日立製作所  家電グループ（グループ長＆ＣＥＯ：宇根山 祥久）は、「高温予熱」機能と「ＢＴ
パワー制御」により、ご飯のおいしさの基本となるお米の吸水と炊き上げの火力を向上し、さらに、
「玄米」や「無洗米」など話題のメニューを提案した新ＩＨジャー炊飯器「メチャはや、メチャうま
の　一気大火力炊き」シリーズを７月１日から順次発売します。本製品は、炊飯時の予熱(吸水)工程
の温度を高温にしてお米の芯までしっかり吸水させる「高温予熱」と炊き上げ時にベストなタイミン
グで集中加熱して一気の大火力でしっかりと沸騰させる「ＢＴパワー制御」を新たに設け、お米の芯
までふっくらと炊き上げるようにしました。
　また、昨年来好評の「かんたん雑炊」機能をダイレクトキー化し、より使いやすくしたほか、健康
メニューを発展させ、栄養ある玄米炊飯に対応した「玄米がゆ」「玄米」「分づき米」の玄米づくし
メニューや、流行の兆しのある、研がずに炊ける「無洗米」メニューを新たに搭載し、おいしい白米
はもちろん多彩な炊飯を可能としました。
（＊）ベストタイミングパワー制御

  平成１２年度のジャー炊飯器の需要は６１６万台(前年比１０１％)が見込まれています(日立推定)。
平成８年以降は下落傾向にありましたが、需要拡大時の買い替えにより、安定化が推測されます。
また、ＩＨ加熱のジャー炊飯器の構成比率は昨年度５０％を越え、今後も増加することが予想されます。
  近年のトレンドとしては、基本のおいしさ追求のために釜や加熱制御に工夫を凝らすほか、健康志向
の時流に合わせたソフト提案、使いやすさの訴求がされています。
  今回発売のシリーズでは、ムラなくふっくら炊くために必要なお米への吸水が、芯までしっかり出
来るようにした「高温予熱」機能を全機種に搭載しました。さらにＷＤシリーズではベストなタイミ
ングでパワーを集中させ従来より約２割アップした業界トップクラスの大火力（ＷＤ１０で１２６０Ｗ）
で加熱させる「ＢＴパワー制御」を採用し、底面と側面からの「ツインＩＨ」加熱や、加熱の立ち上がり
の早い日立独自の高発熱・高伝熱の「新鐡丸羽釜」とあわせて、お米をしっかり、ふっくらと炊き上げ
ます。
  ソフト面では、昨年より好評の日立独自の「かんたん雑炊」機能をダイレクトキー化し、多種多様に
なったレトルトパック等を利用した残りご飯の活用をより簡単にしました。
  また「健康・栄養メニュー」には、昨今注目を浴びている栄養豊富な玄米に着目し、「高温予熱」等
の効果により、事前に浸さなくても「玄米」「玄米がゆ」が炊けるほか、「分づき米」にも対応した玄
米づくしメニューを追加し、従来より好評のリゾットや麦ごはん等と合わせて７種類のメニューが、番
号を選ぶだけで簡単に炊飯できます。
  また、新提案としてＷＤシリーズには、『忙しい方の手間が省ける』『水の節約や研ぎ汁を出さない
ので環境にやさしい』ということで流行の兆しが見える、研がずに炊けるお米「無洗米」にいち早く対
応。面倒な水加減にも内釜に専用の水位線を設けたほか、高温予熱、新鐡丸羽釜、ＢＴパワー制御、蒸
気や噴き上がりを敏感にとらえる「ふっくらセンサー」の組合わせで、精白米と同等にふっくらとおい
しいごはんに炊き上げます。
　他にも、保温時のおいしさ、省エネの「おさえめ保温」、お手入れしやすい「着脱ふた加熱板」、
「バックカラー大型液晶」、「炊飯残時間表示」、音階選択の出来る「メロディ報知」など、機能満載
です。

                                                                       以上

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