第3節 藤原選手が被災地の中高生をリーグ戦に招待
3月11(金)の東日本大震災を受けて、今年の日本リーグは「復興支援大会」として開催されています。
5月21日(土)〜22日(日)に行われた、日本リーグ1部第3節 岩手大会は、今シーズン唯一の東北地方での開催となりました。岩手県は震災により大きな被害を受け、現在復興に全力で取り組んでいます。岩手県出身の藤原選手(日立ソフトウェア)、藤野選手(トヨタ自動車)は、生まれ故郷に対し、ソフトボールを通じて力になれることはないかとの思いから、教育委員会を通じて、被災された中学校・高校のソフトボール部に声をかけ、本大会に招待しました。
2日間で約70名の子供たちが見に来てくれ、さらに横断幕や寄せ書きなど温かいメッセージも頂きました。子供たちは憧れの選手やトップレベルのプレーを間近で見ることができて、本当に嬉しそうに、楽しそうに一生懸命応援してくれました。試合では藤原選手も藤野選手も大活躍で両チームとも2連勝! 試合後には、選手と子供たちが笑顔で触れ合う場面もあり、とても貴重なひとときを過ごすことができました。
子供達からの温かい応援メッセージ@
子供達からの温かい応援メッセージA
横断幕も作って頂きました
応援団と一緒に熱い声援を送ってくれました
岩手大会では、被災された沿岸部の中高生が、片道3時間もかけて球場に足を運んでくれ、たくさん応援してくれました。グランド中に響き渡るみんなの声が私たちにパワーを与えてくれて、土日の試合、勝つことができました! 岩手の人たちの熱い熱い応援に私自身とても感動し、感謝の気持ちでいっぱいです。試合後に子どもたちの笑顔を見て、ソフトボールを続けてきて、本当に良かったと感じました。改めて、私の原点はやっぱり岩手県であり、岩手県は最高だと感じました!
これからも、岩手魂、東北魂を持って、リーグ戦頑張って行きます!
試合開始前、藤原選手に花束が贈呈されました
試合終了後、サインをもらって子供たちも大喜び
ソフトウェアの選手だけでなく、グランドや応援席にいたみんなが、来てくれた子供たちから
たくさんの勇気をもらいました。私たちも今できることに全力を注ぎ、力を合わせて頑張って行こうと思います。
東北の皆さん、本当にありがとうございました。