA、Lucent Technologiesが中心となり標準化を推進している。

 日立では、これまで企業のコールセンター構築等のCTI分野に向けた、Windows NT(R)ベースのCTI
サーバとして「CTNET-Server」を提供してきましたが、音声認識を利用することによるコールセン
ターの効率化・省力化、音声情報サービス分野での操作性向上等、お客様のニーズに迅速に対応する
ため、実績のあるViaVoice技術の採用を決定しました。

 日本IBMでは、今回の提携により音声認識を活用したコンピューター利用の拡大を図っており、
ViaVoice Telephonyの稼動プラットフォームを拡大し、Windows NT版を本日より出荷開始しました。
ViaVoice Telephonyは、固定電話、携帯電話などから、サーバー・コンピューターに直接電話し、
パソコンなどの端末なしに、音声によりデータの入出力ができ、従来のAIX版に加えて、PCサーバー
でも音声対応のシステムを構築可能となります。

 ViaVoice Telephony Windows NT版の稼動OSはWindows NT(R) 4.0 SP4です。(注)Pentium(R) 
II プロセッサ300MHz以上で稼動します。メモリーは256MB以上必要です。税別価格は600,000円
(4回線毎)で、本日より即時出荷されます。
 CTNET-Serverは株式会社日立インフォメーションテクノロジーの登録商標。
 IBM,AIX,ViaVoiceはIBM Corporationの商標。
 Windows NTは、Microsoft Corporationの登録商標。その他の社名、製品名は、それぞれ各社の
商標または登録商標。

  




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