Japan Diamond Softball LEAGUE：第8節(東地区)

ニトリJD.LEAGUE 2025　第8節(東地区)
地元大会連勝！通算成績10勝5敗1分、東地区単独4位変わらず

　6月7日〜8日にかけて、神奈川県秦野市/中栄信金スタジアム秦野でJDリーグ第8節が行われた。初日の大垣ミナモ戦は、2回に杉本の第4号スリーランで先制し、6回には堀口のタイムリー、7回には打者一巡の猛攻で7点を追加し、計11得点。投げては坂本-ゴーボーン-奥野の完封リレーで11-0で快勝した。2日目の太陽誘電戦は、初回に藤森の第3号先頭打者ホームランと堀口、杉本のタイムリー等で4点を先制、6回には藤森がこの日2本目となる第4号ソロで追加点を挙げるなど計6得点。投げては長谷川-田内-坂本のリレーで相手打線を2失点に抑え、6-2で勝利した。チームは地元大会を連勝して通算成績を10勝5敗1分とし、東地区単独4位の状況は変わらずも上位チームとのゲーム差を縮めた。
　前期日程最後となる第9節は、6月14日〜6月15日、栃木県那須塩原市/石川スポーツグラウンドくろいそ球場で行われる。

　多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

チーム戦績(第8節終了時点)

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対　大垣ミナモ戦(6月7日　通算成績：9勝5敗1分)

杉本、第4号先制スリーラン！9安打11得点の猛攻！坂本-ゴーボーン-奥野の完封リレーで快勝！！

試合結果

チーム名	1	2	3	4	5	6	7	8	計
日立	0	3	0	0	0	1	7	11
大垣ミナモ	0	0	0	0	0	0	0	0

• 【バッテリー】☆坂本(4回：6勝3敗)，ゴーボーン(2回)，奥野(1回)−ムリポラ，小島，女鹿田
• 【本塁打】杉本(2回：4号3ラン)
• 【二塁打】笠原(2回)，平田(7回)
• 【盗塁】藤森(3回)，杉本(4回)，北原(6回)，杉本(7回)

試合レポート

第8節、初日の対戦相手は今季未だ勝ち星のない大垣ミナモ。地元大会の大声援を背に、確実に勝利し上位を追随したい日立は、初回に先頭の藤森が四球で出塁し、一死から何とか得点圏に進もうと盗塁を試みるが、ここは離塁アウトを取られ無得点。しかし2回表、またも先頭の山内が四球を選び、続く笠原が左中間へツーベースヒットを放ち無死二、三塁の絶好の先制チャンスに、杉本が放ったレフトへの大きな当たりはフェンスオーバーの第4号3ランホームランに！前節のトヨタ戦でも2安打を放った杉本の一発で、序盤から3点のリードの展開に。

日立先発のエース坂本は初回裏、立ち上がりを攻められ2本のヒットと牽制悪送球で一死二、三塁のピンチを背負うと、次の打者に四球を与え一死満塁とピンチを拡げてしまうが、落ち着いた投球で後続を内野ゴロと見逃し三振に抑え込み無失点で切り抜ける。3点リードをもらった後も、2回、3回とヒットのランナーは出すも終始落ち着いた投球でピンチを凌ぎ、4回はテンポ良く打たせて取る見事な投球で相手打線を三者凡退に抑え、無失点投球を続ける。

5回裏からは、日立のバッテリーはゴーボーン−小島に交代。ゴーボーンは先頭打者を簡単に空振り三振に仕留めるも、連続四球で一死一、二塁のピンチを招いてしまうが、緩急を使った見事な投球で後続を連続三振に封じ込め、無失点で切り抜ける。

追加点の欲しい日立の攻撃は、3回、4回とスコアリングポジションまでランナーを進めるもあと一本が出ず追加点を奪えない。しかし6回表、二死から笠原が四球を選ぶと代走に起用した北原がすかさず盗塁を決め、追加点のチャンスメイク。続く杉本も四球を選び二死一、二塁とチャンスを拡げると、ここで堀口が鮮やかなセンター返しのタイムリーヒットを放ち、北原がホームイン！送球の間にランナーはそれぞれ二、三塁に進塁し、杉浦が死球で出塁し二死満塁のチャンスに、続く唐牛の放った打球は風に戻されたか惜しくもレフトフライに倒れるも、この回貴重な追加点を挙げ4-0とリードを拡げる。

更に7回表、一死から小島が四球を選び出塁すると、平田が三塁線を破るタイムリーツーベースを放ち小島を迎え入れ5点目を挙げる。平田は相手バッテリーエラーで三塁に進むと、山内の四球で一死一、三塁とチャンスが拡がったところで、笠原にセンター前タイムリーが飛び出し平田が生還。なおも続く一死一、三塁のチャンスに、好調の杉本の打席でなんとベンチはルーキー渡部を代打に起用。その渡部は地元大観衆の中で期待に応え、リーグ戦初ヒットをライト前に運び山内が7点目のホームイン！リエントリした杉本が盗塁を成功させ、続く堀口が四球を選び一死満塁とすると、杉浦が打ち取られ二死となった場面で、前の打席は満塁のチャンスに凡退している唐牛が今度はしっかりと結果を残すレフト線を破る走者一掃のタイムリーツーベースを放ち、一挙3点を追加する。さらに小島のレフト前タイムリーが飛び出し唐牛が生還！この回打者一巡の猛攻で一挙7点を挙げ、11-0と大量リードを奪う。

5回裏からリリーフしたゴーボーンは、6回裏も緩急を使った投球で相手打線を翻弄し三者三振に封じ込める圧巻の投球を魅せ、最終回のバッテリーは奥野-女鹿田に交代。その奥野は一死後、味方エラーとヒットで一、二塁のピンチを招くも、テンポ良い投球で最後のバッターを内野ゴロに打ち取りゲームセット。9安打11得点完封での快勝で先発の坂本は6勝目を挙げ、チームは通算成績を9勝5敗1分とした。

オーダー表＆個人成績

対　太陽誘電戦(6月8日　通算成績：10勝5敗1分)

藤森、先頭打者弾含む豪快な2発！長谷川、4回2安打の好投で3勝目を挙げる！！

試合結果

チーム名	1	2	3	4	5	6	7	計
日立	4	0	0	0	0	1	1	6
太陽誘電	0	0	0	0	2	0	0	2

• 【バッテリー】☆長谷川(4回：3勝1敗)，田内(1回)，坂本(2回)−女鹿田，ムリポラ
• 【本塁打】藤森(1回：3号，6回：4号)
• 【二塁打】杉本(4回)，藤森(5回)
• 【盗塁】平田(1回)，堀口(1回)，北原(5回)，保谷(6回)，小島(7回)

試合レポート

第6節、二日目の対戦相手は東地区7位の太陽誘電。地元大会連勝を飾り、上位に喰らいついて置きたい初回表の日立の攻撃は、先頭打者の藤森が放った弾丸ライナーがそのままライトスタンドへ一直線！チームを勢いづける第3号先頭打者ホームランで幸先よく先制すると、続く平田もライト前ヒットで出塁し盗塁を決め、無死二塁の追加点のチャンスにこの試合クリーンアップに座った堀口がセンター前にタイムリーを放ち平田がホームイン！一死後に堀口が盗塁を成功させると、二死二塁から杉本のレフト前タイムリーで堀口が生還し3点目を挙げる。送球の間に杉本は二塁へ進塁し、女鹿田のピッチャー強襲ヒットで二死一、三塁とチャンスを拡げると、杉浦の死球で二死満塁の場面、昨日は走者一掃のタイムリーツーベースを放っている唐牛が打席に入る。3打席連続で満塁での打席となった唐牛は、ここではしぶとく四球を選び押し出しで杉本がホームイン。初回から打者一巡の猛攻で、4点の先制に成功する。

日立の先発長谷川は、初回裏は四球とヒットで二死一、二塁のピンチを招くが、テンポ良い投球で次打者を内野ゴロに仕留め無失点で切り抜ける先ず先ずの立ち上がり。その後も、2回裏は三者三振に仕留め、3回裏は先頭打者に死球を与え出塁を許すも、バッテリーを組む女鹿田が盗塁を阻止。4回裏も二死からヒットのランナーを出すも、杉本の好守にも助けられ後続を断ち、与えられたイニングをきっちり無失点に抑える投球を披露する。

初回にいきなり4点を挙げた日立打線だが、その後は2回表に堀口がライト前ヒット、3回表には杉本が右中間へのツーベースヒットを放つが、なかなか打線が繋がらない。4回表にも、初回に先頭打者ホームランを放っている藤森が今度は右中間へのエンタイトルツーベースで出塁し、続く平田が送りバントを決めて一死三塁と追加点のチャンスを拡げるが、ここでもあと一本は出ず追加点を奪えない展開に。

何とか追加点を奪いたい日立打線は、5回表に四球を選んだ笠原の代走に北原を起用すると、すかさず盗塁を決め無死二塁と追加点のチャンスメイク。杉本が四球を選び女鹿田の送りバントで一死二、三塁とチャンスを拡げると、昨日の試合でリーグ戦初ヒット初タイムリーを放っている渡部を代打に送り込み流れを変えたいところだったが、渡部が捉えた打球は相手内野手の好守に阻まれ、続く唐牛も内野フライに打ち取られこの回も追加点とはならず。

すると5回裏、このイニングからリリーフ登場となった田内が、代わり端の先頭打者に右中間へのホームランを許し1点を献上すると、一死後に相手1番打者にもライトオーバーのホームランを放たれ2点目を献上してしまう。4-2と2点差に縮められ、試合は終盤戦へ。

2点差に追い上げられ嫌な流れを断ち切りたい6回表の日立の攻撃は、先頭打者の藤森が放ったライトポール際の大きなあたりがこの日2本目となるホームランに！この流れに、二死から四球を選んだ山内の代走に起用した保谷が二盗を成功させ、更に相手送球ミスの間に三塁まで進塁するが、ここは後続断たれ追加点とはならず。7回表には、先頭打者の杉本の四球とムリポラの死球で無死一、二塁の追加点のチャンスをもらうと、二死後に藤森と代打の小島が連続して四球を選び、なんと杉本が押し出しでホームイン。打線は思うように繋がらずも、試合終盤に追加点を挙げることに成功する。

6回裏から交代した坂本-ムリポラのバッテリーは、一死から四球のランナーを出すも緩急を使ったテンポ良い投球で後続を打ち取ると、最終回も落ち着いた投球で相手打線を簡単に三者凡退に仕留めゲームセット。先発の長谷川は3勝目を挙げ、チームは地元大会を連勝、前節からの4連勝で通算成績を10勝5敗1分とした。チームは東地区単独4位と順位は変わらないものの、着実に上位チームとのゲーム差を縮めている。地元大応援団の後押しもあり、前節からの4連勝でチームの雰囲気も良く勢いも出て来ているが、修正が必要なプレーもいくつか見受けられた。次節に控えるのは東地区との上位対決、前期日程を好位置で折り返すために何としてでも勝利が必要となるこの試合に、改めてチーム一丸となって挑んで貰いたい。

オーダー表＆個人成績

記録＆記事：安富 隆之，中山 友紀子，徳田 政昭

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