ニトリJD.LEAGUE 2025 試合結果
ニトリJD.LEAGUE 2025 第4節(東地区)
地元大会連勝!通算成績5勝3敗で東地区単独4位!!
5月10日〜11日にかけて、JDリーグ第4節が地元の神奈川県川崎市/等々力球場にて行われた。地元大会初日の大垣ミナモ戦では、3回に藤森の第1号ホームランで先制すると、4回には森山のタイムリー、小島の第2号3ラン、藤森のタイムリーで追加点を挙げ、5回には加減が代打2点タイムリーツーベースを放ち計8得点。投げては長谷川−田内のリレーで相手打線を2点に抑え8-2で快勝した。2日目の太陽誘電戦は、3回に唐牛の第2号ソロホームランで先制すると、6回には唐牛のツーベースヒットから相手バッテリーエラーで追加点を奪い2得点。投げては坂本−奥野−坂本のリレーで最終回に1点差まで迫られるも、何とか逃げ切り2-1で勝利した。チームは地元大会で連勝し前節からの3連勝で対戦成績を5勝3敗とするも、依然として東地区単独4位と苦しい状況が続いている。
続く第5節は、5月17日〜18日、栃木県宇都宮市/宇都宮清原球場で行われる。
地元大会で多くの皆様の連日のご声援、ありがとうございました。
藤森、第1号先制弾!小島第2号3ラン!加減、代打2点タイムリーツーベース!長谷川−田内リレーで快勝!!
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
大垣ミナモ | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 2 |
日立 | 0 | 0 | 1 | 5 | 2 | 0 | x | 8 |
地元大会となる第4節の初戦の相手は、今季未だ勝ち星の無い大垣ミナモ。地元応援団の大声援に応えるべく、大勝し勢いを付けたい日立の先発は、前節で初勝利を挙げている長谷川。その長谷川は、テンポ良い投球で初回表は簡単に三者凡退に抑える見事な立ち上がり。しかし2回表には内野安打と盗塁で無死二塁とされると、一死からライト前ヒットを許し一死一、三塁とピンチを拡げてしまう。次打者を三振に抑えるも一塁ランナーが盗塁し二死ニ、三塁のピンチが続くが、ここはしっかりキャッチャーフライに打ち取り無失点で切り抜ける。
各選手職場が工夫を凝らした応援グッズで選手を盛り立てる中、初回裏の日立の攻撃は、3番杉本のホームラン性の大きな当たりを好捕されるなど三者凡退で無得点。2回裏も一死二塁、二死一、二塁と得点機はあれど、後続倒れ先制点には結びつかず。
3回裏には、ようやく先頭の藤森が左中間へ今季第1号を放り込み、先制点を挙げ1点リードとなったのも束の間、長谷川が4回表に相手4番打者に右中間へホームランを許し、すぐさま同点に追いつかれてしまう。
同点に追いつかれて少し嫌な流れになったかに見えたが、ホームゲームでの大声援を後押しに4回裏にようやく日立の攻撃陣が目覚める。まず先頭の山内が今季初安打で出塁すると、笠原が四球を選び無死一、二塁の勝ち越しのチャンスに、続く森山の今季初安打はレフト前タイムリーとなり山内が勝ち越しのホームイン!なおも無死一、二塁のチャンスに、小島が文句なしの第2号3ランをライトスタンドに放り込み5-1とリードを拡げる。続く平田の左中間へのツーベースヒットと杉浦の送りバントで一死三塁とチャンスを拡げると、藤森の内野安打で平田が生還。この回、打者一巡の猛攻で一挙5点を追加し、試合は6-1の大量リードで後半戦へ。
大量リードを貰った長谷川は5回表、先頭打者に左中間へのホームランを許し1点を失うも、後続をきっちり抑え最少失点で切り抜ける。その裏、日立の攻撃は笠原がセンター前ヒットで出塁すると、代走に北原を起用。一死後、小島の内野ゴロが相手エラーを誘い一死一、二塁の追加点のチャンスを貰うと、ここで今季初打席となる代打加減が期待に応え、初球を叩き左中間を破る走者一掃のタイムリーツーベースヒットを放つ活躍を魅せて更に相手を突き放す展開に。
日立のピッチャーは、6回から今季初登板となる田内に交代。田内は相手打線を簡単に三者凡退に抑え無失点。7回も二死からヒットのランナーを許すも、次打者を空振り三振に仕留める見事な投球でゲームセット。チームは8-2で勝利し、対戦成績を4勝3敗とし勝ち星先行となった。
藤森、今季第1号は先制弾!
森山、勝ち越しタイムリーを放つ!
小島、第2号3ランで突き放す!
加減、見事な代打2点タイムリーツーベース!
田内、今季初登板で好リリーフ!
色とりどりの応援グッズと地元大応援団の声援が勝利への後押しに!
唐牛、第2号弾含む2得点!坂本−奥野−坂本リレーで地元大会連勝!!
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
太陽誘電 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
日立 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | x | 2 |
第4節2日目は太陽誘電との対戦。連勝を伸ばし上位を窺いたいところ。日立の先発はここまで1勝2敗も、地元での奮起に期待がかかるエース坂本。その坂本は初回表からテンポ良い投球で相手打線を簡単に三者凡退に抑える上々の立ち上がりを魅せる。その後も4回までは1安打1四球と、ほぼ相手打線を寄せ付けぬピッチングを披露。
エース坂本の作った流れに乗り早々に先制点を取りたい日立は、初回裏に笠原と山内のヒットで二死一、二塁の先制のチャンスを作ると、続く杉本がレフトへホームラン性の大きな当たりを放つも、逆風に戻され柵越えならず無得点。2回裏は三者凡退に終わり迎えた3回裏、先頭打者の唐牛が弾丸ライナーで飛び込むライトオーバーの第2号ホームランを放ち、先制に成功。続く藤森は四球で出塁し、二死から盗塁を決めて追加点のチャンスを作ると、山内も四球を選び二死一、二塁の場面、前の打席でホームラン性の当たりを放っている杉本に期待がかかるが、ここは空振り三振に倒れ追加点とはならず、この回1点どまり。
安定した投球で無失点で抑えてきた先発の坂本は、5回表に一死から左中間の当たりを放たれ、保谷がダイビングキャッチを試みるも捕球できず後逸する間にバッターランナーを二塁へ進塁させてしまう。この一死二塁の一打同点のピンチに、坂本は貫禄の投球で後続打者を連続三振に打ち取り、無失点投球を続ける。
追加点が欲しい5回裏の日立の攻撃は、前の打席で先制ホームランを放っている唐牛が今度はライト前に運び、相手野手がファンブルする間に二塁へ到達。続く藤森がキッチリと送りバントを決めて無死三塁とすると、二死から相手バッテリーエラーの隙に唐牛が生還!唐牛の機動力で貴重な追加点を挙げる。試合は2-0と2点リードの展開となり後半戦へ。
リードを拡げてもらった坂本は6回表、ヒットと四球で一死一、二塁のピンチを招くも、ここでも落ち着いた投球で後続打者を打ち取り無失点で切り抜けると、7回表からバッテリーは奥野-女鹿田に交代。その奥野は先頭打者にヒットを許すと、一死後に次打者をセカンドゴロに仕留め併殺打でゲームセットと思いきや、セカンドベースを踏んでいないと判定され一、二塁ともセーフに。すぐさま村山監督が確認に赴くも判定変わらず、一死一、二塁のピンチを背負う形となってしまう。そこから奥野は二死とするも、次打者にレフト前ヒットを許し、三塁ランナー生還で1点差に詰め寄られてしまう。送球の間にランナーは進塁し、なおも二死二、三塁の一打逆転のピンチに、この流れを変えるべく坂本ームリポラのバッテリーが再出場。坂本は代わり端に死球を与え二死満塁としてしまうも、最後はエースの貫録で空振り三振に仕留めゲームセット。坂本は6回1/3を6奪三振無失点投球で、今季2勝目を挙げた。チームは地元応援団の大声援の後押しもあり連勝し、対戦成績を5勝3敗とした。前節からの3連勝で東地区単独4位とするも、未だ苦しい星勘定が続いている。投手陣も打撃陣もまだまだ本来の日立サンディーバらしさが出しきれていないように感じられるが、改めてここからの戦いぶりに期待したい。
唐牛、2打数2安打第2号弾含む2得点!!
坂本、6奪三振無失点好投で2勝目を挙げる!
地元大会、多くのご声援ありがとうございました!!
記録&記事:安富 隆之,中山 友紀子,徳田 政昭,古園 敏幸