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Japan Diamond Softball LEAGUE:第10節(東地区)

ニトリJD.LEAGUE 2025 試合結果

ニトリJD.LEAGUE 2025 第10節(東地区)
後期日程は連敗スタート!通算成績11勝8敗1分、東地区単独4位は変わらず

 9月6日〜9月7日にかけて、栃木県宇都宮市/宇都宮清原球場にて第10節が行われた。初日のホンダ戦は、3回に女鹿田のタイムリーツーベースで2点を先制するも、5回までノーヒットピッチングの先発長谷川が6回に集中打を浴び3点を奪われ、2-3の逆転負けを喫した。2日目の戸田中央戦は、3回から先発坂本をリリーフしたゴーボーンが4回に先制を許すと、6回にも2点を追加され計3失点。打撃陣は相手投手に散発3安打に封じ込まれ0ー3の完封負けを喫した。この結果、後期日程は上位チーム相手に痛い連敗スタートとなり、通算成績は11勝8敗1分で東地区単独4位の状況は変わらずも、上位チームには水を空けられた状況となっている。ポストシーズン進出に向け負けられない試合が続くが、次節以降の奮起に期待したい。
 続く第11節は、9月13日〜9月14日、静岡県掛川市/いこいの広場野球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

チーム戦績(第10節終了時点)

[チーム戦績]第10節終了時点

対 ホンダ戦(9月6日 通算成績:11勝7敗1分)

女鹿田、先制の2点タイムリーツーベース!長谷川、7奪三振の快投も終盤に3失点し逆転負けを喫する!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 0 0 2 0 0 0 0 2
ホンダ/th> 0 0 0 0 0 3 x 3
  • 【バッテリー】★長谷川(5回1/3:4勝2敗),坂本(2/3)−女鹿田
  • 【二塁打】女鹿田(3回)
  • 【盗塁】唐牛(3回)

試合レポート

第9節、初日の対戦相手は前期日程で2敗している東地区3位のホンダ。何としても勝利し上位に喰らいついておきたい日立打線だが、初回は三者凡退に抑えられる。

しかし、この試合で先発を託された前半戦4勝1敗の長谷川も、初回から三者を空振り三振に仕留める見事な立ち上がり。2回裏は一死から死球のランナーを出すも、後続を二者連続三振に仕留め得点を与えない。

好投を魅せる長谷川を援護したい日立の攻撃は、2回表に先頭の山内がライト前ヒットで出塁するも後続が三者三振に抑え込まれてしまう。しかし迎えた3回表、一死から唐牛が死球で出塁するとすかさず盗塁を決め、続く藤森が四球を選び二死一、二塁とチャンスが拡がったところで、この夏に調子を上げこの試合で2番を任された女鹿田が、その期待に応え右中間を破るタイムリーツーベースを放ち唐牛、藤森が相次いでホームイン!幸先良く2点を先制する展開に。

2点を貰った先発の長谷川は、3回裏は二者三振含む三者凡退、4回裏は四球のランナーを出すもののしっかり相手クリンナップを切って取り、5回裏もきっちり三者凡退に抑え無失点投球を続けていく。長谷川が見事な投球で相手打線を抑えている間に追加点を奪いたい日立打線だったが、こちらも4回以降は三者凡退に抑えられてしまい、2-0と2点リードのまま終盤戦へ。

ここまでノーヒットピッチングの快投を魅せて来た先発の長谷川だが、6回裏に2本の内野安打で無死一、二塁のピンチを招くと、相手2番打者にライト前タイムリーを許し1点を返される。なおも無死一、三塁のピンチに、相手3番打者の外野フライは唐牛が何とか捕球するも三塁ランナーがタッチアップで生還し、同点に追い付かれてしまう。続く相手4番打者にライト前ヒットを放たれ一死一、三塁のピンチを招いたところで、ベンチは坂本をマウンドに送り出す。ここで相手がスクイズを仕掛けてきたが、三塁方向への打球は笠原がさばき本塁タッチアウトかと思いきや、女鹿田が走塁妨害の判定をとられてしまう。監督も確認に赴いたが判定は変わらず、勝ち越しのホームインを許してしまうことに。坂本はなおも続く一死一、三塁のピンチに、後続を二者連続三振に仕留め、追加点は与えず何とか最少得点差で切り抜ける。試合は2-3と1点ビハインドの展開となり最終回へ。

7回表、後の無くなった日立の攻撃はあえなく三者凡退でゲームセット。2安打9奪三振2得点に抑え込まれ2ー3で逆転負けを喫し、チームは通算成績を11勝7敗1分とした。

[撮影]大木 浩
女鹿田、2点タイムリーツーベースで先制!

[撮影]大木 浩
長谷川、5回まで7奪三振無安打の快投を見せるも…!!

オーダー表&個人成績

個人成績

対 戸田中央戦(9月7日 通算成績:11勝8敗1分)

散発3安打の完封負け!!後期日程は連敗スタートに・・・

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 0 0 0 0 0 0 0 0
戸田中央 0 0 0 1 0 2 x 3
  • 【バッテリー】坂本(2回),★ゴーボーン(4回:0勝1敗)−女鹿田,小島,ムリポラ

試合レポート

第10節2日目の対戦相手は、東地区第1位の戸田中央との対戦。前期日程では1勝1敗だが、前節は劇的なサヨナラ勝ちをしていることもあり、この試合もしっかり勝利してチームに勢いをつけておきたいところ。しかし日立打線は、初回、2回と三者凡退に抑えられてしまう。3回表には、二死から杉浦がライト前ヒットで出塁するも、後続立たれこのチャンスを拡げられず。

日立の先発は、昨日の試合でリリーフ登板をしている坂本がマウンドに。初回裏、一死から2本のヒットを許し一死一、二塁の先制のピンチを招くも、落ち着いた投球で後続を打ち取り無失点で切り抜ける。2回裏も三者凡退で無失点に抑えた坂本だが、3回裏に相手9番打者に左中間へのツーベースを許し、無死二塁と先制のピンチを招いてしまったところで、日立はバッテリーをゴーボーンー小島に交代。そのゴーボーンは相手上位打線を簡単に三人で退け、先制のピンチを切り抜ける好リリーフを魅せる。

しかし4回裏、ゴーボーンは四球とバッテリーエラーで二死二塁のピンチを招くと、次打者に左中間フェンス直撃のツーベースを許し二塁ランナーが先制のホームイン。続く二死二塁のピンチはしっかり空振り三振に抑え、先制は許すもここは最少失点で切り抜ける。試合は0-1と1点ビハインドとなり後半戦へ。

1点を追いかける展開となった日立の攻撃は、5回表に先頭の小島が死球で出塁すると、相手もバッテリーを交代させ、エース後藤投手が登場。続く笠原は代わり端に強烈なピッチャー返しを放ち、執念のヘッドスライディングで内野安打とすると、続く堀口がしっかりと送りバントを決め一死二、三塁と一打逆転のチャンスメイク。ここで、この日誕生日を迎えた森山を代打に起用するが内野フライに倒れ、続く藤森が放ったレフト前へのヒット性の打球は相手野手の好捕に阻まれ得点ならず。6回表には二死から山内が内野安打で出塁するも、後続断たれ無得点に終わり、1点ビハインドのまま終盤戦に突入。

1点は失ったものの我慢のピッチングを続けたゴーボーンだが、6回裏に2本のヒットで無死一、三塁とされると、一塁ランナーに盗塁を許し無死二、三塁とピンチが拡がったところで次打者に右中間へ強烈な打球を放たれてしまう。この打球は唐牛が見事なダイビングキャッチで捕球するも、返球間に合わずタッチアップで二者がホームインし、2点を追加される。試合は0-3とリードを拡げられ最終回へ。

7回表、後の無くなった日立の攻撃は快音なく三者凡退でゲームセット。今節では上位チームとの対戦に連敗を喫して通算成績を11勝8敗1分とし、東地区4位は変わらずも後期日程は連敗スタートで上位チームには大きく水を空けられる形となった。何とか上位を狙える位置に留まっているとは言え、ポストシーズン進出を目ざす他チームの追い上げも厳しい状況である。しかしながら、選手自ら目標に掲げ、また我々ファンの悲願でもある「リーグ制覇」に向け、まだまだチームもファンもやれることはあるはず。チームは今一度原点に立ち返り、日立らしくのびのびととしたプレーで勝利を掴み取り、次節からの巻き返しをお願いしたい。

[撮影]田中 晋輔
笠原、ピッチャー強襲ヒットでチャンスを拡げる!!

[撮影]田中 晋輔
堀口、送りバントを決め一打逆転をチャンスメイク!!

オーダー表&個人成績

個人成績

記録&記事:中山 友紀子,徳田 政昭,古園 敏幸