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第80回国民スポーツ大会 関東ブロック大会
決勝戦で敗退、「青の煌めき あおもり国スポ」への出場権を逃す

 第80回国民スポーツ大会関東ブロック大会が、8月15日(土)〜16日(日)にかけて千葉県成田市/中台球場・大谷津野球場で開催された。今大会は「神奈川県」として日立サンディーバと花王コスメ小田原との混成チームで挑み、1回戦の対茨城県戦は、4回に杉本の2ランで先制すると、5回には加減・笠原の連続2ベースで1点を奪い、6回は保谷のタイムリーなどで4点を奪い、投げては先発小澤と後藤の無失点リレーで6回コールド勝ちを収めた。準決勝の対埼玉県戦は、初回に森山のタイムリーで先制するもすぐさま2点を返されるが、2回には加減の3ランで逆転し、更に5回に堀口のタイムリーで突き放すと、6回途中で悪天候により2時間近く試合が中断する状況となったが、2回からリリーフした坂本が集中力を切らさず相手を封じ込め5-2で勝利。3年振りとなる代表決定戦は群馬県と対戦し、2回に先発長谷川、4回にリリーフ後藤がそれぞれ被弾しリードを許す展開となったが、5回に杉本のソロホームランを皮切りに杉浦のエンドラン、保谷のタイムリーで3点を返し、6回にはパスボールで同点に追いつく。しかし6回に一挙4点を失い、最終回に保谷がソロホームランを放つも追い付かず5-8で敗戦となり、「青の煌めき あおもり国スポ」への出場権は獲得出来ず終わることとなった。

 悪天候の中、多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

[試合結果]国体関東ブロック大会

1回戦 対 茨城県(8月15日)

杉本、先制2ラン!笠原、保谷のタイムリーなどで計7点を挙げ、小澤ー後藤の完封リレーで勝利!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6
茨城県 0 0 0 0 0 0 0
神奈川県 0 0 0 2 1 4x 7
  • 【バッテリー】☆小澤(5回)、後藤(1回)−小島
  • 【本塁打】杉本(4回:2ラン)
  • 【二塁打】小島(4回)、加減(5回)、笠原(5回)、保谷(6回)

試合レポート

国スポ関東ブロック大会の初戦、大学生を中心とした茨城県に神奈川県は花王コスメ小田原より1名補強した混成チームで挑むことに。雨天により2時間遅れのスタートとなったこの試合、時折降り出す雨の中で両チームとも3回まで無得点。ようやく4回裏に神奈川県が杉本の2ランで先制すると、5回には加減、笠原の連続2ベースで1点を奪うことに成功。

この試合、公式戦初先発となったルーキー小澤は相手打線を2安打に抑え込むと、6回表には後藤がリリーフで登場しピシャリと三者凡退に切って取るピッチングを披露。

6回裏には、花王コスメ小田原からメンバ入りした松田選手が代打で出場し見事なライト前ヒットで出塁すると、負けじとばかり小島もセンター前ヒットで続き、堀口の送りバントは相手悪送球となり無死満塁の絶好機が訪れる。すると続く杉浦が死球をもらい松田選手が生還すると、保谷が右中間へタイムリー2ベースを放ち小島、堀口が相次いでホームイン。打った保谷が二、三塁間で挟まれた間に三塁にいた杉浦も生還し、ここで7点差がついてコールドが成立。若手投手陣の完封リレーによりこの試合勝利を収め、準決勝戦に進出することとなった。

[撮影]安富 隆之
杉本、貫禄の先制2ラン!

[撮影]安富 隆之
笠原のタイムリー2ベースで追加点!

[撮影]安富 隆之
花王コスメ小田原松田選手、見事なヒットを放つ!

[撮影]安富 隆之
保谷、2点タイムリー2ベースで試合を決める!

[撮影]安富 隆之
ルーキー小澤、公式戦初先発初勝利!

[撮影]大木 浩
後藤、完璧なリリーフを魅せる!

オーダー表

オーダー表

準決勝戦 対 埼玉県(8月16日)

加減、逆転3ラン!ロングリリーフ坂本の見事な投球で勝利し代表決定戦へ!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
神奈川県 1 3 0 0 1 0 0 5
埼玉県 2 0 0 0 0 0 0 2
  • 【バッテリー】長谷川(1回)、☆坂本(6回)−小島
  • 【本塁打】加減(2回)
  • 【盗塁】森山(1回)

準決勝戦は、戸田中央を中心に大学生などが加わった埼玉県との対戦。試合開始と同時に降り出した雨の中、神奈川県は初回、笠原のセンター前ヒットと杉本の死球、ワイルドピッチで一死二、三塁のチャンスに森山のピッチャー強襲ヒットで笠原が生還し、先制点を奪うことに成功。

1点を貰った神奈川県の先発長谷川だが、初回の先頭打者にヒットを放たれると、ファンブルしている間に進塁され無死二塁のピンチを招くと、一死から四球を与え一死一、三塁の場面で相手四番打者にタイムリーを放たれ同点に追いつかれてしまい、ここから更に四球を与え一死満塁の場面、またもタイムリーを許しあっさり逆転されてしまう。

しかし2回表、先頭の保谷がライト前ヒットで出塁し、北原の送りバントがフィルダースチョイスとなり無死一、二塁の場面、加減が打った瞬間にそれと分かる強烈な3ランホームランを放ち、逆転に成功。

神奈川県は、2回から坂本がリリーフで登場。雨で滑るのか四球を3つ与え二死満塁のピンチを招くも、後続はしっかり打ち取り得点は与えず。その後、3回、4回とも両チーム三者凡退で、2点リードのまま4-2で中盤戦へ突入。

5回表、神奈川県の攻撃は先頭の笠原がセンター前ヒットで出塁すると、相手の捕球ミスに乗じて進塁。二死から小島が四球を選び二死一、三塁の場面で、堀口がセンター前タイムリーを放ち貴重な追加点を奪う。その裏、好守備にも助けられ坂本が相手打線を三者凡退に封じると、6回表の途中で雨が強まり2時間近く試合が中断することに。

ようやく試合再開となったが、両チームともに決定打は出ず、7回表には坂本が先頭打者に四球を与えるも、次打者を三振に切って取り、最後の打者はショートゴロでダブルプレーを奪い試合終了。坂本は1本もヒットを許さず6奪三振の好リリーフを魅せ、神奈川県は3年振りに決勝戦に駒を進めることになった。

[撮影]安富 隆之
森山のピッチャー強襲ヒットで先制!

[撮影]安富 隆之
加減、超強烈な3ランを放つ!!!

[撮影]安富 隆之
堀口、貴重な追加点!

[撮影]安富 隆之
リリーフ坂本、相手打線を完璧に封じ込める!

オーダー表

オーダー表

決勝戦 対 群馬県(8月16日)

試合終盤に4点差を追いつくも、再度突き放され敗戦。今年も「青の煌めき あおもり国スポ」への出場叶わず。

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
神奈川県 0 0 0 0 3 1 1 5
群馬県 0 1 0 3 0 4 x 8
  • 【バッテリー】長谷川(3回)、後藤(1回1/3)、★坂本(1回2/3)−小島
  • 【本塁打】杉本(5回)、保谷(7回)
  • 【二塁打】堀口(2回)、加減(6回)
  • 【盗塁】杉本(6回)

3年振りの代表決定戦進出となった決勝戦、太陽誘電とビックカメラ高崎、城西大学で構成される群馬県との対戦となった神奈川県は、初回表の攻撃で先頭の加減がセンター前ヒットで出塁すると、続く笠原が四球を選び無死一、二塁の絶好のチャンスに後続続かず無得点に終わる。

この試合先発となった長谷川は、いきなり二者連続ヒットで同じく無死一、二塁の状況を招くが、こちらも後続を切って取り無得点に抑える。

2回表にも、先頭の堀口がライトへの2ベースヒットで出塁し、送りバントで一死三塁のチャンスが生じるが、サインミスなのか飛び出した三塁ランナーが刺され得点チャンスが潰えてしまう。するとその裏、長谷川が7番打者にソロホームランを浴び先制点を奪われる。

すぐさま取り返したい神奈川県打線は、3回表に一死から笠原がセンター前ヒットで出塁すると、二死から森山、小島が連続四球で二死満塁のチャンスに堀口が打ち取られてしまう。4回表も、二死から北原が技有りヒットで出塁すると、続く加減のセンター前ヒットで北原は三塁到達、加減も隙を見て進塁し二死二、三塁の場面、ここでも笠原が打ち取られてしまい、チャンスはあれど得点には結びつかないもどかしい展開に。

4回裏からは後藤がリリーフで登場するが、先頭打者にレフト前ヒットを放たれると、一死から2ベースヒットを許し一死二、三塁の場面、先制打を放った7番打者にまたしても3ランを浴び4点ビハインドの苦しい状況に陥ってしまう。

しかし5回表、神奈川県は先頭の杉本が反撃の狼煙となるソロホームランを放つと、森山のセンター前ヒット、小島の死球で無死一、二塁のチャンスが生じる。2塁ランナー森山に代走船越を送り出し、堀口の送りバントで一死二、三塁とすると、ここで杉浦が追い込まれながらもしっかりエンドランを決め3塁ランナー船越がホームイン!更に、続く保谷がセンター前タイムリーを放ち、テンポラリーランナーで塁上にいた杉浦も生還し、いよいよ1点差まで詰め寄ることに成功。

5回裏、後藤が先頭打者をファールフライに打ち取ると坂本がリリーフとして登場。坂本は難なく二者を打ち取ると、この良い流れに乗ったか6回表の先頭加減が左中間へ2ベースヒットを放ち、笠原の送りバントで進塁すると、なんとここでパスボールで3塁ランナー加減が生還し同点に追いつく。更に杉本の四球、小島のセンター前ヒットで二死一、三塁と絶好の逆転機が訪れるも、後続倒れ同点止まり。

最終回での逆転に望みを繋ぎたい坂本は、6回裏の群馬県の攻撃に対し二者を簡単に退けるも、前の試合の疲れが影響したか6番打者にソロホームランを許してしまう。更に連続四球で二死一、二塁のピンチに、センター前ヒットを後逸する間に二者が生還、続く打者にもライト前タイムリーを放たれ、ここに来てまた4点差を付けられる苦しい展開に。

最終回、神奈川県打線は一死から保谷が意地のソロホームランを放つが、反撃ここまで。5-8で敗戦し、今年も本大会への切符を逃す結果となってしまった。今大会は雨天の影響もあってかミスも多く残念な結果となったが、夏の間に力を付けた若手選手たちの頼もしい活躍も見られた。9月から始まるJDリーグ後期日程、そして全日本総合に向けて更にプレーを磨き上げてくれることを期待する。また、花王コスメ小田原の松田選手には、出場機会はあまり無かったもののチームのサポートに徹していただいたことに深く感謝の意を表したい。

[撮影]安富 隆之
杉本、2日連続弾で反撃の狼煙を上げる!

[撮影]安富 隆之
杉浦、さすがの技有りエンドラン!

[撮影]安富 隆之
保谷、最終回に意地の一発を魅せる!

オーダー表

オーダー表

記録&記事:中山 友紀子,古園 敏幸